塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

五輪とユーロの対比について

2021-05-28 21:34:05 | 日記
 書店では欧州選手権2020の選手名鑑が売られています。

 売られているということは開催が決定しており、確かに各国登録選手26名が続々と発表されています。

 欧州王者ポルトガル ロナウド最後のユーロか
 準優勝フランス カリム・ベンゼマの劇的な復帰劇
 スペイン セルヒオ・ラモスの落選

 というように、今選手選考の段階でも大きな話題にあふれていますが、その前に気になることがあります。

 東京五輪が必要かどうか
 東京五輪は無観客がそれとも観客ありでの開催か
 部活動や授業が満足にできないにもかかわらず、五輪のような大規模開催は矛盾してはいないか

 現段階で五輪開催には常に「クエスチョン・マーク」がつきます。

 ではどうしてユーロの開催に関して、各国はここまでシビアにならないのでしょうか。

 日本のように患者数が右肩上がりでの増加に歯止めがかかっていいるためか
 ワクチンの普及がインド株に代表される、新しいウイルスに対応できると考えているためか
 ワクチン接種で抗体を持つ人物が多いためなのか

 僕には五輪は全くダメ、でも欧州選手権は大丈夫というその「落差」の意味合いが、正直よくわからないのです。

 実は中国では東京五輪の行く末を、実に注意深く観察しているといいます。

 それは半年後の2022年冬季五輪が北京開催であり、東京大会の是非が恰好の判断材料になるためですが、ではカタールワールドカップ本番も、東京五輪はサンプルとして機能するでしょうか。
 
 もし東京五輪がダメならば、北京冬季五輪も難しいという判断につながる可能性もあり、ここは多角的に見解を求めるべきだと感じます。

 
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伊東純也、今夏移籍の決断か

2021-05-28 21:19:08 | 日記
 日本代表のライト・ウイング、そしてジュピラー・リーグのヘントで充実したシーズンを送ったのが伊東純也。

 彼自身柏レイソル在籍時の2018年から、森保監督からその存在を認められ、今では誰もが招集に納得のいく結果を出しています。

 ただ伊東自身は、レイソル在籍時から海外リーグへ移籍を模索していたと思いますが、クラブがJ2降格という本人もファンも予期せぬ時代が起きてしまい、残留か移籍かで相当迷ったと思います。

 そして今夏、再び「移籍か残留か」で彼は頭を悩ますのではないでしょうか。

 残留は簡単でベルギーにとどまることを意味します。

 難しいのは移籍で、その方法としては

 1・クラブ・ブルッヘやアンデルレヒトなど、同国の名門に移籍
 2・オランダやドイツなど隣国のリーグに移籍する
 3・思い切ってイングランドやイタリアを目指す

 と多岐にわたるためです。

 ただ「1」の移籍は思うよりも簡単ではありません。

 日本代表でいいますと、過去松井大輔がグルノーブルから古豪のサンティティエンヌに移籍しましたが、松井本人も想像しなかっだであろう、手ごたえの無さに終始しました。

 今シャルルロワに在籍する森岡亮太も、アンデレレヒトの背番号10を背負う重責を担います。

 森岡の貢献度はそこまでひどい代物ではないと思いますが、ファンから全幅の信頼を得たわけではなく、彼自身も内心は納得は今でも言ってはいないと予想します。

 案外、隣国のクラブ、堂安律の事例が伊東に参考になると予想します。

 ただ、ビーレフェエルトが財政難のため、堂安が残留できるかどうかは定かではないとの指摘もあります。

 選手にとってクラブが手放したくはないが手放すしかない、その選手は解除金が見込めるということで、市場価値が大きいという皮肉な状況でもありますが。
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日本代表対ミャンマー代表を視聴しながら

2021-05-28 20:58:50 | 日記
 日本テレビ系列(長野県ではテレビ信州)が放送しているアジア2次予選、日本代表対ミャンマー代表。

 この放送を気にしながら今ブログをしたためていますが。森保監督の選手選考にはこのような意義があるのでないかと感じています。

 南米予選 ボリビア代表
 欧州予選 フェロー諸島代表 サンマリノ代表

 各大陸では「勝ち点3」を容易に得られると考えられる国がありますし。今回の日本代表がミャンマー代表に敗れるとも思えません。

 通常、どの強豪国もこのレベルの相手では

 飛車角落ちの形で先発を構成
 ある程度の得点差になったならば、流して次戦に向けての体力温存

 という形をとりますよね。

 日本代表が前半で4得点、しかも45分で大迫勇也がハットトリックを見せる展開でも、指揮官、選手が手を抜かない、流さないのは

 1・クーデタの最中、日本遠征そのものが困難だったであろうミャンマー代表系の敬意
 2・手を抜かないこと、刺激を与えることがアジア各国の戦力向上につながるため

 と感じているからに違いありません。

 かつて日本も五輪予選、ワールドカップ予選で敗退を続け、他国の技術に目を奪われている時代がありました。

 90年代プロ化し、キリンカップでアルゼンチン代表やユーゴスラビア代表と戦えるようになっても、ワールドカップで勝ち点3を得るには、韓日ワールドカップのロシア戦までまたねばなりませんした。

 1995年でしたか、加茂体制でラモス瑠偉の日本代表最後の一戦はブラジル戦でしたが、セレソンは最後軽く流すような体裁でしたが、それでも1-5の大敗でした。

 彼らが流さず、真剣に90分戦うことは確かに馬鹿げて入ると思います。

 ただ、彼らから与えられた屈辱を、アジア各国には与えたくない、懸命に挑んでくる相手に礼をもって挑みたい、そんな心意気が日本代表には備わっているように感じられます。
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