塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

KAPPA特集本を読んでみて

2019-08-04 08:59:25 | 日記
 KAPPAの本拠地はトリノにあるのですね。

 前回お伝えした書籍を読むまでは、さすがに本拠地まではわかりませんでした。

 マクロンがボローニャに本拠地を置き、ボローニャとの契約を皮切りに多くのクラブをサポートし、バスケットの世界にも参画していますね。

 KAPPAは過去、ユヴェントスと契約していましたが、今でもその時代を懐かしむ世代が多いことが、この書籍から伺えます。

 トリノのサポートをしたことも、同じ街のクラブという意味合いもあるのでしょうが、、昔からのユヴェントスファンは、トリノのサポートに複雑な心境だった様子です。

 今季、アディダスが劇的にデザインを変更したのは、

 1・彼らのように「あの頃は良かった」と思うファンを振り向かせたい
 2・そのためにはデザインを大幅に変更すること

 を感じたため、なのかもしれません。

 KAPPAの後はロットが契約するわけですが、彼らよりも次のナイキの方が伝統、つまりゼブラ・ストライプスを尊重していた気がします。

 もしこの本が好調な売れ行きうならば

 一冊全てがアンブロ特集
 一冊全てがディアドラ特集

 という他のブランドの企画、してもらいたいものです。

 実はこのKAPPA特集はバイリンガルで、日本文の横に英文が記され海外の方にもわかる仕組みとなっています。

 また本社の方も数多く登場しており、ここまでの道のりには相当な時間を要したでしょうから、簡単に次のブランド特集をお願いはできません。

 でも、ナイキやアディダスの特集はこれまで多く存在してきましたし、良い品を生むブランドはもっとあると思いたいものです。
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一冊まるごとKAPPA特集という形

2019-08-04 08:47:00 | 日記
 買う、買わないは別にして、長野市に出かけた際は一番大きい書店、平安堂長野店に必ず出向きます。

 昨日訪れた時に巡り合ったのが

 「KAPPA完全マニュアル」

 という本で、開始から最後まで全ての記事がKAPPAでまとめられている、という稀有な形です。

 僕は熱心なKAPPAファンでは全くありません。

 しかし、税込み価格2160円を支払って買ってしまいました。

 何故かと言いますと

 1・本は売れ行きが悪ければ、すぐに返本され次回出会えるとは限らない
 2・これまでナイキ、アディダス、コンバース、ニューバランスの特集本を見かけたが、さすがにKAPPAは見たことが無い

 という2点にあります。

 KAPPAはバルセロナ、ユヴェントスのスポンサーであったことはよく知られていますが、

 1987-1988 ラツイオ
 1986-1987 アヤックス

 というシーズンのスポンサーだったんですね。

 また、1984年のロス五輪、KAPPAは米国陸上チームのスポンサーであったことは、何となく知識としてありましたが、実際提供されたジャージと靴、サンバイザーも確認できます。

 最新号の「PEN」が、バージル・アブローとルイ・ヴィトンの関連性について特集しています。

 今、KAPPAも倉石一樹、森川マサノリなど、デザイナーとパートナーシップを提供し、新しいデザインの価値観を生み出そうとしていることが、本の後半から伺えます。

 僕はある種の勢いでこの本を購入しましたが、是非店頭にあればご覧ください。

 KAPPAという目の付け所が非凡、である点がわかる内容となっていますよ。
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