亀の散歩を見た。飼い主の側を離れない亀も居れば、無鉄砲にスタスタ行ってしまう亀も居て、おじさんは手を打って呼び戻している。どちらも可愛くてたまらないのだらう、などと車窓から眺めつつ、高速バスで成田から富士山駅へ帰った所までは順調だったが、いざ家へ帰ろうとすると、ニックの車のエンジンがかからぬ。何も付けっ放しになどしなかった、とニックは言うが、ウンともスンとも言わぬところを見るとバッテリーだらう。即車社長夫人に電話し、助けを呼ぶ。持つべきものは行きつけの板金屋さん。すぐにキャリートラックで駐車場まで迎えに来てくれ、車もチェロもスーツケースも我々もみな積んで車社長の工場へ戻り、熱いお茶をご馳走になり、一息入れてから家に送って貰い、私の軽で河口湖へかぼちゃんを迎えに行ったら、お父様が突然のご不幸だそうでご近所が集まっておられる。大変な時にお世話をかけてしまった。御愁傷様です。ほんの僅かな触れ合いだけど、私が大切なサングラスを前の溝に落としてしまった時に、そこの坊ちゃんと亡くなったお祖父様が力を合わせて拾い上げて下さった。こんな小さな思い出だけでも、十分故人を偲ぶ事が出来る。孫に頼まれて人助けをする、愛情細やかな親切なお人柄が偲ばれる。ご縁といふのはありがたい物だ。色々あって心がくたびれ、かぼちゃんと三人でベッドに入って即寝。
翌日は、八月定例かたつむり句会。お題はところてん。様々な心太のある場面が詠まれ満足。心太そのものの写生がもう少しあればなお良い。月の歳時記の発売が待たれる。
そして今朝は私の膝の定期検診。レントゲンを撮る順番を待ちながらこれを書いている。甲府までニックが運転して連れて来てくれた。今年の十月で結婚8周年を迎える。夫婦喧嘩も増えたが、まだまだお互い支え合ってゆける事に感謝。
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