塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

パリ五輪出場には、まずは予選を勝たねばなりません

2021-08-06 21:25:18 | 日記
 ニュージーランド五輪代表との試合を、仮に90分で終えていれば、疲労はそれなりに軽減できたと思います。

 彼らを格下だとは思いません。

 ラグビー・オールブラックスに対して、「オール・ホワイツ」と呼ばれるニュージーランドの面々ですが、ワールドカップと五輪、それぞれ日本代表、五輪代表と比べれば、場数は少ないはずです。

 ただ、決めきることができませんでしたね。

 森保監督はこの五輪、FW登録を3選手に絞りましたが、僕の記憶違いでなければ、前田がフランス戦で1得点を挙げた以外、林と上田の得点はなかったはずです。

 スペイン五輪代表が、途中出場のアセンシオが点取り屋としての責務を果たした光景とは、やはり対象的です。

 もし林大地がスペイン五輪代表の57分でしたか、あのシュートが入っていれば、勝利したでしょうか。

 また、今日のメキシコ五輪代表戦の終盤、三笘、旗手のシュートがGKのオチョアを慌てさせましたが、世界の名手が決めることができて、日本五輪代表が決められない理由は何なのか。

 運で片づけるわけにはいかないでしょうね。

 そのメキシコ五輪代表も、疲労度は相当だったと思いますが、ホームで戦っているにもかかわらず、日本五輪代表はなぜこれだけひろが前面に漂っていたのでしょうか。

 だから前半の早い段階で失点2を失った、と思う他ありません。

 特に今大会だけは、登録選手数22に拡大し、交代も3ではなく5でしたから、決勝に進んだブラジル五輪代表とスペイン五輪代表は、その点で効率が良かったに違いありません。

 日本五輪代表は「ホスト」ということで、今大会のアジア予選はありませんでした。

 選手たちは既に「パリ五輪」を目指すという強い意志が内面に生じているようですが、アジア予選を勝ち抜くという、根本的な事を忘れてはいけませんよね。

 予選で敗れる可能性は捨てきれませんし、何よりパリ五輪はコロナの影響がない限り、従来の18選手での登録になるわけですから、もっと上手い立ち回りが求められるのですよ。
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日本五輪代表敗戦

2021-08-06 21:14:48 | 日記
 森保監督は後半、旗手をレフト・フルバックにスライドさせ、彼のポジションに三笘を起用します。

 最終的には板倉ひとりを中盤センターに指名した4-1-4-1になるわけですが、個人的見解として最初からこの布陣で戦うべきだと思いましたね。

 前半13分でしたか、遠藤航のファウルがPKになりましたが、既にこの段階で汗が噴き出ており、遠藤がまるでリカバリーできていないようにさえ思いました。

 では日本が3位決定戦を敗戦で終えたのはなぜでしょうか。

 当然、メキシコのセットプレイが正確だったこともありますし、彼らの方が純粋にリカバリーができており、同時に強かった形になります。

 それ以外の事を考慮しますと

 1・フランス戦の選手交代
 2・ニュージーランド戦がPKまでもつれこんだこと
 3・不動の選手を指揮官が作ってしまったこと

 にあると思います。

 「3」からですが、解説者がしきりに喧伝する「ポリバレント」「複数のポジションを一人の選手がこなせる」という見解を、僕は好みません。

 それは器用貧乏と表裏一体であり、代表において本職のポジションでミスをし、批判されることと「そうではない」ポジションでミスをするのは、まるで重みが違うと思うためです。

 選手が便利屋になっていい事はまるでありません。

 ただ、旗手や板倉のような選手がいれば、選手たちにも指揮官にも、戦術の幅という恩恵が与えられることも事実ではあります。

 仮に吉田と遠藤、田中の3選手を別の選手が代わりで出場していれば、ここまで疲労がたまることはなかったように思います。

 それが「2」につながります。

 僕はフィールド・プレイヤーは全選手出場したと思っていましたが、DFの瀬古歩が違いましたね。

 フランス戦、4-0という逆転はまずない展開の際、思い切って吉田を外し瀬古を起用する、くらいの大胆な案があってもよかった、と今だから言うのは当然アンフェアになりますが。

 酒井や富安が警告累積、そして体調の点で全試合で起用されなかったことを思うと、主将の疲労度は相当だったに違いありません。
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公式球という存在について

