塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

改めて思う契約の中身

2021-05-02 21:14:41 | 日記
 祖父にジャンニ・アニエッリを持ち、次期フェラーリの総帥とまで噂されるラポ・エルカーン。

 2000年代中期、低迷するフィアットの業績を実兄であるジョン・エルカーンと共に立て直し、自身が手掛けるアイウエア・ブランド

 「イタリア・インディペンデント」

 は日本でも愛用者が多く、本田圭祐も好みのようです。

 ちなみにイタリア・インディペンデントの顧客には、他界したカール・ラガーフェルド、アン・ハサウエイなどの著名人が名を連ねますが、その中には「ネイマール」の名も含まれています。

 ネイマールは同じアイウエアの老舗「ポリス」の広告に登場していましたが、現在はポリスとの契約を終えている、と言う意味合いなのでしょうか。

 例えば今、キリンビールのCMに出演している長谷川博己

 彼は以前、サッポロビールのレモン・チューハイ「999・9」の広告塔であり、今でも6缶パックには長谷川博己の顔が、刻印されているものを見かけます。

 つまり、契約を終了したうえでキリンの打診を了解したとしても、店頭から完全に自身の販促品が消えるまで、時間を置いた方が良かったのではないかと、勝手な感想を抱いたに過ぎないのですが。

 ネイマールがポリス、ナイキ、東京西川と過去に大口契約を持っていた事実は変わりませんし、契約には必ず満了の時期が来ます。

 ただ選手だろうが俳優だろうが、別れ際がきれいにしなくてはいけませんし、それは僕たちも同様だなと言う感想を今抱いています。
 
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若くして代表招集を受けること

2021-05-02 20:52:05 | 日記
 キャプテン翼37巻において、全日本(当時は日本代表とは言わなかったのですねの指揮官、奥寺康彦は大空翼を代表に抜擢します。

 劇中の中では

 「いくら何でも中学生を選ぶとは」
 「中学3年生と言えば、受験の時期じゃないか」

 とあたり前の反対意見が飛び交う中、翼が今後の日本サッカーを担う事を信じる片桐だけが、彼が日の丸に相応しいと熱弁します。

 漫画がファンタジーである以上

 中学3年生で日本代表に加わる
 グレミオとの親善試合でハットトリック
 翌日の朝刊は大空翼一色

 という事実は、現実では起こり得ることではないですよね。

 ただ東京ヴェルディ在籍時の森本貴幸、ローマで1軍デビューを果たしたフランチェスコ・トッティの実年齢が、それぞれ16歳と、代表は難しくもプロとしてならば、15歳はあり得るように思います。

 確かJリーグの選手として初めて「レンタル移籍」を果たした(ヴェルディからレッズ)菊原志郎も、日本リーグ登場は16歳だったと記憶しています。

 天才、神童の名をほしいままにした、ノルウエー代表のマルティン・ウーデゴール。

 彼が世界にその名を知らせたのが、代表デビューが16歳、日本でいうならば高校1年生の時だからこそと言う側面がありましたね。

 つまり中学生には厳しいが、高校生ならば五輪代表ではなくA代表の登用もあり得ることが確かでしょうが、周囲の喧噪を思えば慎重になるのは当然ですよね。

 大空翼もサンパウロでの1軍定着、フラメンゴとの対戦でカルロス・サンターナと出会い、日本開催のワールドユース決勝でセレソンと対決というように、やはり「地道」に歩んでいきます。

 そう、どんな仕事でも地道にやっていくことが、学びの基本ではないかとどんくさい僕は思うのです。
 
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昇格と降格、それぞれのジレンマ

2021-05-02 20:36:07 | 日記
 長野パルセイロは本日の試合、福島ユナイテッド戦に0-1で敗れました。

 2014年のJ3創設以来、常にクラブを悩ませている

 「いつまでJ3にとどまっているんだ」
 「このままでは永久的に3部で過ごすことになる」

 という焦り、見解は今季も消えていません。

 ただ、逆説的な見方をすれば「降格」が無いことも確かで、むしろJ2からJ3に降格するクラブの方が、焦り、ジレンマ、憤りなどのマイナス感情を日々感じているように思います。

 現在J2のワースト2クラブは、ギラヴァンツ北九州、そして大宮アルディージャになります。

 ギラヴァンツも長野パルセイロ同様にJ3で戦っていた時期がありますが、一時期はJ2で首位を快走するなど、自力を持つクラブですが、現在は最下位と苦戦中です。

 またアルディージャは「さいたまダービー」の名の下で、J1時代は浦和レッドダイヤモンズと真正面からぶつかり合っていましたよね。

 そんな彼らですら、下手をすれば来季J3で戦う可能性が出てくる現状ですが、今季のサガン鳥栖の事例をみてもわかるように、何かがが理由で一気に急浮上する可能性があるのもサッカーです。

 ジェフ千葉と東京ヴェルディ。

 日本リーグ(古河電工と読売クラブ)から常に第一線で活躍してきたクラブでさえ、下手をすれば3部にまで降格するかもしれない。

 その厳しさがサッカーの醍醐味であるのでしょう。
 
 とん挫した欧州スーパーリーグは、その構想に賛成した12クラブはこの概念の一つである「降格」を無しにしました。

 これは米国生まれの競技では基本であり、MLSも同様の措置を取っていますが、桁外れの資金だけでなく、この「醍醐味」を無視した結果が、ファンの信頼を損ねたのではないでしょうか。

 ただ、この欧州スーパーリーグの火種が消えたわけではなく、またどこかで議論の対象になることも間違いないと思います。
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