以前にもお話したことがあると思いますが、ジャージをデザインする際は色の濃淡も気にかけていると思います。
例えば日本代表。
アディダスが手掛けるホーム・ジャージの基本色は濃紺ですが、2009シーズンの色彩は「青」と呼べるほど従来よりも淡いものでした。
また従来アクセント・カラーは赤でしたが、この時は黄色でしたからアディダスからしますと慣例を打ち破りたい、ファンの評判や購入がいかほどか知りたい、というある種の実験だったようにも見えます。
色彩の濃淡はクラブでも確認できます。
例えばヴェルディ
読売クラブ時代からJリーグ創設期のころは、深緑がヴェルディの象徴でした。
現在のアスレタは淡い緑で提供していますが、エネーレのころからこの傾向は強くなった気がします。
長野パルセイロも、2016年の真田丸効果との兼ね合いを含め、限定ジャージに「赤」を用いたことがあります。
これはあくまで企画の一環ということで、それ以外は現在でもホーム・ジャージはオレンジで統一しています。
ですから色彩を淡くする、逆に濃くするという発想はスポンサー側からしても、肝っ玉が必要な大胆な事柄に違いありません。
ラピド・ウイーンのように、
「頭のてっぺんからつま先まで選手はオール・アディダス」
「代表戦の際は、自身が契約するブランドで結構」
という、ある種の古い慣習を尊重するクラブもあります。
ですから、ジャージというものはクラブの個性だけでなく、時代を反映する鏡のようなものでもある、そんな気がします。
例えば日本代表。
アディダスが手掛けるホーム・ジャージの基本色は濃紺ですが、2009シーズンの色彩は「青」と呼べるほど従来よりも淡いものでした。
また従来アクセント・カラーは赤でしたが、この時は黄色でしたからアディダスからしますと慣例を打ち破りたい、ファンの評判や購入がいかほどか知りたい、というある種の実験だったようにも見えます。
色彩の濃淡はクラブでも確認できます。
例えばヴェルディ
読売クラブ時代からJリーグ創設期のころは、深緑がヴェルディの象徴でした。
現在のアスレタは淡い緑で提供していますが、エネーレのころからこの傾向は強くなった気がします。
長野パルセイロも、2016年の真田丸効果との兼ね合いを含め、限定ジャージに「赤」を用いたことがあります。
これはあくまで企画の一環ということで、それ以外は現在でもホーム・ジャージはオレンジで統一しています。
ですから色彩を淡くする、逆に濃くするという発想はスポンサー側からしても、肝っ玉が必要な大胆な事柄に違いありません。
ラピド・ウイーンのように、
「頭のてっぺんからつま先まで選手はオール・アディダス」
「代表戦の際は、自身が契約するブランドで結構」
という、ある種の古い慣習を尊重するクラブもあります。
ですから、ジャージというものはクラブの個性だけでなく、時代を反映する鏡のようなものでもある、そんな気がします。