塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

帰化を含む外部の力をかりること

2019-08-20 01:10:13 | 日記
 中国代表はブラジル出身のFW、エウケソンが帰化し代表招集に可能になったと「フットボール・ウエブマガジン」が伝えています。

 日本代表もガンバ大阪に在籍するパトリックが帰化を希望するなど、その国に対しての深い愛情が物語る事例は、アジア以外にも多くあります。

 ブラジルからポルトガル代表に帰化したペペとデコのように、ブラジル代表の選手層の厚みが物語る事例もあれば、メスト・エジルのようにご両親がトルコ出身でも、ドイツで鍛えられた事例もあります。

 ポルトガル代表の代名詞として、今でもその功績をたたえられるエウゼビオ。

 彼はモザンビーク生まれですが、ポルトガルに帰化して以降はポルトガルとベンフィカのために人生を捧げました。

 今後はサッカーもラグビーのように、帰化選手の扱いが緩やかになるかもしれませんし、その動向は注目されるでしょうね。

 帰化ではなくとも、外部の力で飛躍的に向上する例はいくらでもあります。

 西野朗氏がタイ代表の監督となりましたが、日本もハンス・オフト以降代表監督の主流は外国籍でした。

 またイングランドのように

 スヴェン・エリクソン(スウエーデン)
 ファビオ・カペロ(イタリア)

 というように、伝統国でさえ外国籍の指揮官が過去に誕生しています。

 当然その中にはモウリーニョとヴェンゲルの名も記されており、プレミアの影響が代表監督S捻出にも及んでいることが見えます。

 ブラジルがワールドカップ優勝5度という実績を盾に、グアルディオラではなくフェリポンをマノ・メネゼスの後任監督に指名したわけですが、仮にグアルディオラならば。

 あの1-7というドイツ戦の敗戦は避けられたでしょうか。

 これは想像の中で描くしかないわけですが。
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エムバッペ、今夏の移籍はありうるか

2019-08-20 00:54:24 | 日記
 日本の化粧品会社「バルク・オム」が契約を申し出たことで、更なる知名度を得たフランス代表のキリアン・エムバッペ。

 彼がリーグ1にとどまっている事自体が驚きですが、彼は焦らずきっと将来を見通しているに違いありません。

 バルセロナとレアル・マドリード。

 いつの時代でもこの両クラブが持つ普遍性は変わりませんが、このフランス代表もいずれはどちらかに在籍するはずです。

 ではなぜ、今季エムバッペがパリに留まるであろう可能性が高いのは

 1・既にレアルはベルギー代表のエデン・アザルを獲得
 2・パリ・サンジェルマンはネイマールがスペインに戻ることを、半ば容認している

 という2点が関係しているように見えます。

 つまりエムバッペにとって、今は移籍する最良の時期ではない、と言う形なのでしょう。

 仮にネイマールが移籍して、チアゴ・シウバやマルコ・ヴェラッティらと共に欧州王者に輝いたとします。

 ネイマールが無軌道な言動で注目を集める一方で、クラブでも代表でも

 「彼は肝心な時にいつも不在」
 「チッチは彼に対して、時に厳しく接するべきだ」

 という指摘があります。

 つまり、エムバッペのように地に足の着いた選手がチャンピオンズ・リーグで優勝したならば、反響の大きさはネイマールと共に勝ち取るいりも、遥かに大きくなるはずです。

 ナイキがネイマール、エムバッペを共にサポートしているわけですが、案外後者に的を絞るべきかもしれません。

 ロナウドも車の大破や女性問題、脱税疑惑などで世間を賑わしましたが、彼は常に結果で契約が妥当であることを示しました。

 エムバッペは世界王者フランスの中軸であり、残留でも移籍でもネイマールを既に凌駕しているのではないでしょうか。
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