塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ドラマ「ヒーロー」の最終回から

2021-05-14 17:53:48 | 日記
 長野放送はフジテレビの関連局で、フジテレビのドラマを再放送できます。

 今日最終回を迎えたのが、2002年桁外れの人気を誇る一方で「検事」という職業が話題となった「ヒーロー」です。

 最終回では松たか子が演じる雨宮が、ワールドカップ2002に出場するカメルーン代表11選手を読み上げる、という場面が登場します。

 GKのリコベル・ソング、MFのマユク・ビビアン・フォエ、DFのジュレミー・ヌダップ。

 そして最後に読み上げるのが

 1998年ワールドカップにも出場
 ガンバ大阪で鮮烈な活躍を見せ、後にカリアリとパルマに在籍し2000年シドニー五輪で金メダル
 日本ではヴェルディと神戸にも在籍

 した「パトリック・エムボマ」

 でしたね。

 雨宮は読み上げる最中、確か「なんでこんな変な名前ばかり」と漏らしますが、実際脚本家の方がカメルーン代表をどうして選んだのかはわかりません。

 ただ、大分県の中津江村でのキャンプに大幅に到着が遅れたことで話題を集めましたから、ドラマに登場させるには最適を考えたのでしょうか。

 松たか子自身、サッカーやチャンピオンズ・リーグ、ワールドカップが好き、関心があると聞いたことはありません。

 ですから漏らした言葉は、雨宮という役を通じで漏らした、彼女の本心かもしれませんね。

 ちなみに彼女に恋心を抱く同僚に勝村政信が起用されていますが、彼は熱心なサッカー好きで知られていますから、脚本を与えられ多彩助言したようにも想像できます。

 ちなみに主演の木村拓哉は、今の方が輝いて見えるのですが、それは彼が若いころから

 「最適、最善の年齢の重ね方」
 「スマップの木村拓哉ではなく、人間木村拓哉」

 を模索していたため、ではないでしょうか。
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流行、廃れ、新しい動き

2021-05-14 17:29:54 | 日記
 1976年にロンドンパンクが勃興し、セックス・ピストルズが一躍有名になると、続々と後続バンドが登場します。

 音楽的見地からも高い評価を受けるクラッシュ
 ボーカルのデイブ・ヴァニアンの白化粧が印象的なダムド
 日本でも高い人気を誇ったストラングラーズ
 独自路線で人気を博したバズコックス

 僕が大学入学時の1996年にはこれらパンク・ロックのCDが目白押しで、「仕送りバブル」を謳歌していた僕は、よく買ったことを覚えています。

 流行は萎むことが早いことも特徴で、ロンドンパンクはやがてハードコアに移行しますが、作品としては今でも残っています。

 こうしたフォロワーの登場、流行はサッカーの戦術も同様ですね。

 アリゴ・サッキが提唱したゾーンプレスは一気に世界を駆け巡り、あのカロロス・バルデラマという屈指のプレイメイカーを誇るコロンビア代表も同様でした。

 近年ですと

 4-2-3-1,4-1-4-1,4-3-3-と最終ラインは4名で構成
 一方グアルディオラは3-4-3や3-4-2-1も試す
 
 というように、最先端の戦術はインターネットの拡大、定着とともに一気に伝播してゆきます。

 サッカージャージも同様で、かつてはウール素材、それがアクリルに変化し、今ではポリエステルが一般的です。

 そのポリエステル素材も

 不要となったペットボトルのの再利用
 銀イオンを用いて消臭効果を求める

 など、多くの企業が追随したうえで独自路線を試行しています。

 ヒップ・ホップも当初は米国ニューヨークの独自色が強かった形ですが、今では世界規模で知られています。

 ブームは収束しますが、定着し新しい価値観が上書きされる形で発展してゆく、このことを顧みますとサッカーの戦術にも新しい潮流が起こるかもしれませんね。
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シャルケの降格と復帰に関して

2021-05-14 12:02:39 | 日記
 アンブロは今頃、自分たちの下した決断を悔いているのでしょうか。

 それはアディダスとの契約終了後、提携を結んだシャルケ04が今季2部降格に至った点です。

 と言いましても、そのアディダスですら2018年にドイツ国内で「恐竜」の異名をとるハンブルクが、遂に2部降格となることは考えもしなかったのでしょうが。

 ただ、ハンブルクの場合は降格直近あたりから、毎年残留すれすれの戦いを続けており、クラブスポンサーの立ち位置を見つめなおしているアディダスからすれば、不可思議な契約だったようにも見えます。

 マルセイユとミラン、シャルケとレヴァークーゼンを切り、ハンブルクとの契約を続行させたことは、アディダスにとっても賭けだったのでしょうか。

 シャルケからすれば、降格することでさらに財政状況が悪くなるにも関わらず

 1・ドルトムントがDFBポカールで2017年以来の優勝を勝ち取る
 2・仮にハーランド。ジェイドン・サンチョを売却すれば、大きな金額を勝ち取れる
 3・バイエルン・ミュンヘンに財政、戦績で唯一対抗できるクラブ

 という隣人の存在。

 煙たくて仕方がないでしょうね。

 ただアンブロはシャルケとの契約は、契約内まで行うでしょうし、すったもんだのスポンサー「DHL」も契約期間中と思われます。

 一方でハンブルクやザンクトパウリなど、曲者がそろうブンデスリーガ2部の戦いは、シャルケ幹部が考えるほど容易ではないと思われます。

 人員整理から監督指名、キャンプ地、合宿、戦術の浸透など、彼らが1部に戻るには相当の年数が必要のように思われますが、かつての指揮官マガトのような強制タイプでは、むしろ逆効果のように思えます。
 
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ガンバ、監督交代を決断へ

2021-05-14 11:50:07 | 日記
 本日午前、リーグ18位に沈むガンバ大阪は、宮本恒靖監督を解任しました。

 現状新監督は物色中で、後任人事が確定するまでは松波正信強化部長が陣頭指揮にあたる形となります。

 何だかガンバが唯一降格決定となった、2012年と酷似しているように思えます。

 2012年のガンバは

 1・西野朗氏が去ったことにより、呂比須ワグナーヘッドコーチとセホーン新監督就任を発表
 2・しかしセホーン氏ではなく、むしろ呂比須コーチが前面にでる違和感がキャンプ時から発生
 3・両者はすぐに解任され、後任監督として松波氏が就任

 という形で降格となります。

 松波正信は帝京高校から1993年のJリーグ初年度ガンバに入団し、優勝する2005年(この年に引退したはずです)、一貫してガンバでプレイし続けました。

 東京の名門高校から西日本の中心に移ること。

 これは彼にとって本当に別世界だったでしょうし、大阪という土地に受け入れられたと感じた時は、本当にうれしかったに違いありません。

 ガンバの幹部たちは

 「マサにこのような形で指揮官になってほしくはなかった」
 「でも致し方なかった」

 と語っていたようで、松波強化部長が2012年当時、いずれは指揮官を任される候補であったことは確かなようでうすが、指揮官としての就任時はクラブの混乱期でした。

 生え抜きの指揮官で降格してします。

 ガンバにとっては手痛い形でした。

 ガンバは2014年の3冠以降、Jリーグで目立った成績を収めていません。

 セレッソの印象が強いレビー・クルピ氏を監督に指名、2020年はアデミウソンの飲酒問題など、不本意な問題もありましたよね。

 Jリーグは昔から東日本のクラブが強いと指摘され、アントラーズやフロンターレを見ればその格言の意味がよくわかります。

 さて、ガンバは後任人事を的確の行えるでしょうか。
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