塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

松井と内田の今の様子

2010-08-05 01:52:12 | 日記
 スポルティング・リスボンへの移籍が囁かれていた松井大輔は、フランスに留まる事を希望しているそうです。

 今代理人がマルセイユやリヨンなど、1部のクラブと交渉を行っているようで、松井は今後もフランスでプロ生活を送るつもりなのでしょう。

 老舗のサンティチエンヌからグルノーブルに移籍する際、モナコに加入する可能性が松井にはあったようですが、恐らく日本と関わりの深いグルノーブルの方が、最適な選択だと松井は判断したのでしょう。

 過去2年所属クラブの混沌とした人間模様、そして残留争いに巻き込まれた松井、新天地はマルセイユに合っている気がします。

 指揮官のデシャンは毅然とした態度で有名ですし、ベロドロームに集まるファンは、松井のドリブルや意外性のある技術を、きっと評価してくれるはずです。

 憎きイングランドの選手とは言え、クリス・ワドルはそのドリブルの切れ味で、マルセイユのファンを大いに喜ばせましたからね。

 そしてブンデスリーガのシャルケは、右サイドバックのラフィーニャをジェノアに売却する事を決定しました。

 ジェノアはポルトガル代表のヴェローゾが加わりますし、今季面白い戦いをみせてくれそうですが、指揮官ガスペリーニは3-4-3の布陣を敷く事で有名な人物です。

 4バックの右サイドが主戦場のラフィーニャに、ジェノアでの居場所は無いようにも思えますが、中盤の右でこのブラジル代表を起用するプランが、ガスペリーニにはあるのかもしれません。

 日本の新聞は
 「内田にチャンス到来」
 と浮き足だっていますが、単に彼にかかる負担が増えただけの話です。

 キャンプのこれからが本番ですから、内田には体調管理とドイツ語の習得など、厳しい日程が続くと思います。
コメント
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