塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

小遣い少なくても万々歳

2020-05-28 19:25:59 | 日記
 昔、上川隆也主演のドラマで「スワンの涙」というのがあったと思います。

 それまで月に使える金額5万円だった主人公が、いきなり3万円でやりくりしろと妻に迫られ、以後その金額で奮闘してゆくというコメディだったち記憶しています。

 レアルやシティのように資金に恵まれたクラブが、常に移籍市場で不可欠な選手を獲得できるわけではないように、僕たちの多くが金銭的に何かしらの制約を日々受けています。

 ですから僕は、例えそれが過去の処分品とわかっていても、ワゴンセールや中古品のたぐいを見て回る瞬間が抜けないんですよね。

 ただ、僕にとって有難いのは機械音痴の側面があるんですよ、

 例えばドイツで台頭している指揮官ナーゲルスマン。

 彼のように情報処理を最先端で行う指揮官は、最新鋭のコンピュータの扱いに長けているでしょうし、そのデータをすぐにスカウティングに反映ができます。

 でも僕の用に長けていない人間は、同じ機種の最上位モデルは必要としません。

 つまり、機能がありすぎてもその1部しか使い来ないのであれば、価格が抑えられた真ん中の機種か入門編でも問題がないわけです。

 つまりその差額でコストを抑える、というわけです。

 最近は石鹸や洗剤、スマートフォンやパソコンもすぐに改良されて、それまで最先端だった商品がすぐに在庫処分として店頭に並びます。

 機能面ではなく価格や使いこなせることを念頭に置くならば

 1・ほんのわずかな性能の差であるならば、型落ちでも構わないよね
 2・それでも下調べをして、売れてしまえば仕方がない

 くらいの感覚でいます。

 ちなみに今日、自宅用で電動歯ブラシを買いなおしました。

 厳密にいうと音波ハブラシで日本企業の「アイオニック」が生産している「イオンパ」の上位機種になります。

 これ実はボックスセットで交換用の歯ブラシが1年着くのですが、廃盤になったのか5桁プライスから、4桁プライス半ばで購入できました。

 僕は勤務先で携帯用の「イオンパ」を使用しており、今使用しているブラウンのオーラルBから乗り換えるなら、これが良いなと以前から目をつけていたのです。

 小遣いが無くて万歳!!と叫びたくなる出来事です。

 セビージャでモンチさんが目利きとしてならしましたは、格安で得た選手が高値で売れた瞬間、やはり万歳三唱するものですかね。
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まるで今のサッカーはルネサンス期と一緒ではなかろうか

2020-05-28 19:04:21 | 日記
 ドイツではカイ・ハベルツ、イングランドではジェイドン・サンチョ、スペインではアンス・ファティ。

 今20歳前後で素晴らしい逸材が、各国から相次いで誕生しています。

 彼らの頂点に立つのが、既にペレから賛辞を受けワールドカップを制覇している、キリアン・エムバッペであり、ポルトガル代表のジョアン・フェリックスなのでしょう。
 
 そこに日本代表の久保建英も加わっていることは、非常に興味深いですよね。

 どうしてこの世代にこれだけの素晴らしい選手たちが誕生したのか、明確な理由はわかりません。

 それは各国代表、クラブの育成のたまものでもあるでしょうし、先天的に何かしら秀でた才能を祖父母や両親から受け継ぎ、生まれた環境が荻していた、という面もあると思います。

 イタリアではルネサンス時代に、ダ・ヴィンチやラファエロ、ボッティチェリなど、誰もが知る芸術家がどんどんと誕生しました。

 その背景には

 キリスト教を信仰し、誰もが祈りをささげる事を怠ってはいない
 それでも教えを護っている民衆の生活が、全く楽にならないのはなぜか

 という、それまでの宗教的価値観へのアンチが題材となっています。

 つまり、上記に記した選手たちはもしかしますと

 4-3-3や4-2-3-1、3-4-2-1など、戦術至上主義に対するアンチテーゼ
 サッカー本来が持つ、個人の想像力を源する展開

 という原点回帰として存在しているのかもしれません。

 権藤博氏が米国で選手にコーチすると、現地のコーチが

 「助言がありがとう、でも教えすぎが良くないんだ」
 「俺は、選手に気付いてほしいから敢えて助言はしない」

 と指摘され、目からうろこが落ちたと、日経新聞の付録で語っていました。

 天才には何もせず、ただただプレイさせる、これが最重要なのかもしれませんね。
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クラブが新しいアイコンを探すとき

2020-05-28 18:54:04 | 日記
 本日の日経新聞において、三陽商会が株主総会を終えたとありました。

 2015年、看板商品であったバーバリーの後釜に指名した「マッキントッシュ・フィロソフィー」が、まだまだ浸透度が低く、収益の柱には至っていない様子です。

 ユヴェントスがロナウドが退団した後、クラブの顔にネイマールを添える希望があるのも、スターが存在することはそれだけ広報活動がしやすいという側面があります。

 バルセロナ復帰を希望し、クラブも再加入を望むこのブラジル代表がトリノに向かうことは、正直考えにくいとは思います。

 しかし、バルセロナは多くのポジションで補強が不可欠とも言われており、ネイマールひとりに200億円もの資金は費やせないという意見もあります。

 そのバルセロナはアンス・ファティを今後どう育ててゆく予定でしょうか。

 彼の代理人はホルヘ・メッシ、そうメッシの父親であり既にメッシもファティには相当目をかけているようです。

 レオ・メッシという誰もが認める天才も、いずれはバルセロナを去りますが、彼の引き際は本当に難しいと言えます。

 レアル イケル・カシジャスがポルトに移籍する際の茶番劇と言われた記者会見
 ローマ トッティとデ・ロッシ、ふたりの生え抜きが指揮官の構想から漏れてゆく

 このふたつの事例を見るだけで、生え抜きや貢献者、そして何より

 「レオ・メッシという希代の天才の晩年を、バルサはどう扱うべきか」
 「彼が40歳目前になっても先発で起用すべきか」
 「指揮官は容赦なく、世代交代を進めるべきか」

 とテーマは重くのしかかります。

 そしてユヴェントスがロナウド以後を見据えているように、バルセロナもまだアンス・ファティにメッシ以後を託すのか、今クラブの指針が問われます。
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