塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

勝利を得る特効薬はないですからね

2021-05-05 19:28:53 | 日記
 今日松本市のサンプロ・アルウインにおいて、J2松本山雅対SC相模原の一戦が行われ、松本が2-1で勝利しました。

 この試合はテレビ信州が14時30分から中継(僕は見ていませんが)し、父が見入っていましたが、長野パルセイロファンの胸中は複雑だったでしょうね。

 それは山雅が現在はJ2であるものの、過去にJ1に在籍経験を持ち、現在は横浜F・マリノス在籍の前田大然という日本代表選手を輩出している、パルセイロよりも先を歩んでいる点。

 そして2020年J3最終節において、2位のパルセイロを最終的に3位だったSC相模原が追い抜く形で、首位のブラウブリッツ秋田と共に、2021年J2で戦う権利を得たこと。

 この2点にあります。

 簡単に言いますと、この試合は松本山雅対SC相模原の一戦ではなく

 松本山雅対AC長野パルセイロ
 J2で遂に皆が待ち望んだ信州ダービーがお目見え

 と言う形だった「かもしれない」わけです。

 それだけパルセイロからしたら、(今季の歩みを顧みますと)J2という逃がした魚が大きいことの意味合いがわかりますよね。

 14時からは長野朝日放送がB1リーグ、信州ブレイブ・ウオリアーズの中継を行いましたが、彼らもまたB2からB1に昇格し、現在の地位を築きました。

 僕はbjリーグ観戦経験は持ちますが、現在のBリーグ観戦はないんですね。

 ただコロナウイルスの影響もあるでしょうが、観客動員でさほど苦戦している様子はなく、むしろ国内バスケットの最高峰が身近にあるという点で、新規ファンは増えているのではないでしょうか。

 それはブレイブ・ウオリアーズがB2ではなく、「B1」にいるためですよね。

 パルセイロの認知を向上させる特効薬はやはりJ2に昇格することでしょうが、その昇格の「特効薬」が無いことも、これもまた事実です。

 勝ち点3がいきなり勝ち点6になることなどなく、地道に戦うしかないわけですからね。
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モウリーニョ、新天地は永遠の都

2021-05-05 15:42:08 | 日記
 スパーズから解任されたホゼ・モウリーニョ。

 パウロ・フォンセカ監督が今季をもって退団するASローマの指揮官就任が決定しました。

 ローマはナイキとの現行契約が今季で狩猟し、来季からはセリエAで初めてとなるニューバランスとの契約が始まります。

 モウリーニョ就任と共に、新シーズンから「仕切り直し」と言う形でしょうか。

 ローマが彼を求めたのは

 1・先行するラツイオを捉えること
 2・チャンピオンズ・リーグ出場権を、インテル、ユヴェントス、アタランタ、ナポリにラツイオなどど競合し、勝ち取る為
 3・インテル時代から指摘されているイタリア語の巧みさ

 そして何より、欧州を知っているためではないでしょうか。

 2004年のポルト、2010年のインテルで得たチャンピオンズ・リーグの印象が強いモウリーニョですが、実際欧州制覇は「4度」あります。

 それは2003年ポルト時代のUEFAカップ、2017年ユナイテッドで得たヨーロッパ・リーグの優勝であり、現状ラツイオはセリエAの競争に勝ち残らねば、これらのトーナメントに参加はできません。

 ただ、モウリーニョの手腕がまだ「一定」の評価がある事、欧州での戦いを知り尽くしている人物が、現在市場に残っていたことを考えれば、ローマ首脳陣の動きは機敏でしたね。

 アタランタがガスペリーニ、ラツイオがインザーギを手ばなさないように、ローマも長期で面倒をみられる指揮官を、本来は希望していた可能性もあります。

 ただ、ローマとすれば欧州での舞台に再度立つこと、立つことで勝利ボーナスを獲得し、アディダスがユヴェントスのスポンサー料は倍増したように、ニューバランスからさらに良い条件を引き出す。

 これらを総合的に判断した際、モウリーニョの招聘にたどり着いた、と勝手に想像します。

 インテルのファンは3冠に導いた指揮官を、今でも敬愛しているでしょうが、サンシーロに出迎える際はどんな態度になるでしょうか。
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諦めずに戦う意思にあっぱれ

