塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

他人と異なる選択肢を持つこと

2020-07-10 19:31:03 | 日記
 さすがはナイキ、アディダスと思うのは専門サイトでの紹介数が圧倒的に多い点です。

 それは新作が充実しているという意味でもありますし、それだけ欲しいと思うファンが多いという意味もあるのでしょう。

 逆に言えば、古くからのサッカー好きからすれば、ロットやディアドラ、アンブロなど過去に多くの名作を生み出してきたブランドの新作が今はそう見られない。

 という点ではないでしょうか。

 (アンブロは趣が異なると思いますが、過去よりも契約選手が減少傾向にあるので記してあります)

 また、ヒュンメル、ペナルティ、ガビックにアスレタ、そしてアスレタなどは、僕のような地方都市に住んでいると店舗での取り扱いが無く、実物に触れることすら難しいのが現状です。

 こうした2極化、つまり

 1・ナイキやアディダスのように、商品が売れる、売れるからこそ利益が生まれ新しい素材開発やデザイン化が可能となる
 2・それ以外の、隙間をぬうように自社ブランドを売り込んでゆく

 は今後も大きな変化が無いように思います。

 日本車でいえばレクサスとワゴンRくらいの違いがありますが、小回りが利き購入価格が安いことは必ず評価する層がいます。

 何故なら彼らは大手のような

 「〇〇パック新登場」
 「限定色登場」

 というような形で販売することが稀、つまり煽らない商売をしている印象が強いためです。

 勿論、履き心地やラストが自分の脚に合致するかが選択の最優先なりますが、皆が愛用しているからナイキとアディダス以外を選択することも「アリ」ではないでしょうか。

 ジーパン好きがリーバイスよりもリーやラングラーに関心を持つような形でしょうかね。
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サロモン・カル―、ボタフォゴへの移籍を決意

2020-07-10 19:13:58 | 日記
 ヘルタ・ベルリンに在籍するコートジボワール代表のサロモン・カル―。

 彼は新天地にブラジルのクラブであるボタフォゴを選択し、本田圭佑の同僚になるとのことです。

 ボタフォゴと言えば

 1.ブラジルサッカー史上、最もファンから人気のあるガリンシャの在籍で有名
 2・オランダ代表クラレンス・シードルフも在籍

 という2点が非常に有名ですね。

 ただ、ブラジルは経済活動を最優先し、コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからず、大統領を支持する、しないでブラジル国中が大きな喧噪に包まれています。

 そのブラジルに移籍するというのは、カル―にとっても大きな冒険を決意したと感じますね。

 ブラジル、アルゼンチンとウルグアイ。

 南米大陸に限らずサッカー黎明期から世界に影響を与えてきた国は、基本選手を欧州に移籍させることでクラブの繁栄を築いてきました。

 サントスに留まり続けたペレは別として

 アルゼンチン オマール・シボリ(ユヴェントス)、アルフレッド・ディ・スティファノ(レアル)
 ブラジル ジャイール(インテル)
 ウルグアイ スキアフィーノ(ミラン)

 というように、1960年代から有力選手たちは欧州有力クラブでプレイしてきました。

 それは南米諸国が経済面で西欧に対応できなかったこともありますが、軍事独裁で政治的抑圧や反対意見を唱えた人物たちの逮捕、処刑など負の要素が大きかったこともあります。

 そして欧州からブラジルへ渡る「欧州」の選手たちはやはり例外であり、基本は南米から欧州へ移籍という片道切符でサッカーは成立しています。

 もし南米諸国が西欧諸国のように経済面で心配がなく、治安問題で揺れることがなければ、ある意味現在の西欧サッカーの発展はないと思います。

 またロシアを軸に敵対していた東欧からも有力選手を得て発展してきたことを思えば、今後も西欧偏重の移籍市場と戦術の発達が軸になることは間違いないでしょうね。
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選手が代理人と出会う時

2020-07-10 18:56:58 | 日記
 僕は友達がいないので、金の工面を頼むことも頼まれることもありません。

 僕は恋人がいないので、できちゃった結婚のような形で人生が狂うこともなく、女性を傷つけることもありません。

 僕は知人がいないので、オレオレ詐欺に代表される悪い商売に勧誘されることもなければ、勧誘する立場にもなりません。

 でも、他人との接触を避けても、何故か悪口やひそひそ話がされるのは何故でしょうか。

 ワールド・サッカーダイジェスト2020年3月19日号において、「影響力特大のエージェント10選」という企画が50ページから53ページにわたって組まれています。

 一番日本に馴染み深いのは中田英寿を顧客に迎えていたジョバンニ・ブランキーニでしょうか。

 よくユダヤの民はお金儲けの発想が豊かであると指摘されますが、御年76歳のピニ・ザハビはその代表例と言えるでしょう。

 でも、彼らのような有名代理人を得るには、選手自身のネームバリューや実力だけでなく、出会いも必要になります。

 駆け出しの選手たち
 東南アジアのように、サッカーの盛り上がりは顕著でも、ワールドカップ、アジアカップの出場権を得たことが無い

 国の選手たちは、大物代理人と出会う機会は相当限られているように思います。

 僕のような一般人が、大手メガバンクからは相手にされないが、一方で地元の信用金庫からは手厚く保護される、ような物かもしれません。

 メンデスだろうがライオラだろうが、移籍で得られる手当は莫大な金額になりますから、選手が本当に活躍出来るクラブよりも、自分が高い手当てを得るために移籍先を選ぶこともあるのでしょうか。

 世の中には日本のオレオレ詐欺のように、悪徳代理人が暗躍し金儲けの機会を虎視眈々と狙っています。

 橋本拳人がロシアのロストフへ移籍しますが、日本人が海外へ飛び出す際は本当に、誠実で自分を慮ってくれる代理人と出会って欲しいものです。
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