塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

サッカーは本当に世界で愛されているのだろうか

2020-05-06 20:11:57 | 日記
 ダイヤモンドやプレジデントに代表される男性向け経済紙では、責任者や取締役が当然知っていなくてはいけない世界的常識を3点述べてるはずです。

 常識1 英語が理解できること
 常識2 西洋美術について関心、知識があること
 常識3 ワインについて精通していること

 僕はこの中に

 「ワールドカップについて言及できること」
 「自国のリーグと代表について伝達できること」

 言い換えればサッカーを愛してやまない、と言う点も含まれるべきと考えています。

 しかし、僕の周囲を見渡すと

 「サッカーは本当に世界規模で関心を持たれている競技なのか」
 「自分の周囲で自分以外に、レオ・メッシやキリアン・エムバッペの顔が判別できる人物がいるのだろうか」

 そう思うと、空恐ろしくなります。

 何故かと言えば、これだけの名声を持つ名手について言及できるのは、僕ひとりしか見当たらないためです。

 僕はサッカーをふくむあらゆる競技で、以下の4名はギリシャ神話のように半永久的に語られる存在だと考えています。

 マイケル・ジョーダン バスケットボール 
 エドソン・アランテス・ド・ナシメント 通称ペレ サッカー
 カシアス・クレイ のちにモハメド・アリと改名 ボクシング
 アイルトン・セナ F1

 サッカーに絞ればペレとマラドーナ、スティファノがそうで21世紀に引退した選手ではジダンだけが、神話の世界に住むことができるでしょう。

 勿論これには異論があるでしょうし

 エウゼビオ ポルトガル代表
 クライフ オランダ代表
 ゲルト・ミュラー ドイツ代表

 他にもボビー・チャールトンやベッケンバウアー、ガリンシャ、プスカシュはどうなんだと、様々な意見が持ち上がるのは当然です。

 だからこそサッカーは世界で愛され、話題になる「はず」なのですが、僕はどうやら常識「外」の世界に迷い込んだようです。
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名称という些か厄介な事柄

2020-05-06 19:57:06 | 日記
 アンブロがイングランド代表をサポート、と言う話題はサッカーではなくラグビーでした。

 ラグビーのイングランド代表は現在の日本代表同様、カンタベリーがスポンサーですが、今秋からアンブロが手掛けるジャージを纏うとのこと。

 (参照 0014のブログ)

 興味深いのはアンブロ自身が「フットボール専門ブランド」と言う形で、陸上やボクシング、バスケットボールなど他の競技に関する用具の製造と販売を行ってこなかったです。

 つまり、サッカー好きからするとサッカーのみに専念していると思うわけですが、アンブロからすると

 ラグビー・フットボール
 アソシエーション・フットボール

 どちらもフットボールとして支援する、という意味なのでしょうね。

 現在「アソシエーション・フットボール」のイングランド代表は、ご存知ナイキがスポンサーであり前任者がアンブロでした。

 ちなみにラグビーでもナイキは過去、イングランド代表をサポートしていたそうですよ。

 僕たちは何のためらいもなく「サッカー」という言葉を用いますが、ファンならこの名称が圧倒的少数であることはよく知られています。

 フットボール、フトボル、フッスバルなど世界でサッカーと呼ぶのは米国と日本くらいで、他の国々は今お話したように、英語のフットボールを母国語に訳した形で取り入れています。

 ちなみに米国ではサッカーではなく「ソカー」と発音するはずです。

 その後進国として認知されていた日本と米国も、立派にプロリーグを運営しワールドカップの出場は珍しい出来事ではなくなりました。

 ただ、世界の仲間入りを果たしても、今まで通り僕たちはサッカーと呼ぶのが性に合っている、とも言えるわけで名称は案外難しい題材です。
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もし僕が、日本代表監督を選ぶならば

2020-05-06 18:49:14 | 日記
 1996年、日本代表はアジアカップ連覇を目指したものの、クウエート代表のカウンター2発に沈み、8強で大会から去ります。

 クウエート代表FWアルフフェイディの前に日本のライン・ディフェンスが瓦解したわけですが、当時の加茂周日本代表監督はここでひとつの手を下します。

 4-4-2から3-5-2へ布陣を変更
 提唱するゾーンプレスを、中東諸国のカウンター対策ににじみ出る形で以後を戦う

 というものです。

 日本代表の4-4-2は、ブラジル式の4-2-2-2で幅が無く、ミランが取り入れた4-4-2、それは現在の4-2-3-1にも近い形なのですが、本家の出来栄えとは程遠いものでした。

 1994年、協会はファルカンを招聘する際に

 「国際経験が豊富な人物」
 「同時に修羅場を経験している人物」

 と言う形で人選を進めます。

 しかし加茂周はあくまで、日本人監督の中で最高峰ではありましたが、当然日本人である以上、ワールドカップ予選は今回が初めての指揮であり、補佐役の岡田武史も同様でした。

 僕は仮に森保政権が一新されるならば、新監督招聘の題目を

 1・ワールドカップ8強経験を持つ人物
 2・人間的に周囲が自然と経緯を払える人物
 3・当然報酬は協会が賄える範囲である

 という3点になると思います。

 本戦で8強を経験しているならば、必然的に予選突破を果たしている形になるでしょう。

 僕が仮に代表監督を指名するならば、それは一人しかいません。

 その人物は「ホセ・ぺケルマン」です。

 アンダーの世代では幾度もアルゼンチンを世界王者に導き、アルゼンチンとコロンビアで指揮を執り、ワールドカップ8強を経験しています。

 そして何より二人の背番号10

 ファン・リケルメ
 パブロ・アイマール

 この2選手がどれだけ彼を敬愛し、その出会いに感謝しているかは世界中が知っています。

 僕は現体制が維持されることを希望しますが、最悪の場合におけるプランは持つべきだと思うので、提案した次第です。
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