塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

限定販売は魅力的な販路でしょうか

2021-08-19 22:09:58 | 日記
 ミズノが国内流通1000足限定で「モレリアDNA」を発売しました。

 パリ・サンジェルマンに在籍するコスタリカ代表GK、ケイラ―・ナバスが現在、ブラックアウトでミズノを着用しており、欧州でも再度ミズノのものづくりが注目されている様子です。

 確かにミズノに限らず「限定販売」という言葉は、消費者の購買意欲をそそります。

 しかし、過去書店で働いていた際感じたのは、限定販売は店員にとってもろ刃の剣であるという点です。

 予約しても購入しない方がいる
 予約を締め切ってから注文にくる方がいる
 本当に予約分が無事納品になるのか、不安で仕方がない

 という心の平穏がないのですよ。

 CDでもブルーレイでも

 特典映像やボーナストラックがてんこもり
 初回限定パッケージと特典付き

 などよりも、同じ商品を一定期間、同じ価格で販売する方がよほど意義あると僕は思うのですよ。

 ミズノは実際、改良を加えながらモレリアを販売してきました。

 そう、1年間だけけた違いの売れ行きを見せることは、ヒットソングを見ればわかりますが、何十年も継続してその歌が上位に来ることは、まずないですよね。

 つまりベストセラーが歌、物、食品でもはや見られないのは、ブランド側が販売サイクルを短くし、どんどん新商品を生み出すことも要因ではないでしょうか。

 確かに森永乳業の「パルム」のような、アイスクリームの代名詞はありますが、これもモレリアのような購入者に安心感を与えている賜物ではないでしょうか。

 僕はもう、限定販売に踊らされないように気を付けているのですが、実際難しいことは確かです。

 服飾の世界でいう「米国製ヴァンズ、リーバイス、コンバース」がそれに相当し、実は今日、中古ですが米国製のラバープリントTシャツを買ってしまったので、大きなことは言えないのですが。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

選手の評判が良い監督、そうでない監督

2021-08-19 21:02:58 | 日記
 マンチェスター・ユナイテッドはセンターバックにフランス代表のラファエル・ヴァランヌ。オフェンシブ・ミッドフィルダーにイングランド代表のジェイドン・サンチョを獲得しました。

 僕個人の見解ですが、適切な補強を行ったというのが率直な感想です。

 一方で指揮官のオレ・グンナー・スールシャールも続投しますが、彼の立場は過去、たびたびぐらついてきたことも事実です。

 スールシャールは2020-21シーズンのヨーロッパ・リーグで「準」優勝に終わり、ユナイテッド就任時から無冠が続いていますが、むしろ選手たちからの評判はすこぶる良いと聞きます。

 過去、インテルを指揮したルイジ・シモーニがそうでした。

 シモーニは1997-98シーズンにUEFAカップをもたらしますが、お世辞にも戦術に詳しいとは言えず、

 「インテルの戦術はロナウド」

 とマスメディアに向かって言い切ったほどです。

 彼らの対局にあるのが

 1・ホゼ・モウリーニョ 現在ローマの指揮官
 2・アリゴ・サッキ ゾーンプレスの生みの親にしてミラン栄光の基礎を築く

 二人の指揮官でしょう。

 シモーニとスールシャールは恐らく決して選手やファンを見下すような人物ではなく、選手からすれば

 「こんなこと聞いても大丈夫だろうか」
 「指揮官は耳を貸してくれるだろうか」

 という事を心配しなくて済む、正直な存在と想像します。

 一方でモウリーニョ、サッキはやはり一筋縄ではいきません。

 インテルは優勝請負人としてユヴェントスからマルチェロ・リッピ、ミランは2度、ファビオ・カペロを指名しましたが、仲たがいする選手も多く、特にロベルト・バッジョは量指揮官との間が最悪でした。

 人柄がよくても優勝トロフィーを得られなくでは招聘された意味がないという点も事実です。

 一方で指揮官が無冠であることは、選手である我々の責任と選手が感じ、奮い立つのであれば選手の自立が生まれる、かもしれませんが。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

J1が持つ幸せを感じて

2021-08-19 20:49:02 | 日記
 J1は基本、対国内、対アジア、対世界と常に高見を望めることが大きな魅力ではないでしょうか。

 国内では当然リーグ優勝が最大の栄誉となりますが、下位クラブは残留が素晴らしい結果になり得る場合もあります。

 川崎フロンターレのように優勝すればAFCチャンピオンズ・リーグに参戦でき、アジア各国(現在はコロナの影響で無理ですが)の有力クラブと対戦できます。

 フロンターレのファンが現地でお金を使い、経済が潤う可能性が高まるように、アジア各国から訪日客が増加すれば、必然的の街の知名度が上昇し、経済が発展することは可能でしょう。

 例えば2010年代、サンフレッチェ広島はリーグ3度優勝しました。

 つまり諸外国で広島と言えば、原子爆弾や原爆ドームの印象が強いと思うのですが、サンフレッチェの優勝でチャンピオンズ・リーグを戦う事になった対戦相手のファンは

 「広島には優れたサッカークラブがある」
 「街並みも人のやさしさもよかったよ」

 と感じたのではないでしょうか。

 鹿島アントラーズが変則シーズンを制覇し、参戦した2016年クラブ・ワールドカップ。

 決勝に進出しレアル・マドリードと戦うことになった際、アントラーズ・ファン以外のJリーグ好きが凄く興奮しましたよね。

 結果は2-4の敗戦でしたが、少なくともアントラーズファンは、世界2位の称号に喜びは見いだせなかったと思います。

 それくらい力の差がありましたし、レアルの傲岸不遜ともいえる強烈な自負心を見て、むしろまだまだ常勝への道は険しいと思ったに違いありません。

 外国籍の選手がJ1に増加すると

 「J1のレベルは欧州のどの程度に相当しますか」
 「足りない部分を埋めるには、何をすべきでしょうか」

 と問いかけることができます。

 だからこそJ1は、常に国内最高峰として存在意義を常に内外に発してゆく必要がありますよね。

 という声が多くなったおではないでしょうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする