塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

プーマ、あの名品の製造を中止か

2020-05-25 20:11:51 | 日記
 今専門サイト「キング・ギア」を閲覧しましたら、プーマが代表作であるパラメヒコの製造をやめるという記事が掲載されていました。

 最近のプーマと言えば

 1・イブラヒモビッチが新契約を結ぶのではなかろうか
 2・フューチャーに代表されるニット・スパイクの高まり

 という2点が大きくクローズ・アップされている印象を持ちます。

 プーマの本革スパイクは名品「キング」を軸に、ベルトマイスター、キング愛用の一足スフィーダと、多くの名手が使用し愛してきました。
 
 選手からすると本革よりもニット素材の方が快適なのでしょうか。

 背広もそうですよね。

 帝人が開発したソロテックスは、ニットスパイクと同様にあっという間に浸透しています。

 僕もソロテックスは所有していますし、その尋常ではない伸縮機能は到底天然素材に生み出せるものではありません。

 ソロテックスは仕事用ではなく普段使いも問題ありませんし、僕個人は通常の勤務で用いるよりも

 1・重い荷物を毎日持つ運送業の方
 2・厨房の中を目まぐるしく動く料理人

 の制服素材としても重宝するように思えるほどです。

 でもソロテックスが「エレガント」な素材かどうかは正直わかりません。

 イタリアならばマストロヤンニ
 フランスならばジャン・ギャバン
 日本ならば三舟敏郎

 もし当時の名優たちが活きている時代にソロテックスに代表される最先端素材があっても、彼らはやはり極上のカシミアやシルクを選ぶ気がします。

 逆に言えばペレ、クライフというプーマを履いた名手たちも、往時ニット素材があっても本革を選び、手入れをしながら履くことを楽しんだのではないか、そんな想像をします。

 サッカーも服飾文化も、天然素材があって初めて合成繊維が誕生するわけですからね。
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ユナイテッドとモウリーニョの歩みについて

2020-05-25 19:50:00 | 日記
 ユナイテッドは2016年、FAカップ優勝を置き土産に退団したルイス・ファンハールの後任に、ホゼ・モウリーニョを指名します。

 彼の選手への接し方は既に古臭いという指摘があります。

 一方で初めて指揮を執ったベンフィカ以外のクラブ、ポルト、チェルシー、インテル、レアル、そしてユナイテッドでは何かしらの優勝をもたらしています。

 この点はまさに異常、いや偉業と言えるでしょうね。

 2016年はモウリーニョを敬愛するイブラヒモビッチがシーズン終盤に故障で離脱します。

 最終的にはモウリーニョのファンですら苦笑いする「彼なりの理屈」で3冠を得ます。

 コミュニティ・シールドにリーグカップ、そしてアヤックスに勝利したヨーロッパ・リーグと付随した2017-18シーズンのチャンピオンズ・リーグ出場権です。

 実は彼の古巣であるチェルシーが2013年、ラファエル・ベニテス政権でヨーロッパ・リーグで優勝した際、モウリーニョはベニテスをあざ笑う姿を見せたのですが、今回ばかりはモウリーニョもある意味

 「ヨーロッパ・リーグ優勝の意味合い」

 を感じたのでしょう。

 例えばアーセナルのように、チャンピオンズ・リーグではなくヨーロッパ・リーグが主戦となるクラブは、優勝すればユナイテッドと同様の権利が得られるわけですからね。

 チェルシーで解任を味わった2007シーズン、フロントはモウリーニョが必ずしも必要とは捉えなかった2選手

 アンドリー・シェフチェンコ ウクライナ代表
 ミハエル・バラック ドイツ代表

 を獲得します。

 モウリーニョは従来の4-5-1に近い4-3-3を4-3-1-2に変更し、両選手を組み入れますが思うように機能しませんでしたね。

 ただシェフチェンコの息子がチェルシーに入団し、彼自身がウクライナ代表監督として選手から大きな敬愛を受けていることを思えば、モウリーニョの姿がシェバに何らかの影響は与えたように思えます。

 その影響が良い方向にでることなく、モウリーニョはユナイテッドから去り、スパーズに移籍したというわけです・
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マルコム・グレイザーの名誉欲

2020-05-25 19:39:17 | 日記
 NFL史上、最多6度のスーパーボウル獲得を果たしたトム・ブレイディ

 NFLではペイトン・マニング、彼の弟イーライ・マニング・カート・ワーナーにジョン・エルウエイと、多くのスターQBがスーパーボウルを獲得してきました。

 ブレイディ以前では何といっても

 「ジョー・モンタナ」

 が最高峰であり続けましたが、ブレイディ6度の優勝はまさに前人未到と言えるでしょうね。

 そのブレイディですが、今季所属先をニューイングランド・ペイトリオッツからタンパベイ・バッカニーズに変更しました。

 ユナイテッド・ファンならご存知でしょうが、オーナーのマルコム・グレイザーはこのタンパベイ・バッカニアーズを所有するオーナーでもあります。

 2003年バッカニアーズは、指揮官ジョン・グルーデンの下でオークランド・レイダーズを退け、チーム史上初のスーパーボウルを獲得します。

 バッカニアーズの主力であるウオーレン・サップが、当時日本で大人気だった格闘家、ボブ・サップと縁戚関係のあると囁かれましたが、実は誤りだったのですが、それほどの影響力が日本にも押し寄せました。

 グレイザー家が銀行から多額の借入金を得た形でユナイテッドの買収を試みたのが2005年だったと思いますが、この買収劇は

 1・グレイザー家が本国米国で名誉の頂点を極める
 2・宗主国とも語れる英国で、今度は更に名声を得る

 と考えた結果のように思えます。

 2008年のチャンピオンズ・リーグ優勝がそうですし、リーグ優勝回数も既にリバプールの19回を抜き、1位となっていますから彼らの欲は既に満たされています。

 しかし、2009、2011シーズンチャンピオンズ・リーグ決勝でバルサに完敗し、既にクラブのほころびは見えていましたね。

 2013年ファーガソンが最後となるリーグ優勝を果たし、勇退して早7年。

 ユナイテッドがどこに向かって歩んでいるのか、わかっている人間が皆無な点が気がかりと言えます。

 シティ・ファン以外に限ってですが。
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