塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

1週間を素敵に過ごすために

2020-05-07 21:45:29 | 日記
 屋外でのロケーションが難しい現在、テレビ局はプロモーションを兼ねて、過去の名作ドラマを放送しています。

 長野県ですと長野朝日放送が再放送枠で「相棒」を以前から放送していますが、今は2話連続の「BG]を放送しています。

 不思議なことに本家のテレビ朝日が「BC」を毎週木曜日の通常枠で放送しているため、分家の方が先に放送を終了してしまうという事実があるのですがどうなんでしょうか。

 TBSは火曜日の22時から「恋は続くよどこまでを」を異例の形で再放送しています。

 僕が異例と思うのは

 今年の2月に終えたばかりの作品を、この短いインターバルで再放送に踏み切ったこと
 それだけファンがすぐにでも、再放送を見たいと考えた点

 にあります。

 再放送ではなくテレビ局は「傑作選」と語っていますから、それだけ自信作ということはわかります。

 本来ならばサッカーもそうでなくはいけません。

 上記のドラマはJリーグ同様に週1回の放送ですよね。

 つまりファンが見終えた後に

 「あと1週間、頑張れる勇気をもらえてうれしかった」
 「今日も素敵な時間をありがとう」

 と思うわけですね。

 サッカーは勝負事ですから、常に勝ち点3は得られませんが、ホームでクラブが勝つ、敗れた形ではあるが果敢に攻めて幾度も相手GKを脅かしたのであれば、1週間楽しく過ごせるでしょう。

 よくボカやマルセイユのファンが、暴力に頼った応援をしますが、その態度は批判されるべきです。

 しかし、それだけ日々を明るく過ごすその材料が贔屓クラブの勝利であり、凱歌であるというならばそれもサッカーの持つ一面ではあるとは思います。

 それは宿敵の優勝を見たくはない、順位が下がるのは嫌だという現実から背きたいという人間が持つ感情とも言えそうです。
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育てるか、買うか選択をどうするべきか

2020-05-07 21:27:57 | 日記
 今日の午前中、両親と共に畑を耕しトマトの苗を植えました。

 我が家の農具は近代的な物ではなく、従来の農具のため鍬の取っ手部分は木製なんですよ。

 僕は鍬で地ならしをするたびに

 「野球選手は毎日、これくらいの重さのバットを振っているのか」
 「同時にこれで、時速160キロで飛んでくるボールを打ち返すのか」
 
 といつも思います。

 サッカーでもフリーキックの際、守備陣が壁を作りますがボールが当たる可能性を考慮すれば、嫌な気分でしょうね。

 野球もボールがぶつかった際は尋常ではないでしょうし。1980年代ですと近鉄バファローズのブライアント、オグリビー、ロッテ・オリオンズのマトロック、阪急ブレーブスのブーマー。

 彼らが死球を食らうと、投手めがけ怒り心頭で追いかけていたことを思い出します。

 そうでもしなければ、痛みが身体から引かないのでしょうね。

 さて、作物を育てるたびに思うのは、買う方が楽で簡単ではないか、というものです。
 
 両親は野菜が不作で価格高騰の際

 「我が家には畑があってよかったな」
 「こうして新鮮な野菜が食べられるから」

 と語りますが、その点は確かでしょう。

 ただ、雑草を抜く、肥料を与えるという時間、日照りや台風を気にするという心理的不安、そして肥料を購入する価格を缶上げれば、購入した方が無駄が無いと僕は思うのです。

 近年バルサが高額の売却と移籍を繰り返しているのも、買う方が楽だよと思うためではないでしょうか。

 ルイス・スアレス リバプールより
 ウスマヌ・デンベレ ドルトムントより
 テア・シューテーゲン ボルシア・メンヘングランドバッハより

 これらが戦力として大きくクラブの資産価値を上昇させた、下げたという議論は彼らが引退するまで続くに違いありません。

 一方でセルジオ・ブスケッツ、ボージャン・クルキッチにデニス・スアレスなど、育成が実り1軍登録する選手が増加すれば、必然的にファンの視線が向くことも事実です。

 作物もサッカーも、買うか育てるかは今後も様々な意見が湧くことでしょう。
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快適な履き心地、という観点から