2021-05-05 15:24:11 | 日記
 本田圭祐が、アゼルバイジャン・リーグに移籍し、遂に初ゴールを射止めました。

 自身が宣言する「オーバーエイジ」での東京五輪出場を得るため、本田は選手選考当日までアゼルバイジャンの地で、必死に戦い抜くことでしょう。

 「本田は終わった」
 「もう過去の選手だよね」

 と周囲は彼に身勝手すぎることを言います。

 内田篤人のように度重なる故障の影響で、自分がプロとして報酬を得ることは全く潔くない、という周囲もなるほどと思える引退理由はあります。

 でもそうでないのであれば、周囲は勝手に「終わった」と小ばかにしてはいけません。

 選手は自分の思うがままに戦い続ければよいと思いますし、喧噪に巻き込まれてほしくないですよね。

 それはドイツ代表もマリオ・ゲッツエも同様です。

 エール・ディビジのPSVに新天地を求めた彼に対し、PSVのファンは驚き、ブンデスリーガ関係者は「都落ち」と考えました。

 確かにブンデスリーガよりもエール・ディビジの方が、全体として一歩レベルは落ちると思います。

 またドイツからすれば

 「我々はワールドカップの優勝4度」
 「オランダはワールドカップ準優勝が3度」

 という面も大きいかもしれません。

 特に1974年はクライフたちの力量に圧倒される面もあったはずですが、勝者は彼ら西ドイツでしたから、その自負がオランダなどという見識に繋がっているようにも思えます。

 ただ。ゲッツエにしても周囲からどんな事をいわれようともプロを諦めることは考えなかったと思います。

 もそ周囲の喧噪に惑われていたならば

 恥を忍んでバイエルンから再度、ドルトムントに移籍することは考えなかった
 ましてや隣国オランダへ渡ることも考えなかっただろう

 ということです。

 2012年、ヴェルダー・ブレーメンからチェルシーに移籍しああと、ジャーニーマンになったドイツ代表のマルコ・マリン。

 彼は現在、セルビアのレッドスターに在籍しているはずですが、良い意味で諦めない彼ら3選手は、本当に素晴らしい考えの持ち主だと僕は感嘆するのですね。
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代々受け継いでいく伝統

2021-05-05 15:14:36 | 日記
 英国を代表する上着「ツイードジャケット」

 ツイードにはシェットランド・ツイード、ドニゴール・ツイードもありますが、一番有名なのはやはり「ハリス・ツイード」でしょう。

 最近では服飾品にハリス・ツイードを「部分的」に採用しているデザインを多く見かけます。

 英国の名門ではこのツイードジャケットを、祖父、父、息子、孫へと修繕をしながら受け渡していく事例が多いですね。

 体型が異なる場合は致し方ないでしょうが、基本は新品のツイードよりも、肘当てをしやつれた形の方が、風格と威厳が漂うのがツイードジャケットの価値と言えます。

 ラポ・エルカンが祖父のジャンニ・アニエッリの背広を修繕し、着用していることもアニエッリと言う名門を束ねる作法として、ユヴェントスを含むイタリア経済を支えている自尊心かもしれません。

 ユヴェントスはラテン語で「青春」を意味し、エルカンは年齢に関係なく青春を謳歌するために、服飾や車のデザイン、販売にいそしんでいるようにも思えます。

 僕は「何となく」ですが、カルティエの「タンク」、ジャガー・ルクルトの「レベルソ」のような、四角形の小ぶりな腕時計に惹かれます。

 それは僕は堅真面目と評されること(真四角な性格)という意味もありますが、ロレックスのようなマスキュリンな時計が、似合わない貧弱な体型ということもあります。

 これらは僕のような華奢な体型でも、何となく違和感が無いように思えるのです。

 僕は結婚も出来ないでしょうし、子育てなどするつもりは毛頭ありませんが、もし万が一父になったなら、他の家庭のように腕時計をのこしてやれたら、とぼんやり考えたにすぎません。

 サッカー好きならば、日本代表を伝えても良いでしょうね。

 1993年、ワールドカップ初出場まであと一歩
 1998年、遂に初出場
 2002年、日本開催でワールドカップが盛り上がる
 2020年 16強進出

 このような代表の歴史、ジャージのデザイン、主力を語ることは大切で、列強は必ずこの動作を怠ってきませんでした。

 だからこそ僕たちも、日本代表の戦いに今一度関心を向ける必要があるように思えるのです。
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