塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

子供が未知の職業を唱えたら

2020-05-22 20:16:07 | 日記
 今、小学生が将来やってみたい職業には、必ず「ユーチューバー」が上位に挙げられます。

 それはそうですよね。

 家で撮影し、編集と公表でき収益が得られるとすれば、税金の支払いなど個人で鑑みることも出てきますが

 1・通勤時間を必要としない、したがってダイヤの乱れや交通渋滞を気にしなくてよい
 2・降雪や台風の際、出社しないため家で待機が可能
 3・時間に融通がきくため、介護や子育てが会社勤務よりもしやすい

 という点が長所として考えらます。

 しかし、親世代、祖父母世代からすれば、ユーチューバーと言う職業は未知であり、その正体すらよくわからないと思います。

 それは僕も同様ですが。

 1993年にJリーグがプロ化し、子供たちが

 「将来プロ選手になる」

 を挙手した際も、親と祖父母はさぞかし困ったことでしょう。

 ユーチューバーみそうですが、プロサッカー選手に例えなれても、明日食べる米を買える、つまり報酬と名声を得られる選手はごくわずかですし、成功できるとは限りません。

 そして何より、プロサッカーというのは未知の世界でした。

 ただ未知なのは北米と日本を含むアジア一帯であり、欧州、中米、南米でプロサッカーはごく日常の存在でした。

 だからこそプロになる前と黎明期

 オスカール ブラジル代表 日産自動車
 チェローナ 全日空 エルサルバドル代表
 トリビソンノ 三菱自動車 アルゼンチン

 というように、まだアマチュアで成立していた時代の日本に、海外からやってきた選手たちは何を感じ、胸躍らせて来日したのでしょうか。

 ラグビーもコロナウイルスの余波が無ければ、プロ化に移行するシーズンでした。

 まだアマチュアのリーグでも南アフリカ、ニュージーランドなどの強豪国から選手がやってきますし、日本のリーグというのは僕たちが思う以上に、魅力的なのかもしれませんね。
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昔、野球のチケットを買った際に

2020-05-22 20:04:39 | 日記
 2007年だったと記憶しています。

 この年の夏、僕は甲府を訪れ大学と甲府の街並みを散歩して歩いたんですよ。

 そして特急あずさで松本に降り立ち、市内のデパート「井上」にあるプレイガイドに立ち寄って、野球のチケットを購入しました。

 受付係の方に

 「ジャイアンツ対マリーンズの外野席1枚お願いします」

 と告げると、怪訝な表情をされた直後に

 「それって巨人対ロッテの事ですか」

 と言いなおされました。

 実は僕、サッカーと比較するために意図的に上記の言い方をしたのです。

 野球に場合、現在多いのは「1・都市名(地域名)・2・親会社・3・ニックネーム」でチーム名が成立している点でしょうか。

 セリーグならば東京ヤクルトスワローズ
 パリーグならば福岡ソフトバンク・ホークス

 が代表例と言えます。
 
 どんな競技でもスポンサーは大事ですし、サッカーでもPSVがフィリップスと深い関係にあるように、支援の輪が大きいことは選手にとって資金が滞らないことを意味します。

 しかし、僕の例でわかるように、親会社の印象が強すぎてみいけませんよね。

 これが仮にJリーグならば

 1・浦和対鹿島のホーム自由席はおいくらですか
 2・レッズ対アントラーズのホーム自由席はおいくらですか

 とぢちらでも受付で通じるに違いありません。

 しかし楽天やヤクルト、ソフトバンクのように企業名が全面におしだれてしまうと、1970年代のように本余地移転やチーム名の変更、というようにファンが置き去りになってしまいかねません。

 サッカーでも藤枝ブルックスがアビスパ福岡、ヴェルディ川崎が東京ヴェルディとなり、地元ファンの感情、支援を考慮しないまま移転いたように思える事例があります。

 それがプロ創世期の出来事と切り捨てるのか、今後も教訓として刻み続けるのかで、大きな差が生まれるように思えます。

 
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サッカーと野球、それぞれの思惑

2020-05-22 19:53:12 | 日記
 2000年代中期、僕はしばしば長野五輪スタジアムで野球観戦を楽しみました。

 父が大洋ホエールズの時代から横浜ベイスターズを贔屓にしており、母を含めた3人で外野席に陣取ったこともありますし、ライオンズがやってきた際は、売店でサインボール(プリント)を買ったこともあります。

 僕が部屋に飾るためのものではなく、親戚の男の子へのお土産にしたんですね。

 2004年のオールスターゲームの会場となった五輪スタジアムでは、現在も定期的にプロ野球と信濃グランセローズの試合が開催されます。

 多くの場合はジャイアンツが本拠地として1塁側に陣取りますが、この点はサッカーと比較して興味深いですね。

 サッカーはとにかくホームとアウエイの価値観を遵守します。

 ですからレギュラーシーズンの中で、ホームゲームを「地方」で行うことはまずありません。

 ジャイアンツに限らずプロ野球が地方で行われる背景には

 1・チームが遠征することで、普段プロの試合を生で楽しめない方への気持ち
 2・本来ならば本拠地で行う試合も、収益を兼ねた形での興行

 ということで、これが野球でいう「フランチャイズ」の発想なのでしょう。

 例えばジャイアンツファンからすれば、地方に遠征すれ東京ドームという本拠地での開催が1試合少なくなりますが、批判めいた話は聞いたことがありません。

 よく言えば融通が利き、嫌な言い方をすればファンの開拓を重視、と言う形になるのでしょうか。

 大リーグは日本とは異なりレギュラーシーズンだろうがプレイオフだろうが、本拠地と敵地のみで試合を行います。

 だからこそジャイアンツとドジャースの移転を軸に、大陸を覆う形でのエクスパンションや移動が行われたのでしょう。

 MLSもベッカムのように元選手がオーナーになるように、全米規模で話題沸騰ですが、ヤンキースタジアムでサッカーを観るという光景は、やはり摩訶不思議ではないでしょうか。

 
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