先日、俳優コリン・ファース主演の「キングスマン」を視聴する機会に恵まれました。
やはりスーツ姿は格好良い代物だなと思いましたし、最後に囚われの女王陛下がイグジーに伝えたセクシャルな言葉など、脚本家の方も演出家も楽しんで制作したのではないでしょうか。
そして昨日、またまたコリン・ファース主演作品「国王陛下のスピーチ」を購入しました。
吃音に悩まされる国王とその苦悩を共に歩むことで、世の中に光を照らしてゆく脚本だと聞いていますが、この映画も素晴らしい衣装が満載だと聞いているので楽しみにしています。
サッカーではクラブでも代表でも、指揮官は自分「1」に対し不特定多数の記者と問答をせねばなりません。
ですから自分の言葉がうまく伝わらない際のもどかしさは、吃音で悩んでいらっしゃる方々と、どこか通じるものがあるのではないでしょうか。
レアル・マドリードのようなメガクラブでは
「お尻がむず痒くありませんか」
「辞意はあるのですか」
と1試合敗れただけですぐに指揮官が責められ、窮地に追い込まれます。
1試合で監督を交代していたら、レアルのような資金に恵まれているクラブでも、違約金だけでけた違いとなりますし、記者も本当に辞意を求めているわけではないと思います。
それでも試合の敗因、次の試合の展望を常に分析し、話す、質疑応答を受け付けなければ指揮官としての体にならないことも事実ではあるのですが。