塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

神戸、イニエスタとの契約を2023年まで延長する

2021-05-11 21:35:03 | 日記
 これまでのJリーグの歩むを振り返りますと

 鹿島アントラーズとジーコ
 名古屋グランパスエイトとドラガン・ストイコビッチ

 クラブとそのクラブを愛した外国籍選手の姿を確認できます。

 浦和レッドダイヤモンズとギド・ブッフバルト、FC東京とアマラオの事例も印象深いですよね。

 そしてこの事例にヴィッセル神戸とアンドレス・イニエスタが加わると思うと、神戸ファンの安堵、歓喜、喜びが聞こえてきます。

 FC東京ファンは、アマラオを「「キング・オブ・東京」と呼び敬愛する
 ストイコビッチとブッフバルトは、指揮官としてもクラブに在籍
 ジーコはアントラーズの礎を築く

 というように、かけがえのない存在として今でもファンの記憶に残っています。

 そしてイニエスタも、僕は監督として近未来のヴィッセル神戸に大きな影響を与えると想像します。

 ドラガン・・ストイコビッチが監督ライセンスを求める際

 「グランパスエイトで指揮を執る」
 「通訳は村上剛だよ」

 というように、自分の未来と名古屋の街、そしてクラブと重ね合わせていたわけですが、それだけセルビア代表背番号10にとって、日本での日々は尊い出来事だったのでしょう。

 ストイコビッチが現役時代、2度の天皇杯をグランパスエイトに授けたように、イニエスタも初めての優勝トロフィーとなる天皇杯を神戸に授けました。

 ブッフバルトは監督してクラブ・ワールドカップ3位という成績をもたらし、ワシントン、ロブソン・ポンテというブラジル籍の選手とも調和を維持していましたね。

 2023年までの契約延長のニュースは、イニエスタのふるさとスペインでも大きく報道されています。

 彼のプレイを楽しめる日々は、まだ続きます。
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僕はストリップを好みません

2021-05-11 21:21:47 | 日記
 お題は僕なりの「比喩」なんですね。

 ストリップといえば、着衣の女性が徐々に薄着になり、最後には裸体となる点が魅力なのでしょうが、サッカーでもベールに包まれたものが露になるときがあります。

 昨年、レオ・メッシがバルセロナ退団を希望すると囁かれ、その際

 1・メッシは果たして契約解除金無しで移籍が可能なのか
 2・クラブが主張する、解除金868億円が必要なのか
 3・そもそもこの金額を支払えるクラブなど存在するのか

 というように、着衣(ベール)に包まれていたレオ・メッシの付帯条件が、ストリップの着衣のように、徐々にむき出しとなり、裸体(周囲の喧噪、ファンの失望)という形になってしまいました。

 僕は以前にも書きましたが、天才の中の天才と指摘されるレオ・メッシの市場価値が、支払える、支払えないはともかく1000億円に達しないという点では安い(格安)とも思えます。

 しかし、この金額はユナイテッドに代表される

 「スーパー・メガクラブ」

 デロイト・フットボールが統計しているクラブの年間売り上げに匹敵するんですよね。

 バイエルン・ミュンヘンが2020年欧州王者になった際、賞金の合計額が170億円と指摘されましたが、スポンサー収入に頼らず、選手として活用できるのかもおいておく形で試算すれば、

 チャンピンズ・リーグで最低5季連続で優勝すると、この解除金が得られる
 しかし、そんな前人未踏なことはまず出来ない

 という形に収まります。

 レアルの選手や指揮官ジダンも、メッシがスペインにとどまることを希望しているといいます。

 メッシの存在は

 1.クラシコでの入場券売り上げ
 2・テレビマネーや対戦相手における収入額

 にも大きな影響を与えるためでしょう。

 世代交代、新会長ジョアン・ラポルタの見解など、バルセロナの未来が不透明と思わずにはいられないのですが、メッシは最後までバルセロナの選手でしょうね。
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ユヴェントス、改めて思う監督人事

2021-05-11 21:09:16 | 日記
 アンドレア・ピルロはユヴェントス指揮官の座を、自ら降りる考えは毛頭ない様子です。

 仮にチャンピオンズ・リーグ出場権が得られない場合

 1・損益にかかわる重大な問題
 2・優勝したインテルはともかく、アタランタのようなプロビンチャよりも下位でリーグを終えること
 
 この2点に関し、彼らのプライドが許さないでしょうね。

 そもそもセリエA9連覇という実績が、欧州制覇はならずともユヴェントス首脳陣の誇りを、「ある程度」満たしていた事は事実でしょうしね。

 アンドレア・アニエッリは、アンドレア・ピルロに財務上の損失として大きな汚点になるのでしょうが、契約違約金を払い新監督を招く考えなのでしょうか。

 少なくとも彼をぞんざいに扱えば

 近い将来における、有能な指揮官候補を自ら追い出す形となる
 監督経験のなさは、ピルロも首脳陣も重々承知していたはずなのに

 という局面をさらけ出してしまいます。

 ただ、もし本当にジダンがレアル・マドリードを退任すれば、彼がトリノに来るメリットはあります。

 それは契約の問題もありますが、ロナウドの残留と彼最大の理解者がやってくる点にあります。

 ユヴェントスには確かにロナウド、というピッチ上の切り札がいました。

 しかし、アッレグリ、コンテ、サッリのいずれもチャンピオンズ・リーグで指揮官としての戴冠はなく、ジダンという指揮官としても選手としても優勝を持つ人物がいれば。

 ベンチの空気が劇的に変わることが予想されます。

 彼はバロンドール、ワールドカップ、欧州選手権でも優勝していますし、ロナウドが助言に聞く耳を持つ(サッリはこの点で心苦しいと感じたでしょうね)に決まっています。

 まだ予断を許さないユヴェントスとレアルですが、どちらも新しい時代を模索していることは共通していますが。
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