塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

僕が思う、パリ・サンジェルマンの可能性

2021-08-11 22:26:39 | 日記
 もし中国スーパーリーグの各クラブが、2010年代中期のように資金力で勝負できたならば。

 レオ・メッシ獲得に名乗りを挙げたでしょうか。

 どんなに桁外れの報酬と待遇でメッシを呼ぼうとしても、彼と代理人である父親、ホルヘ・メッシが中国を含むアジア、オセアニアへの移籍を検討するとは思えません。

 それはお子さんがまだ小さいということもありますし、30代半ばで中国語や英語、日本語を学ぶ、活用することはサッカー選手に限らず容易ではありませんからね。

 メッシの場合は当然、史上最多7度のバロンドールを狙える位置にありますし、バルセロナのあるスペインは故郷アルゼンチンの宗主国である関係、スペイン語で会話が可能です。

 フランス語はスペイン語同様にラテン語が基軸ですから、新しい言語とはいえ馴染み深い面もあります。

 プロは自分が適正と思う場所で輝くからこそ意味があり、高い報酬が得られるわけで、お金の事だけを考えて中国や韓国、日本にくる外国籍選手ばかりではありませんが、お金の魔力だけがすべてではない。

 という観点は、既に中国リーグが(皮肉にも)証明してしまいました。

 フランスを代表する作家「アレクサンドル・デユマ」の代表作に「3銃士」があります。

 メスメディアは仮にエムバッペが移籍しなければ、メッシとネイマールで組むであろう3トップをもてはやし、一瞬でも無得点が続けばすぐに批判することは目に見えています。

 マウロ・イカルディが残留すれば、妻で代理人のワンダ・ナラがさっそく駆け引きに出るでしょうし、監督のポティチェーノも含めて選手全員が冷静になれなければ、瓦解してしまう可能性は高い。

 と僕は推測します。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

メッシ、パリ・サンジェルマンへの移籍が正式決定

2021-08-11 20:48:31 | 日記
 レオ・メッシのパリ・サンジェルマン移籍が正式に決定しました。

 バルセロナではファンが、メッシ退団の要因となった「サラリー・キャップ」において、フランス代表の2選手、アントワン・グリエーズマンとサミュエル・ウンティティの両選手を、強烈に批判している模様です。

 つまり、クラブが両選手に報酬を「支払いすぎて」おり、そのためにサラリー・キャップが圧迫され、この不世出の天才がフランスに移籍することになったと憤慨していると見なされています。

 セルヒオ・アグエロやメンフィス・デパイという新戦力はともかく、メッシの移籍で高額報酬が報道される選手たちは、バルセロナというクラブはすでに「針のむしろ」かもしれませんね。

 一方パリ・サンジェルマンですが

 「1トップにエムバッペ、左右にメッシとネイマール」

 という3トップを基軸にすると見なされています。

 僕はエムバッペは既にリーグ1でやるべきこと、取るべき責任は全て果たしていると思いますから、レアルに売却すべきではないかと思います。

 ただメッシも人間ですよ。

 順応する時間
 パリの街並みやフランス語など、彼と家族が学ぶ生活習慣

 には相応の時間を与えるべきですよ。

 そうでなければ、あんまりだと思いますし、世界最高峰という言葉は魅力でもその地位を維持する努力を、批判する人間たちが感じた事は一度たりともないわけですからね。

 ただ、フランスは革命の国です。

 昨シーズンはリールが優勝し、既にフランス・スーパーカップでも優勝しているように、下位クラブや中堅クラブが虎視眈々と上位から勝利を得る事を夢見ています。

 2009年ボルドー
 2011年リール
 2012年モンペリエ
 2017年モナコ

 というように、欧州主要リーグでも中堅クラブがトロフィーを勝ちとる伝統があるフランス。

 その点はアル・ケライフィも重々承知しているとは思いますがね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マスメディアの矛盾を思う

2021-08-11 20:35:41 | 日記
 五輪閉会式後、テレビ朝日の社員がカラオケ店で酒を飲み、酔った女性が2階から転落し、大けがを負ったことが大きな波紋を呼んでいます。

 テレビ朝日に限らずマスメディアは

 「菅総理を筆頭に政治家たちの決議や態度など、あらゆる点を批判」
 「飲酒を含む、コロナウイルス関連のニュースで鋭い舌鋒」

 を浴びせてきました。

 そこにきてこの「矛盾」ですからね。

 多くの方がテレビ朝日に限らず、マスメディアの態度を批判し反発するのは当然ではないでしょうか。

 サッカーも同様です。

 解説者やご意見番と呼ばれる人物たちは、選手たちを手厳しく批判し意見することは「妥当」であり「最もな態度」と思っている節がありますが、果たしてそうでしょうか。

 なぜなら選手たちは

 マスメディアを敵に回して良いことは何一つない、事を自覚している
 マスメディアの取材方法や記事に関し、選手たちは意見もしなければ批判もしない
 マスメディアはその点に言及もしなければ、この形が改善されるべきだと考えているとは到底思えない

 と考えているに違いないためです。

 よくイタリアではガゼッタに代表される、識者による採点が選手の価値観とずれていることが問題になります。

 当事者と俯瞰で見ている立場上、意見に齟齬が生じることは致し方ないのかもしれません。

 ただ、現在の取材方法が適切でないからこそ、選手たちはミックスゾーンで

 ヘッドホンを着けて足早に立ち去る
 「頑張ります」という、記事にならないことで自分を守る、自尊心を維持する

 形になるわけでしょう。

 マスメディアも一旦、取材方法を見直して

 「我々の報道に意見があればいつでもお答えします」
 「だから議論しましょう」

 というべきではないでしょうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする