塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

子供たちのためにできる事

2021-08-12 21:59:22 | 日記
 世の中に多大な影響を与える人物(そこに不思議と政治家は含まれませんが)を、いつの頃から「インフルエンサー」と呼ばれるようになりました。

 その代名詞が「藤原ヒロシ」なのでしょうが、1990年代は岩永ヒカルもそうでした。(ご本人がどう感じるか定かではないのですが)

 1998年長野冬季五輪にアイスホッケーのカナダ代表に、名手ウエイン・グレツキーが選出されました。

 当時岩永さんはホッケーに夢中でグレツキーが大好きであることを公言し、同時に

 「長野五輪に行くよ」
 「そして僕はグレツキーが在籍するニューヨーク・レンジャーズのジャージが好きだ」

 と告白すると、東京中の店舗からレンジャーズのジャージが一気に完売になった、という話が流れたほどです。

 ちなみにアメリカン・パンクと言えばラモーンズが思い浮かびますが、ミスフィッツというバンドもあるんです。

 日本で一気にミスフィッツが知られるようになったのも、岩永さんがファンであることを公言したためで、僕も結成当時のアルバム「スタティック・エイジ」ち、再結成した際のアルバム「アメリカン・サイコ」は、大学時代よく聴いたものです。

 ミスフィッツを日本語でいうと、語弊があるのでしょうが「社会不適格者」とでも訳すことになります。

 もし45歳独身、友人も彼女もいない僕が社会不適格者だとすれば、ミスフィッツを聞いてよかったと思います。

 中心人物であるグレン・ダンジグは若いが行き場所ばない子供たちが、ミスフィッツのレコードを聴いているだけは安住の地にいられる、と聞いたからこそ再結成にいそしんだという閉経があるためです。

 サッカーもそうですよね。

 ボール一つで皆が遊べて、とびきりのプレイには大人も子供も関係なく夢中になる、だからこそサッカーは経済的に困窮する地域で、今でも人気があるわけです。

 サッカーボールもスパイクも欲しい
 でも腹いっぱいご飯が食べたい
 そして学校に通いたい

 サッカーは貧しさをことさら強調する面もありますが、だからこそ現実を確認しろ、という意義につながります
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改めて思う若手有望株

2021-08-12 21:22:43 | 日記
 久保建英は2季ぶりとなるマヨルカ復帰が決定しました。

 アーセナルへ貸し出されているマルティン・ウーデゴールも同様ですが、レンタルでの武者修行という名の、無意味な「たらいまわし」に合わない事を祈りたいと思います。

 ブラジル代表のホドリゴとヴィニシウスも、アンチェロッティ政権下でどのように起用されるのかも注目ですが。

 また一軍に帯同する、レンタルで出されても保有権をレアルが持つ、という形なら良いのかもしれません。

 選手の売却が一向に進まない
 新会長ジョアン・ラポルタの希望的観測
 そしてレオ・メッシの移籍

 加えて新戦力であるセルヒオ・アグエロの負傷離脱と、さっぱりにぎやかで明るい話題のないバルセロナですが、何とここにきて(あくまで噂で信ぴょう性は感じられませんが)ペドリを売却するという報道があります。

 それはアンス・ファティも同様なのかもしれませんが、それだけ借金が減らないという意味でしょう。

 バルセロナは米国の証券会社「ゴールドマン・サックス」から融資を受ける事が決まっているそうですが、融資は当然担保が必要ですし、返済には利子が付きますよね。

 よくユナイテッドのファンが

 「グレイザーは出ていけ」
 「俺たちのクラブを借金まみれにするな」

 と大声を張り上げますが、今度はバルセロナでも同様の光景が起きるかもしれません。

 よく南米クラブが借金のために有望株を欧州クラブに売却する光景が見られますが、コロナウイルスの影響もあり、かつての勢いが中国リーグにない中で、気前よくお金を払うリーグはないと思います。

 僕がバルトメウならば、お金を積んでボディガードを雇うと思います。

 ジョアン・ガスパールの不人気でしたが、彼の場合はそれすら凌駕していることは間違いないでしょうから。
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レオ・メッシはパリ・サンジェルマンの格を上げると思います

