塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

今、ディアドラを改めて調べてみました

2021-05-22 23:16:40 | 日記
 サッカー、テニス、イタリア製スニーカーなど多岐にわたる商品構成だったディアドラ。

 日本代理店のDMRが本国イタリア・ディアドラ社とのライセンスが終了し、先月30日をもって公式ホームぺージを閉鎖しました。

 一方、ディアドラは工場向けに「安全靴」を製造、販売しておりこちらは「ミドリ安全」が従来通り、公式販売を行っています。

 (ミドリ安全の公式ホームページより)

 興味深いのは、安全靴ですとプーマのディスク・ダイヤル同様の「巻き上げ式」を搭載している型があることでしょうか。

 日本との通商が終了することで、これまでディアドラ用品で競技に打ち込んできた方々はがっかりでしょうが、今後は(今年の6月30日以降です)、ファッション専門店も難しくなるのでしょうか。

 イタリア、もしくはルーマニアで製造される

 「ディアドラ・ヘリテージ」

 は、スーツやセットアップに合わせて着用できるデザイン、色彩が特徴であり、パトリックやジャーマン・トレーナー同様に

 「ドレス・スニーカー」

 と呼ばれる範疇に収まると思います。

 今、適当にネットを検索してみましたが、取扱店に在庫はまだ十分あるようですが、今後は枯渇してゆくのでしょう。

 以前にもお伝えしましたが、僕は熱心なファンではありませんでしたが、やはり一時代を築いた企業が日本撤退を決める際は、寂しい気持ちになりますね。
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選手の脳裏に残る履き心地

2021-05-22 17:42:32 | 日記
 ナイキからニューバランスへ移籍したイングランド代表ラヒーム・スターリング。

 ニューバランスはJリーグで契約する2クラブ、サガン鳥栖とFC東京のジャージをモチーフにしたスニーカーを発売するそうで、話題が続いています。

 またアンダーアーマーの顔として知られてきたオランダ代表メンフィス・デパイ。

 彼もアンダーアーマーからナイキ、もしくはアディダスへ移籍する可能性があるのですが、むしろ古巣のアンダーアーマーの責任者は、今頃相当緊張しているのではないでしょうか。

 契約である以上、いつかお別れの日がきますし、それは生涯契約も変わりません。

 バスケットの話ですが、2008年ボストン・セルティックで全米王者に輝いたケヴィン・ガーネット。

 彼はアディダスと生涯契約を結ぶも、その契約を見直し中国企業の「アンタ」へ鞍替えしました。

 遠藤保仁はアンブロと生涯契約を結んでいますが、彼は新作よりも自分が気に入った従来品を好むそうで、担当者は渡した新作を遠藤が履いていると、心から安堵すると耳にしました。

 契約する、しない
 新作を履く、履かない

 勿論大事なのは選手の意見、感覚で間違いありませんが、新作を履いてもらえたらなあと考えるブランド側の意見も気になりますよね。

 中村俊輔のように、2014年当時のF50を今でも引っ張り出して愛用、というのは稀な例でしょうが、選手には記憶に残る感触と履き心地が存在するのでしょうね。

 ブランドとしては案外新作の発表機会を増加させるよりも、スパイク一足の販売期間をもっと長くして、より深いデータを収集する方が効果的かもしれません。
  
 単なる憶測ですが。
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改めて考える適材適所

2021-05-22 17:30:28 | 日記
 何事も義務感が生じてしまうと、心が暗くなります。

 非番の今日、実家の畑仕事を1時間ほど手伝いましたが、僕は農作業が本当に嫌いなんですよ。
 
 「老いた両親の補助」
 「長男としての責務」

 プラスの要素何もなし、の形で出かけているので、やる気はないし本当に面白く感じないんですね。

 バルセロナ在籍時のイングランド代表、ギャリー・リネカーがそうでした。

 同じ英国出身の指揮官、テリー・ベナブルズから、クラブ出身者であるヨハン・クライフに交代すると、彼は3-4-3のライト・ウイングとして起用されます。

 1986年ワールドカップ得点王が、ウイングとしてタッチラインに張り続け、本来自分が受けるクロスを供給する。

 面白いはずがありません。

 ワールドカップの事例でもわかるように、リネカーはボックス・エリア周辺にいてこそ真価を発揮しますし、相手最終ラインの動き、そしてパスを供給する名手、ピーター・ベアズリーとの呼吸。

 クライフが3-4-3を導入する際、どうしてライト・ウイングを補強希望しなかったのか、どうしてリネカーをコンバートすることで切り抜けようと感じたのか、正直判断はつきません。

