塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

カウンターは弱者の戦術か

2012-04-22 01:55:26 | 日記
 「カウンターは弱者の戦術」

 とサッカーでは捉えられます。

 それは対戦相手より力量の劣る相手が、意図的に相手を攻め込ませ、ボールを奪取した
瞬間に手薄になった相手陣内に攻め込むからでしょう。

 レアルが猛威を振るった2000年代のスペインとチャンピオンズ・リーグでも、その
光景が頻繁に見られました。

 ロベルト・カルロスがオーバーラップした背後を突くことは、対戦相手にとっての

 「常套手段」

 であり、2004年にマケレレがチェルシーに移籍すると、その形はより顕著となり
ます。

 「あの色男もやるじゃないか!」

 と穿った見解を払拭する働きを見せたベッカムも、中盤センターは本職ではありません
でしたから、マケレレと比較するとどうしても穴が見えてしまいました。

 しかしモウリーニョ率いるレアルは、この見解を逆転させます。

 「カウンターは強者の戦術」

 と言わんばかりに、縦には速いサッカーを展開します。

 それはロナウド、ディ・マリアという両翼が存在し、ベンゼマとイグアインが共に成長
を見せたからでしょうが、僕はモウリーニョが別の面から、レアルで

 「高速カウンター」

 を植え付けたと考えています。
コメント
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