塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ナンバー、長谷部誠特集を刊行

2021-05-06 19:42:32 | 日記
 スポーツ専門誌ではあっても「サッカー」専門誌ではないスポーツ・グラフィックナンバー。

 そのナンバーが本日発売の最新号で「長谷部誠特集」を組んだこと。

 このことだけで、元日本代表主将のすばらしさがわかるというものです。

 ナンバーはこれまで別冊で「内田篤人」「ディエゴ・マラドーナ」特集を組みました。

 特にマラドーナ追悼という形で出版した別冊は、仇敵ブラジル代表の大エースでありながら、マラドーナと心を通わせたカレカが登場するなど、さすがの取材力を見せたものです。

 そのナンバーが長谷部誠を特集し、岡ちゃんやうっちーといった同僚の対談、冒頭のキングからの手紙を掲載した理由。

 それは彼が健康そのものでブンデスリーガの最前線にたっていることもそうですが、むしろ

 コロナ・ウイルスの影響で疲弊している日本のサッカー好きを励ますことができる存在
 彼のように丁寧な言葉で収束するための方策を語る政治家が存在してほしい

 という希望の証。

 それがサッカーという競技の枠を飛び越え、企画、編集の要因になったのではなかろうか、と勝手に思っています。

 在籍するフランクフルトでは、3-5-2のリベロで起用されることもありましたが、もし日本代表、五輪代表が同様の型であれば、彼に代表復帰を求める声が強まったかもしれません。

 3-5-2の代名詞であるドイツ代表は、2000年欧州選手権で39歳のロタール・マテウスをリベロに指名し、各国から失笑されました。

 これは布陣そのものが周回遅れになりつつあり、同時にこの策にすがるしかないことを露呈したわけですが、もし長谷部がこの形で代表に戻っても笑う人間はまずいないでしょう。

 それだけ充実した日々を送っている彼に幸あれ!と言いたいですね。
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レアルの欧州戦線離脱より

2021-05-06 19:32:51 | 日記
 レアル・マドリードが準決勝でチェルシーに敗れ、もし今季を無冠で終えた場合、ジダンは辞意を表明し責任を取るとされています。

 ラ・リーガの優勝に一番近いのはアトレティコ・マドリードと考えますが、本日発売のワールド・サッカーダイジェストによれば、指揮官シメオネとポルトガル代表ジョアン・フェリックス。

 両者の間に横たわる溝は思いのほか深く、このポルトガル代表の成長を停滞させないためには、もうアトレティコを離れるしかないとしています。

 それでも首位戦線にとどまっているアトレティコからすれば、シメオネの力量を重視すると思われます。

 ただレアルが欧州戦線から消えた点は、ユヴェントスからすれば指揮官問題を一気に進展させられる、重要な形と言えます。

 そう、ユヴェントスが新指揮官としてジダンを狙っているという話は事実でしょうし、このフランス代表がワールドカップ98で優勝できたのも、ユヴェントスで重圧に耐える術を学んだからでした。

 カンヌ・ボルドー(この時代彼はアディダスではなくアシックスを愛用しており、アシックスからすれば勿体ない形と言えます)からユヴェントスに移籍し

 1・常勝というクラブの責務
 2・欧州王者に輝くことの難しさ

 と痛感したジダン。

 2001年レアル・マドリードに移籍し、正真正銘の名手として認知されますが、その礎となったのは5年過ごしたトリノでの日々でした。

 彼はスペイン語、フランス語、イタリア語が理解できますし、何よりユヴェントスの持つ気質を既に肌で感じています。

 どれだけ彼らが欧州王者を欲しがっているか、そして自身もユヴェントス時代にビッグイヤーを得られなかったこと。

 過去の汚名を晴らすために、トリノに喜びをもたらすため、このフランス人はトリノを目指すのではないでしょうか。
 
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トラックスーツの着こなしについて

2021-05-06 10:43:16 | 日記
 先日、足元はアディダス、上下をトラックスーツ、といういで立ちの男性を見かけました。

 その方はトラックスーツのブランドが別々だったのですが、僕は

 トラックスーツを着用する際は、ブランドを統一すべきか
 否、別々でも着心地と見てくれが良ければ、何の問題もないのか

 と考えたのです。

 僕が違和感を感じたのは、クラブでも代表でも当然ですが、選手たちはトラックスーツを当然、統一して着用している光景を見慣れているためでしょう。

 例えばリバプールはナイキと契約していますから、トラックスーツ、アンセムジャケットなど、すべてナイキから支給されます。

 スパイクやトレーニングシューズは個別契約ですし、指揮官クロップもナイキではなくアディダスを着用しています。

 シティですとこれがプーマになるわけですが、グアルディオラは個人でプーマと契約していますから、彼のように頭からつま先まで「プーマ」というように、すべてが同じという方が珍しいわけですが。

 ヒップ・ホップの元祖ランDMCは、「マイ・アディダス」という楽曲を作成したように、コンサート会場や取材を受ける際、全身アディダスで統一していた時期があります。

 これらを鑑みると、トラックスーツで外出する際は、できる限り同じブランドを用いるのが最適、と思えます。

 難しいのは靴まで統一していると、何となく嫌らしく感じる点で、自分が気に入っている靴を履くのが一番ではないでしょうか。

 ただトラックスーツが一番輝くのは、街中ではなく(当たり前ですが陸上競技場やアリーナ、そしてスタジアムなんですけとね。

 
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地道が一番ではないでしょうか

2021-05-06 10:08:57 | 日記
 僕は昨日、今日と連休で明日から業務が始まります。

 一番最初に就いた業務から現在まで、皆さんと同じようなゴールデン・ウイークの〇連休と言う物は体感していません。

 勤め人1年生の方も、連休がある、ない、そもそもコロナウイルスの影響で自宅が仕事場だ、と言う方など、その光景は多岐にわたるのでしょう。

 自分で自分を「地味・地道・実直」の3Gと呼ぶくらいですから、仕事でも派手さを求めようといしていませんし、昇給、昇進など頭の中にはないくらいなのですが、案外それが良い方向に働く気もします。

 今季のチャンピオンズ・リーグは、昨年のポルトガル、リスボンの地における一極集中の形にはならず、通常の形で決勝を迎えます。

 遂にグアルディオラとマンチェスター・シティが決勝にたどり着きましたが、彼らもまた地道に歩んできたと言えるでしょう。

 UAE資本以前、元タイ首相タクシン氏の時代は、ブラジル代表ジョーとエラーノ、ジンバブエ代表ベンジャニのような、ある意味では乱獲、ある意味では小粒と言える戦力で戦っていました。

 しかし以後は

 1・マンチーニ時代、向こう10年の主力となるコンパニとシルヴァ、そしてアグエロを獲得
 2・リーグ優勝、FAカップの獲得、そしてチャンピオンズ・リーグで場数を踏む
 3・フロントの刷新、グアルディオラの招聘

 というように、選手獲得や最新鋭のスポーツ・コンプレックスの設計など、基本軸を一貫してグアルディオラの招聘と、彼が仕事をしやすい環境という形にしてきました。

 ただ、英国籍、ホーム・グロウンという形はまだ手付かずの印象も受けますし、仮にチャンピオンズ・リーグで優勝しても、ユナイテッドの優勝回数3回には及びません。

 指揮官も勝利の余韻に浸るのは(優勝したらですが)、その日の夜までで翌日からはまた新しい設計図を描くのではないでしょうか。
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