 当時はレアルもそうですが、マーチャンダイジングとクラブ・スポンサー収入が限られていましたし、バルセロナそのものも名声は、おそらくレアルほどではなかった。つまりバルサは裕福ではなかったのでしょうね。

 4番グアルディオラ

 というように、まさに適材適所のポジションで一気に飛躍し、その薫陶を指揮官となった今でも大切に思う人物がいるわけです。

 もしリネカーをセンターフォワードで起用し続けていれば。

 このイングランド代表はバルセロナでもっと輝いたかもしれません。

 彼はバルサの言葉、カタラン語も話せたためにファンからの支持は非常に大きいものでしたからね。
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改めて思うワールドカップの開催周期

2021-05-22 10:50:20 | 日記
 サッカーを基軸に多くの競技で開催される「ワールドカップ」

 競技を問わずに4年周期で開催されること、は五輪同様に広く知られています。

 ただ、サウジアラビアから端を発した

 「ワールドカップの2年おき開催」
 「男女とも可能かどうか検討する」

 という驚きの話が、FIFAで議論されることになります。

 僕は無理だと感じます。

 まず、現行の基本方針が、予選と親善試合、組み合わせ抽選と合宿、そして本番というように、理にかなったかあっちを4年で行っていると考えるためです。

 現行の32代表が参加する大会を、48代表に増加させる決議の際も

 「これ以上増加すると、ワールドカップの価値は失われる」
 「完璧なフォーマットを崩す必要はない」

 と批判の声があがったと聞きます。

 むしろ2年ごとの開催であれば

 各国リーグとの兼ね合い(予選はどうするのか)
 ただでさえ試合数の多さで悩む、欧州各国は反対するであろう
 金のためではなかろうか、つまり選手の心身をまるで考慮していない
 それは埋没した先日の欧州スーパーリーグと何が違うのか

 という反対意見が目白押しになるのではないでしょうか。

 率直に、発展は見込めないと思うのですね。

 少なくとも2年という開催期間に関しての議論は後回しでよいと思います。

 むしろ48か国で行われる2026年大会の後ですら構わないと考えます。

 何より48か国を受け入れるだけの施設を持つ国はそうそうありませんし、共催の方が要になるのでしょう。

 共催が無理ならば、どのような形で1か国が負担を強いるのか、そして48か国のワールドカップが難しいのであれば、32か国に戻すのか、こちらの方が議論に値すると僕は考えます。
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市町村単位で考えるサッカークラブ

2021-05-22 10:37:25 | 日記
 2004年、1リーグ構想ではなく現在のセ・リーグとパ・リーグの12チーム制を維持するために誕生したのが

 「東北楽天ゴールデンイーグルス」
 
 になります。

 楽天の三木谷社長は、その後にヴィッセル神戸の経営にも参画し、白黒の縦縞から楽天イーグルス同様に「クレムゾン・レッド」と呼ばれる、濃いえんじ色をクラブカラーとして採用します。

 そしてその2004年、三木谷氏と最後まで野球参加を考慮し続けた堀江貴文氏が、九州独立リーグに参加すると報道されています。

 「J1の名称を一番リーグにすればよい」

 と独自の意見を述べてきたように、2004年から何かしら競技を問わず参画の機会を求めていたのでしょうか。

 基本、独立リーグはプロリーグとしてみなされません。

 ただ、年々増加するリーグ、チームの増加はJリーグの影響もあるのではないでしょうか。

 野球は都道府県単位で考える
 サッカーは市町村単位で考える

 つまり、より自分の身近にあり、同時に差別化を考えてゆくのがJリーグとサッカー、のように思えるのです。

 例えば長野県を題材にしますと

 長野市 長野パルセイロ J3
 松本市 松本山雅 J2
 東御市 アルティスタ浅間 北信越リーグ

 この3クラブはよく知られていると思いますし、特に松本山雅のファン・プロモーションの巧みさ、県内クラブで唯一、日本代表を輩出しJ1で戦ったことがあることでも知られています。

 (前田大然が五輪代表に選出されれば、山雅ファンもうれしいでしょうね)

 しかし、例えば僕の住む千曲市にも「リベルタス千曲」というクラブが活動していますし、ほかにもアンテロ―ブ塩尻など、さまざまなクラブが自分たちの理念と共に地域社会を見守っています。

 このように、産声が挙がることを否定しないサッカーの形が、何となく独立リーグの気風を後押ししているような気がしたのです。
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