塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ニュージーランド代表大陸間プレイオフを制す

2009-11-17 01:13:28 | 日記
 もしこのブログを読んでいる方々の中に、ニュージーランドの方がいらっしゃいましたら、ワールドカップの出場心よりお祝い申し上げます。オーストラリアがアジア枠に移動したことを除いても、プレイオフに勝利したことは地力がついてきたことの証明と言えます。

 今年の夏行われたコンフェデレーションズカップにおいて、ニュージーランドはオセアニア王者として南アフリカの地を踏みましたが、世界規模で知られるビッグネームはだれ一人いません。
 召集リストを見ても、自国リーグのプレイする選手が殆どで、海外リーグでプレイする選手もいますがギリシャやフィンランド、そして隣国オーストラリアの選手が多く、やはりラグビーのような安定した力強さを手に入れるには、まだ時間が必要な様子です。

 でもニュージーランド代表の選手が日本でプレイしたこともあります。
 彼の名はウインストン・ルーファー。ブンデスリーガの老舗ブレーメンでプレイ経験もある彼が、日本にやってきたのは1995年でジェフが獲得したしました。
 ルーファーと2トップを組んだのは、当時売り出し注の城彰二。これだけをみても時代の流れを痛感しますね。

 僕が印象に残っているのは、「僕をキーウイーと呼んでくれ」と気さくに話していたことです。彼は自分がニュージーランドサッカーの親善大使であることを、誰よりも一番理解していたのですね。 恐らく彼は未来永劫ニュージーランドサッカー史に名を残すことでしょう。

 ニュージーランドはワールドカップ初出場ではありませんが、選手達は初出場の感覚で一杯でしょうね。日本が初出場を果たしたフランス大会は、事前の強化策がダイネスティカップや日韓戦など、手の内を知り尽くした相手との戦いに終始し、お世辞にも理に適った強化策とはいえませんでした。
 ニュージーランドも知名度や実力の低さが災いし、強豪相手のマッチメイクを組む事が難しいかもしれません。それでも本大会に臨む32チームにノーチャンスのチームは無いと思います。

 ニュージーランドも日本も、事前の準備が本大会の成績に直結することを、忘れてはいけません。
 
 
コメント
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