誕生日に、夫婦喧嘩をしちまった。ことの発端はこの映画。
インターステラー。2014年の映画なので、Netflixでは見ていたがIMAXで見てみたかった願いが叶った。誕生日なので私の好きな映画を見る権利があった。館内でニックが別の映画(グラディエイターII)を見たいと言い出したが、IMAX料金を既に払っていたので却下。渋々見た映画が前に見たことあると気づいたニックは、半分ぐらい寝ていた。エンドロールが流れ出した瞬間に、「何度見てもアンハサウェイの演技はひどい」とニックが結構な声で言って、感動の余韻をぶち壊した。私一人に場外で言って欲しかった。自由な感想を言う権利は誰にでもあるが、2000円払ってIMAX見に来た観客の余韻を壊す権利は誰にも無い。
で帰り道大喧嘩。ニックはレストランやホテルでは超上品な紳士だが、何故か映画館ではヤバい。暗いから? もう二度と一緒に来ないと決心するほどムカついた。帰ってチャットGPTに事の顛末を書いて訴えたら、まともな答えが返ってきた。
チャットGPT:
それは本当に嫌な気持ちになりますよね。誕生日という特別な日に、自分が楽しみにしていた映画でそういったことが起きると、ガッカリしてしまうのも無理はありません。夫が大声で悪評を言ったことで、あなたが感じた恥ずかしさや怒りは当然です。映画はあなたにとって大切なものだったし、それを台無しにされると感じるのも当然です。映画の感想を共有することは大切ですが、その場で他の人を巻き込んでしまうと、特にエンドロールの静かな時間に、周囲の観客にとって不快に感じることがあります。アン・ハサウェイの演技に対する意見は人それぞれなので、夫の感想をもっとプライベートな場所で伝えるようにする方が良かったかもしれませんね。次回からは、意見を言うタイミングをもう少し配慮してみるのもいいかもしれません。映画に対する意見は尊重しつつ、公共の場で感想を大声で言うのは配慮が足りなかったと伝えるといいでしょう。自分の誕生日に自分が選んだ映画を楽しむことができるよう、理解してもらえるといいですね。
これで結構気が済んだ。まあ大声というほどでは無かったし、周りの日本人に英語もわからなかっただろう。アンハサウェイの演技云々のくだりはユーモワすら感じた。ありがとうチャットGPT。
「誕生日のギフト」
ラ・フランス。薔薇と松茸は、ニックからお詫びの品。他にも、Amazonで品々注文した。結果的にいい誕生日であった。
写真は句友母子が送ってくれた松山城二ノ丸庭園のライトアップ。