2021-08-06 15:25:40 | 日記
 SSKと言えばサッカー好きでいえば、「ヒュンメル」の日本代理店としての認知です。

 ただ野球好きからすれば、SSKは野球用具の老舗ブランドですよね。

 野球日本代表は決勝戦で米国代表と対戦しますが、僕はミズノが公式球を提供していると思っていましたが、実際はSSKなんですね。

 最近大リーグでは審判がマウンドに向かい、投手の手を確認し回転と速度を違法の形でボールに与えていないかを確認する事例が増加しているそうです。

 大リーグでは長年伝統(利権の方が強いとも囁かれています)に即した形で、ローリングスがボールを供給しています。

 実際今回の五輪でも、ローリングスのグラブを愛用する選手がいますし、ウイルソン、ミズノ、ゼットなどが市場をけん引していることに間違いはありません。

 ただ、諸外国、とりわけ大リーグ経験者によると

 「SSKのボールは素晴らしいね」
 「この五輪公式球を、米国でも採用すべきだ」

 というように、均一で高品質、つまり審判から容疑者扱いされないこのSSKを、皆大絶賛しているといいます。

 大リーグに移籍する日本人投手も、このローリングス(日本ではミズノが提供)する独特の質感になじめないといいます。

 ワールド・ベースボール・クラシックは基本「大リーグ」が管轄(サッカーではリーガかプレミアが主催するような、摩訶不思議な構造です)しているせいか、ローリングスが提供しているはずです。

 米国の選手たちはこの時点で、ある種のアドバンテージがあると思います。

 サッカーでもナイキ、アディダス、モルテンにマイターなどが公式球を提供していますが、やはり蹴った際の感覚は異なると思います。

 しかし、選手たちが不満を漏らさないことを思えば、企業によって大幅な隔たりはないのではにか、という予測もできます。

 実際の感触は僕らにはわかりませんけどね。
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ナポリ、今季のジャージはどうなる

2021-08-06 12:24:16 | 日記
 ナポリがカッパとの現行契約を終了し、デザインをジョルジオ・アルマーニ氏が依頼する

 「クラブ独自のジャージ」

 で今季を戦う、と依然報道がありました。

 その後、アルマーニ氏からの声明も無いようですし、デザイン画の公表やレプリカを販売する際の価格説明など、本当にこの案件が実現するのか、ナポリ・ファンはやきもきしているのではないでしょうか。

 カッパは過去、カッパ、マクロン、ディアドラ、ロット、エネーレなど、イタリア企業とジャージ契約を結んできました。

 特にディエゴ・マラドーナ在籍時の

 胸スポンサー ブイトーニ MARS
 ジャージ・スポンサー エネーレ

 は、まだ記憶に新しいところですよね。
 
 あの時代はブラジル代表のカレカとアレマン、イタリア代表のチーロ・フェラーラにジャンフランコ・ゾラ、そしてブルーノ・ジョルダーノと、マラドーナを支える選手たちも鮮やかでした。

 ナポリは背広好きならご存じのように

 「サルトリア・ナポレターナ」
 「アントニオ・パニコ、ルカ・ルビナッチに代表される著名な仕立て職人と店舗」

 がある、イタリアの一大仕立て地域です。

 それはフィオレンティーナのあるフィレンツェもそうですが、仕立ての具合はまるで異なるのですが、だからこそナポリは自前のジャージが企画、生産できると考えたのでしょうか。

 そのフィオレンティーナが現在「カッパ」と契約しているのも、何だか不思議な印象です。

 イタリアでは今季、ローマとニューバランスの事例が成立した一方で、ル・コックやディアドラのような、「往年」の名門の存在価値がますます減少している印象です。

 もし生産が間に合わなければ、ナポリはカッパ生産による昨年ジャージを着用するのでしょうか。
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大迫勇也、新天地は神戸なのか

2021-08-06 12:10:54 | 日記
 ヴィッセル神戸は二人の日本代表FW、大迫と武藤を獲得するかもしれません。

 仮にファンが願っている

 「三木谷さん、レオ・メッシがバルセロナを退団しますよ」
 「何とかなりませんかね」

 という気持ちは、やはり実現はしないでしょうが。

 ドイツでは2部降格で今季をスタート(既に2節を消化しています)したヴェルダー・ブレーメンにおいて、大迫勇也が先発でいずれも出場したことを顧みて、日本へ帰国することは驚きとみている様子です。

 武藤のように、エイバルでもニューキャッスルでも在籍する意味がないと考えられた選手と、大迫のように妻がいて彼女の意見も尊重すべき、という点で理由には隔たりはあると思います。

 ただ、今後は

 1・日本人選手が海外に移籍して、再度Jリーグに復帰することは、決して都落ちでも何でもない
 2・彼らが満足できる環境整備、選手補強は何か

 を考える、良い機会になると思います。

 当然ですが、Jリーグに復帰することが日本代表から遠ざかるわけではありませんし、あくまで代表監督は選手の体調や旬かどうかを見極めて、招集対象を絞り込みます。

 ガンバに復帰した宇佐美
 セレッソに復帰した清武

 のように、「元」代表選手にも当然、日本代表への門戸を開いています。

 一方でセルティックに移籍して間もない古橋、グラスホッパーに移籍して間もない川辺のように、代表よりもまずは現地での暮らし、練習が大切な選手に関しては、招集を「敢えて」見送る・

 という決断を、森保さんはするかもしれませんが。

 仮に冒頭の2選手が加入すれば、三浦監督に与えられる手ごまはさらに豪華になります。

 戦術の見直しや新しいフィットネスなども採用しながら、来季のチャンピオンズ・リーグ確保が、最低限のミッションになりますね。
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