塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ル・コックからの新しい提案

2020-07-24 19:14:38 | 日記
 サッカー、自転車競技で大きな足跡を残してきたのがル・コックです。

 今季、フランク・リベリが加入、そして自宅に窃盗団が押し入ったことでファンとの間にひと悶着が起きたフィオレンティーナ。

 彼らもまたル・コックと契約していますね。

 日本市場では今年1月、池田エライザとアンバサダー契約を結びましたが、どこか目立った活動が無いように見えます。

 これもコロナ・ウイルスの余波で、活動が制限されているためなのでしょうか。

 ちなみにル・コック公式ホームページから、商品群を閲覧しますと「なるほど」と思える品がありました。

 日本市場でル・コックの販売権を持つのがデサントです。

 デサントは青山商事と手を組み、ソロテックスを用いたスポーツ・スーツの販売を手掛けています。

 実際夏使用ですと、上着の裏側にはメッシュを多用して通気性を確保、またしっかりとデサントのロゴが確認できます。

 ル・コックもテーラード・ジャケットにステンカラコートという、仕事用でも休日用でも着用可能な商品があり、なるほど、彼らもスポーツで得た叡智を新しい分野に投入するのだな、と感じた次第です。

 今、スーツと化粧品の需要が低下し、服装はストレッチや撥水など機能が充実した素材が売れ筋となっています。

 過去、アディダスもスポーツ素材でジャケットを販売したと思いますが、今後は

 「スポーツブランドが提案する仕事着」
 「スーツがより、スポーツの恩恵を受ける」

 ようになるのではないでしょうか。
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グアルディオラが培った土台

2020-07-24 19:00:21 | 日記
 グアルディオラは現役時代の晩年、イタリアのローマに移籍してファンを驚かせました。

 ローマからロベルト・バッジョが在籍しているという理由でブレシアに移籍し、その後はメキシコでもプレイしたはずです。

 イタリアとスペインはグアルディオラが移籍した2000年代当初は
 
 守りのイタリア 基本布陣は3-4-1-2が多い
 攻めのスペイン 基本布陣は4-2-3-1が多い

 という、まさに水と油の関係でした。

 グアルディオラがその価値観の隔たりを重々承知しながらイタリアを目指したのは、イタリアが持つ守備の強化策を学ぶためでした。

 スペインは当時、両翼を活用した攻撃に秀でており、前線にはラウル・ゴンザレス、中盤にはグティ、フルバックにはミッチェル・サルガドと、レアルの中心選手たちが代表の中軸でもありました。

 ルイス・アラゴネスが中盤で奏でる美しいパスワークに活路を見いだした欧州選手権は2008年、皮肉にも代表の誇りを背負ってきたラウルは、既に代表招集外でしたね。

 グアルディオラはイタリアやメキシコに旅立ち、異なるサッカーの価値観、自分が指揮官になった際、攻撃、守備、言語など選手に説明し質問に答える際の土壌を、このときから培っていたのです。

 その土壌がバイエルンとシティで活用された、と僕は感じています。

 僕も度重なる部署移動で緊張を強いられていますが、どこかでグアルディオラのようにこの学んだ出来事が活用されるのだろうか、という漠然とした不安に苛まれています。

 神戸がイニエスタとヴェルメーレンというバルセロナ在籍経験を持つ選手を獲得し、バルセロナの息吹を取り込もうとしています。

 両選手が退団した後、独自で進むのかはたまたバルセロナから選手を獲得するのか、その点も気になりますね。
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