塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

再召集の選手達は代表を活性化に導く

2009-11-15 00:58:01 | 日記
南アフリカとの一戦は0対0の引き分けとの事。日本は前半得点のチャンスがあったようですが、後半はラインが間延びしてしまい、南アフリカにゴールを脅かされる場面もあったようです。
 
 代表の強化策には今回のような海外遠征の他に、国内での親善試合や新戦力の召集などが挙げられますが、かつての代表選手を再招集することも、立派な強化策に入ると思うのです。

 右サイドバックならグランパスエイトの田中、セントラルミッドフィルダーならレッズの鈴木、FWならばアルビレックスの矢野あたりどうでしょうか。コンディションが整えば、いつ招集対象になってもおかしくないと思います。

 まず初召集の選手と違って、代表合宿の風景を知っている事が強みになります。また代表経験があるということは、同じく召集された選手のクセと長所が読める点も、大きなアドバンテージになると思います。
 昔のように好調なチームから選手を幾人も招聘し、代表チームを構成する習慣がなくなりつつある今、互いの動きを逐一観察する時間が大きく省かれることも、代表監督にとってメリットがあるように思います。
 
 古い話で恐縮ですが1992年にオフトが代表監督に指名されたとき、左サイドに都並を起用すると大きな驚きを与えましたね。何故なら都並が代表召集されるのは、実に5年ぶりのことだったからです。
 しかし彼はオフトの期待に見事応え、アジアカップの優勝とワールドカップ予選において大活躍を見せました。

 負傷の為最終予選に出場できなくとも、オフトが都並を召集したのは、彼を「張子の虎」として敵を欺きたかったことと、何より彼の明るさと情熱を買っていた為です。
 5年のブランクがあっても代表にかけがえのない存在にのぼりつめることはできるのです。

 ワールドカップ本戦に召集されるように、国内海外問わず日本の選手達には、岡田監督を大いに悩ませるような活躍を期待したいと思います。
コメント
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