
冬の日を待つパレードを待ちながら
YK子先生のレッスン。私は初めてだったが、やわらかな腕と顔の使いかたに見とれる。太陽のよ...

暮れてゆく冬の芝生に運転手
現代詩手帖へ、今月も投稿できる。詩を書くと世界がクリアになる。世界は美と醜の混濁。俳句...

傘と傘ぶつかり歩く神無月
OBAMA氏訪日。USATODAYを読みながら、TVJAPANを聞く。 アムステルダムのカペシオにシューズ...

歓声の湧き起こりたる冬木かな
弓子さん、弦子さんとたくさん遊ぶ。ライフ、大貧民、ツイスター、33の質問。「トランプして...

子の部屋に寝て隙間風聴きにけり
暇もないのに、ゆっくりと日々が過ぎてゆく。太宰治賞とバレエ発表会に集中しつつ、単語とBR...

四辻に月の出てゐる亥の子かな
バレエ友よりベルリンのお土産話を聞く。臨場感があって、私も町を歩いて来た気分になる。 「...
朗善先生閑話
半年前に買ったブルージーンズが破けた。娘は忙しすぎて縫う暇がない。自力でなんとかしよう...

こどもらのバスに乗り込む小春かな
弦子、十二回目の誕生日。十二年前、すったもんだの末、出てきたと思ったら一秒で泣き止んで...

冬晴やハイドンそしてベートーベン
弓子、十四歳の誕生日。 陣痛が来て入院して二日目の夜には、病室の壁の柱時計が四つに見え...

金のこと話して寝たる冬の月
このブログのタイトルのマイ・サザン・ゲクというのは、戯作三昧という芥川の小説のアナグラ...