塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

親世代を虜にする試みとは

2019-08-17 01:05:00 | 日記
 僕は日本茶をペットボトルで購入する際は

 キリンの生茶
 伊藤園のおーいお茶
 コカ・コーラの綾鷹

 を購入することが多いのですが、ここに「特保」という付加価値が加わると、選ぶ概念が変化します。

 綾鷹には特保の品もあり、当然機能性が高くなる分希望小売価格も通常の綾鷹よりも高くなります。

 しかし、他の日本茶で特保認定を受けている品は無いと思います。

 ですから、特保はある意味絶対的な「差別化」であり、消費者を囲い込む謳い文句であると同時に、企業としてはコストをかけても開発する意義が見えてきます。

 それは利益、市場という意味もありますが、同時に

 「健康を守る会社」

 としての地位確立も含みます。

 プーマがロメロ・ルカク専用の「キング」を発表しましたが、バッシュの事例でもわかるように、消費者にとって選手専用モデルがいつの時代でも憧れの対象です。

 例えば現役の選手でなくとも、サッカーならばロナウジーニョのためにナイキが開発した「ティエンポ・ロナウジーニョ」の復刻は、哀愁を呼びますよね。

 バッシュならば1980、90年代がある意味旬で

 エトニックのハキーム・オラジュワンモデル
 コンバースのラリー・ジョンソンモデル
 ネクスト・スポーツのパトリック・ユーイングモデル

 は、親世代が子供に語り掛けるという相乗効果があるのではないでしょうか。

 この親世代を再度ファンにする、熱狂してほしいと考えたのが小学館です。
 
 「コロコロ・アニキ」

 は僕のような、コロコロが大好きで発売日を楽しみにしていた40代がターゲットと言いますし、漫画もバッシュもサッカーも、親世代と子供世代という区別がもはや無意味、ように見えます。
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退屈極まりない試合と出会ったら

2019-08-17 00:51:55 | 日記
 僕が小学生のころ、千曲市に「ライオン」という玩具店がありました。

 父にクリスマス・プレゼントとしてねだったナムコの「ファミリー・スタジアム3900円」が、ご近所どこに出かけても完売御礼で、それはライオンも同様でした。

 致し方なく購入したのが、タイトーの名を「ある意味」で一躍有名にしたのが

 「たけしの挑戦状」

 で、今振り返っても何故この品を購入したのか、正直まったくわかりません。

 ちなみに僕は、「クライマー・クライマー」という「たけしの挑戦状」「バンゲリング・ベイ」と並ぶ、つまらない事で有名なソフトを買ったことさえあります。

 当時、小学館のコロコロ・コミックが、親御さんから

 「何とか息子を助けてください」
 「難しくてさっぱり先に進みません」

 という問い合わせ殺到という事態を考慮し、ゲーム解説を始めたほどで僕も弟と必死に解決に挑んだものです。

 このたけしの挑戦状、何と舞台化するというのですが、これよりもゲーム専門誌では

 「くそゲー」

 という名前で通っているゲームの記事が最近増えているようです。

 サッカーでも、凡戦の中の凡戦をある意味同様に感じるかもしれませんし、2014年ワールドカップの日本対ギリシャの一戦はそう周囲から捉えられましたね。

 ワールドカップやチャンピンズ・リーグなど、世界最高峰の試合でも凡戦は避けられません。

 特に戦術が合致した場合はそうで

 1980年代の3-5-2対3-5-2
 1990年代の4-4-2対4-4-2

 はミラーマッチの代名詞と言えます。

 生身の人間のやることですから、悪天候や体調管理など一筋縄でいかないことも多く、だからこそ1986年のブラジル対フランスのような一戦を目撃した方は幸運なのでしょう。
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