2021-08-12 20:55:45 | 日記
 僕はレオ・メッシが、パリ・サンジェルマンを一段上に引き上げる、水先案内人になると思います。

 つまり現在は「金がものをいうクラブ」という印象がまだ強いと思いますが、これから本当の意味合いで「エリート」に成長すると考えますが、それはレオ・メッシがレアルでいう

 「アルフレッド・ディ・スティファノ」

 のような存在になると思うためです。

 チャンピオンズ・リーグ史上最多の13回の優勝を誇る彼らは、まさに「白い巨人」であり、世界中の名手が在籍してきました。

 ハンガリー代表 フィレンツエ・プスカシュ
 メキシコ代表 ウーゴ・サンチェス
 ブラジル代表 ジジ
 
 スペイン代表ならば

 守備の選手 イケル・カシジャス フェルナンド・イエロ
 攻撃の選手 ラウール・ゴンザレス、エミリオ・ブトラゲーニョ

 当然これらのリストには、2000年以降レアルの基盤を作ったジダンとイエロも含まれます。

 その一方でブラジル代表のカゼミーロ、フランス代表のマケレレはもっと評価されるべきでしょうし、スペイン代表グティのように、大型補強ではじき出される選手が大勢いることも事実です。

 熾烈生存競争
 強烈な自負心と優勝のために莫大な補強費用を工面

 これらはやはり、バルセロナから「強奪」したスティファノが活躍したからこそでしょう。

 近年では有望選手が移籍会見を行う際、傍らで見守る姿が印象的でしたが、さすがにジダンも横に「伝説」が存在した際は、相当緊張したに違いありません。

 プスカシュやジジのような名手で個性あふれる選手でも、スティファノの醸し出す雰囲気には適わなかったといいます。

 それだけの自負心があったという証拠でしょうし、晩年はスペイン代表になりましたが全盛期にワールドカップとは縁がないにもかかわらず、ファンの間では「ペレよりも彼だよ」という声がありましたね。

 恐らくメッシもスティファノのように、高い位置まで引き上げることになるのでしょう。

 バルセロナのファンは現状、その姿を眺めるしか方法がないということになります。
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パリ・サンジェルマンに集った名手たち

2021-08-12 20:45:34 | 日記
 パリ・サンジェルマンは1970年に創立された、欧州全体から見れば「若造」です。

 セルティック・グラスゴーがその3年前、マンチェスター・ユナイテッドはその2年前、にチャンピオンズ・カップ優勝を果たしています。

 つまり近代サッカーの礎となる英国、スコットランドのクラブは、パリ・サンジェルマン誕生のはるか以前からクラブとしての歩みを始めており、だからこそ100年経過している現在も、熱心なファンがいます。

 その若造が、金を武器に名手を買いあさる姿は憤りではなく、むしろ「滑稽」に映るのでしょうか。

 そのパリ・サンジェルマンの「浅い」歴史でも、記憶に残る名手が在籍していました。

 ユーゴスラビア代表 スシッチ
 ブラジル代表 ライー
 リベリア代表 ジョルジュ・ウエア

 ロナウジーニョは在籍期間が2年ほどですし、ポルトガル代表のパウレタは良い選手でしたが、先人たちの持つ強烈な個性は持ち合わせていなかったように感じます。

 ウルグアイ代表のカバーニと、スウエーデン代表イブラヒモビッチは現在のカタール資本での移籍ですから、それ以前とは区別して考えてみますね。

 とくにライーは在籍4年の中で、カップ・ウイナーズ・カップ(最終的にはUFEAカップと統合)という欧州タイトルをもたらした、まさに英雄でした。

 パリにはヴァウドにレオナルド、クリスティアン、そして現在のマルキーニョスにアレックスと多くのブラジル代表選手が在籍してきましたが、中でもライーは別格ではないでしょうか。

 特に1998年、ブラジル代表の指揮官マリオ・ザガロが4年ぶりにライーを再招集した際は、大きな驚きに包まれましたが、むしろパリ・サンジェルマンのファンは、ザガロの感覚こそが真っ当だよ。

 そう感じたのではないでしょうか。

 しかし、ここにきてレオ・メッシの移籍が実現し、歴史の節目が確実に変化することは間違いないと思います。
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