塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

改めて思う、靴の存在意義

2021-08-23 21:33:45 | 日記
 サッカーや野球が黎明期から本革スパイクを用いていたのに対し、NBAでは1960年代までは普段履きの代名詞であるコンバース・チャックテイラーで試合をしていました。

 今では流通していないPFフライヤーズもそうですが、アスレチック・シューズが街履きに変化したのは1970年代の事で、比較的最近なんですよね。

 逆に言いますと、これらキャンバス素材の頑丈さが見て取れますし、野球やサッカーは屋外ですから、キャンバス素材は降雪や降雨の際に脚を保護できないという側面があります。

 NBAでは1970年にアディダスが代表作「スーパースター」を発表し、ようやく本革が主流となり、以後

 コンバース オールスター・プロレザー
 アディダス トップ10
 ナイキ エアーフォース1

 という形で選手の足首を保護していきます。

 靴だけみても、屋外競技と屋内競技の違いが見えて面白いと思います
 
 そして現在はいずれの競技でもニットアッパーが主流となり、いかに製造ラインから不要物を輩出しないか、選手が履いた際に軽やかで最初からフィット感を得られる素材は何かを、ブランドは常に考えています。

 サッカーのように、悪質なタックルで故障する事例が多ければ、いかにブランドが研究を重ねても選手を故障から守ることはできません。

 最終的には選手のモラルであったり、一瞬の判断に左右されるという形ではあります。

 ディアドラがマルコ・ファンバステンやロベルト・バッジョという、故障に悩む契約選手と常に向かい合ってきましたが、ファンバステンは29歳の若さで引退を決意するほど、足首の状態に悩まされました。

 今は情報がより細分かれ、製品づくりに活用できるようになりましたが、その情報が選手をより快適で健やかにプレイできる環境につながると嬉しいですね。
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2021年後半戦のJ1は

2021-08-23 21:03:31 | 日記
 2017年 川崎フロンターレ
 2018年 川崎フロンターレ
 2019年 横浜Fマリノス
 2020年 川崎フロンターレ

 過去4年のJ1王者は、いずれも神奈川県から生まれていますし、昨年と今季は下位に低迷する湘南ベルマーレも、2018年にはヤマザキ・ルヴァンカップ優勝で、その存在感を示しています。

 これまでサッカーと言えば静岡県という印象が強い方が多いと思いますが、少なくともJリーグではその概念は希薄と言えます。

 そして、今季の優勝争いもこの2クラブで争われる形になりました。

 特にF・マリノスのファンと選手、関係者は現在「イケイケ」の心境ではないでしょうか。

 指揮官ポステコグルー セルティック・グラスゴーへ
 オナイウ阿道 フランス2部 トゥスーズへ

 という移籍の衝撃を鮮やかに吸収し、むしろ反転させましたね。

 特に2019年、セレッソ大阪から浦和レッドダイヤモンズに移籍したものの、自身が脳裏に浮かべたような形が得られなかった杉本健勇は、Fマリノスの最前線に不可欠となっています。

 このままいけば、2018年以来となる日本代表復帰も見えてくるようにさえ感じます。

 何せ勝ち点12でフロンターレの優勝はほぼ決まり(現在無敗であることがその象徴ですね)と言われていたにもかかわらず、その差は「4」にまで縮小し、鬼木監督も内心考えているのではないでしょうか。

 3位のサガン鳥栖の健闘も素晴らしいですし、4位のヴィッセル神戸は是が非でもチャンピオンズ・リーグ出場権を得たいものです。

 あれだけの布陣を国内だけにとどめておくことは勿体なすし、それは三浦監督自身が一番感じている点でしょう。

 こう考えますと、中盤戦を終えて後半に突入するJ1は凄く面白いと言えますよ。
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開幕2連敗のアーセナルについて

2021-08-23 20:50:19 | 日記
 アーセナルが開幕から2連敗したことを今知りました。

 ではかつて「ヴェンゲルは出ていけ!!」とプラカードを掲げていたファンたちは、自分たちの行動が拙速すぎたと思うものでしょうか。

 アーセナル首脳陣は

 「君たちはヴェンゲルがベンチに腰かけていることが嫌だったのだろう」
 「だから、監督を希望通り交代し続けているよ」
 「でも僕たち首脳陣は、君たちの反論がなければ、ヴェンゲルを手許に置いておく形だった」
 「君たちの言う通りにしただけで、それでも反論してくるの」

 と心中かんがえているかもしれませんね。

 ファンの言う事を額面通りに受け取る必要もないでしょうが、さすがにヴェンゲル再登板もないでしょうが。

 ミケル・アルテタはシティでアシスタント・コーチとしてグアルディオラの下で学び、満を持して古巣のアーセナルにやってきました。

 もしかしますと、彼の考える展開と駒となる選手たちの資質が合致していない可能性はありますし、これ以上連敗が続くようであれば、解任も考えることになるといえます。

 それはプレミアに残留し続けることで、テレビマネーがけた違いということもあります。

 ただそれ以上に

 財務を考慮すれば、チャンピオンズ・リーグ出場ボーナスをこれ以上失う訳にはいかない
 エミレーツ、アディダスなどスポンサーが離れる心配
 地方クラブの復権(リーズなど)

 が大きいと考えます。

 特にアディダスですが、過去彼らは低迷の続くユナイテッドのスポンサー料を3割カットした事例があります。

 アーセナルの低迷はそのユナイテッドよりもひどく、プーマから契約変更を認めさせた利益がまるで出ていません。

 勿論エミレーツの高額な入場料金も考えれば、ファンの失望は非常に高いでしょうし、むしろ序盤戦で既に危険水域にある気がします。
 
 
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