2020-05-07 13:03:18 | 日記
 米国にオールデンという靴ブランドがあります。

 オールデンはニューバランス同様に現在も米国生産を続ける、米国を代表する企業であると同時に、創業時から

 「ハンディ・キャップを抱える方々に優しい靴づくり」
 「ホーウイン社から提供される極上のコードバンを用いた靴づくり」

 でも知られています。

 日本でもファンの多さと知名度は非常に高く、専門誌はしばしばオールデンの特集記事を組むほどです。

 僕は所有はしていませんが、新品を手にとったこと、中古品を試し履きしたことはあります。

 履くと確かに、ああ、違うな履き心地が、という感覚は味わえます。

 ただ、オールデンは中古品でも僕の小遣いでは購入が難しいため、他の方が購入していく姿を眺めているしかないのですが。

 オールデンは脚にハンディキャップを抱える方の歩行を支える、快適な履き心地をもたらすためにラストと呼ばれる木型を工夫しているはずです。

 サッカースパイクも最先端技術と素材を惜しみなくつぎ込むことで発展してきましたが、今後はよりラストが重要となるのではないか、と想像してみました。

 何故かと言いますと、サッカーは(僕は基本情報を持ちああせてはいないのですが)アンプティサッカーのような、不運にも体を負傷した方が億なう取り組みはあります。

 そのような方々が、通常の靴で練習と試合をするよりも、より多角的な形から開発された靴で試合に挑めたら、動きがもっと容易になるのでは、と考えたにすぎません。

 ビーチサッカー、フットサル、アンプティサッカーなど、サッカーにおける幅は本当に広く、だからこそ僕たちの情報収集も不可欠と自戒を込めたいと思います・
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伝統か新興か、難しいところです

2020-05-07 12:42:56 | 日記
 僕はブルックスブラザーズのポロボタンダウンシャツを1着持っています。

 これは偶然入手できた中古品で、スーピマ綿のノンアイロンを施したマレーシア製になります。

 ブルックスブラザースは商品の一部を現在でも米国生産を行っていますが、シャツの多くはマレーシア製のようで、内需合わせた雇用を考えています。

 そこには人件費や原価の考慮もあるはずですが、操業202年、米国はおろか世界中で熱心なファンを持つ彼らの品づくりに、安直さはありません。

 ラルフローレンやトミー・ヒルフィガーにダナ・キャランなど、米国ではデザイナー名を冠にするブランドも存在します。

 サッカーでいえばブルックス・ブラザースに相当するのが、バイエルンやレアルであり、カルバン・クラインやダナ・キャランに当たるのが、地スパーズはシティではないでしょうか。

 つまり、後発でチャンピオンズ・リーグの常連になろうとしているクラブは、発着点と基準点で差別化を図らない限り、上位進出が難しいためです。

 ブルックス・ブラザーズは以前トム・ブラウンにデザインを任せた「ブラック・フリース」がありました。

 しかし、彼らはお抱えのデザイナーが存在しても、彼らを全面に出すことなく、あくまで

 「ブルックスブラザースとしての存在価値」

 を提示しています。

 一方でデザイナーブランドは

 ラルフローレン 米国クラシックではなく、英国の価値観を軸にしたアングロ・アメリカン・スタイルを提唱
 ダナ・キャラン クリントン米国大統領にスーツを提供
 カルバン・クライン ブルック・シールズをジーンズの広告塔に起用し、のちにボクサー・ブリーフが爆発的な売れゆく

 を施しました。

 ブルックス・ブラザースもノン・アイロンのシャツやブルックス・クールという新機軸を打ち出しますが、あくまで顧客が快適に着用できるための措置であり、俳優を広告に起用してはいないはずです。

 サッカーにおける名門の矜持と新興の意地。

 これらを思うと厳しい生存競争がわかります。
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