塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

日本全体を覆う雨雲

2021-08-14 21:12:31 | 日記
 日本中が大雨の影響を受けています。

 もしこの天候が一週間前に起きたならば、東京五輪は悪天候とコロナウイルスの2重苦に見舞われる形となり、下手をすれば選手たちは帰国できず、日本滞在を延長した可能性があったと思います。

 サッカーでも遠征の際、航空機の遅延で乗り換えがスムーズにいかないという事例がありますが、待てば搭乗、移動ができますが悪天候ではそうもいきません。

 当然Jリーグも中止試合がありますし、僕の住む長野県でも鉄道各社は運転を見合わせています。

 僕のように実家暮らしならばyあ

 両親はどうだろうか、避難対象だろうか
 食料や飲料水、電気や水道に問題はないか

 と遠く離れた家族、恋人の安否を気遣うことはありません。

 日本代表選手たち(特に五輪参加選手)は、大した休暇もなく既に欧州各国に戻り、プレシーズンキャンで汗を流す、もしくはフランスやベルギーのように既に開幕しているリーグもあります。

 ですから東日本大震災のときもそうでしたが、故郷を思う気持ちはあっても、異国に住んでいて心配ばかりもしてはおれず、何か自分にできることを考える事が、人間なのかもしれません。

 スマートフォンやパスコンで、画面越しや文字で両親や子供と話すことはできても、肌に触れるという温かみは当然得られませんしね。

 ただ、僕のように友達も恋人もいない人間は、災害に遭遇しても心配はしてもらえない、自分が独立独歩で生きなけれなならない、という点は重々承知していますよ。

 長野県も地域によっては避難勧告が出ていますが、誰も

 「塚田君のところは雨脚はどうだい」
 「お互い避難することが無ければよいね」

 と語りかけてくれませんから、そんな物だと僕は思っているわけです。
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高値の理由が明確ならば

2021-08-14 20:47:51 | 日記
 日本での流通は既に途絶えていますが、ディアドラが手掛けるスパイクとスニーカーには、明確に高値の理由がありました。

 ディアドラ・ヘリテージとイタリア製サッカースパイク(例えばブラジル)が何故高いかと言えば

 1・靴生産の本場、欧州(ルーマニアもしくはイタリア)で制作
 2・職人たちが丁寧に一足を手掛けているから
 3・細部まで丁寧に復刻し、素材も極上なため

 つまり、ナイキやアディダスの限定品(スパイク含む)の市場価値高騰や定価が高値とは異なり、明確な理由があるためです。

 勿論ミズノが手掛ける「リビルディング」プロジェクトのように、職人技を堪能でき極上の素材が用いられても、限定販売のためネット通販や予約ですぐに完売という事例があります。

 限定販売、限定数、デザイナーを採用

 これらは企業にとってカンフル剤として最適な言葉なのでしょうし、実際購入する僕たちにも刺激を与えてくれます。

 ただ、無暗に高値だけになっていく品が目立つ昨今、むしろ

 高値の理由が明確である
 その高値の商品を常に作り続ける
 だからこそファンがいる

 方が、商売としては良いように思えてなりません。

 ディアドラと同じイタリアでは「パントフォラドーロ」が、流行を無視する独自性を保っていますが、彼らはそれでよいと考えているに違いありません。

 これくらい「骨太」で迎合しない企業、販売方法があると興味深いと思えます。

 ただ人件費や最先端技術を投影する場合、職人の手仕事よりもカラーオーダーをスマートフォンで行う方が、利便性という点ではずば抜けており、僕の考えが古臭いことも見えてきますが。

 一方でコレクターと呼ばれる方々は、別の視点を持ち合わせているに違いない、とも感じます。
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劇的に売れるレオ・メッシのレプリカジャージ

2021-08-14 20:36:23 | 日記
 「背番号30 メッシ」

 パリ・サンジェルマンに移籍したレオ・メッシのマーキング入りレプリカ・ジャージが、桁外れの勢いで売れている模様です。

 2018年の夏にもロナウドがユヴェントスに新天地を求めたことで、レプリカ・ジャージが一気に品薄になりましたが、ネットとスマートフォンがある現在、適正価格は合ってないような代物でしょう。

 それは欲しいから購入する、以前からプレイにほれ込んでいたから、という競技面ではなく

 売却して金にする
 得た利益で別のプレミア商品を買って、再度売却

 という金儲けの人間がいるためです。

 パリ・サンジェルマンはインテルやチェルシー、スパーズなど、ナイキ契約クラブよりも独自性を歩んでいますが、その理由は胸元がスウッシュではなく「ジャンプマンであることからも判別できます。

 そう、フットボールでありながら、NBAの空気を感じることができる、そしてマイケル・ジョーダンの鼓動と息吹を見つけることができるためですね。

 ナイキはフランスのブランド、「DIOR」が別注(デザイナーは英国人のキム・ジョーンズ)した、靴底がクリアソールになったエアー・ジョーダン1を発売するなど、フランスと緊密な印象を受けます。

 同じく米国の「シュープリーム」が、米国出身のヴァージル・アブローが陣頭指揮を執るルイ・ヴィトンと共同開発するなど、ラグジュアリーとアスリート、そしてスポーツはより親和性が得られるようになりました。

 一方で懸念されるのは

 著名人がデザインしたから
 品数が限られているから
 限定販売で今逃してしまうと、更に高値になる

 という、高値の理由が商品以外にある点ではないでしょうか。

 ナイキならば過去の名品、テイルウインドウやワッフル・トレーナーの「本物」など、ヴィンテージ品のような明確な高値がある場合とそうでない場合の別れ方が、異質なように感じるのです。
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