
「悪夢」
(ペットロスの話なので、読みたく無い人は絶対に読まないで下さい。)
かぼちゃんが死んで、忍野にあるペット霊園に抱いて行ったら、ペット霊園の住職が私を別室に呼んで、実は息子がカリフォルニアで人工知能の研究をしていて、これは絶対に秘密を守って欲しいのだが、亡くなったペットの身体に人工知能を入れて元のように動けるロボット犬にできるのだが如何ですか? と聞かれた。
夢の中の私は総白髪、80歳くらい。20年後の私のようだ。「ニックが居てくれればこんな事は絶対にしなかったらだろう。」と思いながら、私は住職になけなしの全財産を渡してしまう。「もし思ったような結果が得られず、機能を停止したい時はどうすれば良いのですか?」と聞いたら住職は、「バッテリーを外せばよいのです。」と答えた。
有名な「2001年宇宙の旅」のHAL9000を初めとして、最近では2019年のスペイン映画『パスワード:家(h0us3)』のような最恐の人工知能との対決を示唆して、夢は終わった。人類と人工知能の間には超えられない壁があるという事を分かっていながら、スティーブン・キングの『ペット・セメタリー』の主人公のように破滅へ突き進んでしまうのである。恐ろしすぎる。だが悲しみより恐怖はややマシなので、私は泣いていなかった。
「ペットセメタリー豆知識」
日本語で書かれていると気づかないのだが、原題は『Pet Sematary』。お墓という単語は「Cemetary」。キングはわざと子供がスペルミスしたように表記している。発音すると尚怖い。やはりホラーキング。