塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

指揮官に居座ることの難しさ

2022-11-10 19:26:16 | 日記

 先日、俳優コリン・ファース主演の「キングスマン」を視聴する機会に恵まれました。

 

 やはりスーツ姿は格好良い代物だなと思いましたし、最後に囚われの女王陛下がイグジーに伝えたセクシャルな言葉など、脚本家の方も演出家も楽しんで制作したのではないでしょうか。

 

 そして昨日、またまたコリン・ファース主演作品「国王陛下のスピーチ」を購入しました。

 

 吃音に悩まされる国王とその苦悩を共に歩むことで、世の中に光を照らしてゆく脚本だと聞いていますが、この映画も素晴らしい衣装が満載だと聞いているので楽しみにしています。

 

 サッカーではクラブでも代表でも、指揮官は自分「1」に対し不特定多数の記者と問答をせねばなりません。

 

 ですから自分の言葉がうまく伝わらない際のもどかしさは、吃音で悩んでいらっしゃる方々と、どこか通じるものがあるのではないでしょうか。

 

 レアル・マドリードのようなメガクラブでは

 

 「お尻がむず痒くありませんか」

 「辞意はあるのですか」

 

 と1試合敗れただけですぐに指揮官が責められ、窮地に追い込まれます。

 

 1試合で監督を交代していたら、レアルのような資金に恵まれているクラブでも、違約金だけでけた違いとなりますし、記者も本当に辞意を求めているわけではないと思います。

 

 それでも試合の敗因、次の試合の展望を常に分析し、話す、質疑応答を受け付けなければ指揮官としての体にならないことも事実ではあるのですが。

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米国の中間選挙報道から

2022-11-10 19:09:40 | 日記

 米国国内で行われている中間選挙の様子は、日本でも逐一報道されています。

 

 しばしば言われることに、共和党は日本に冷徹で民主党はそうではないという指摘事項がありますが、その要因が僕にはさっぱりわかりません。

 

 バラク・オバマ米国大統領時代(民主党ですね)が、それほど良い関係性をもったかのどうかはわかりかねますし、少なくとも円安の傾向は2023年も変化はしないでしょう。

 

 ミスター・トランプが共和党党首として、再度大統領の座に就くとやはり世界は混乱するでしょうか。

 

 確か佐藤優氏だったと思いますが

 

 彼は移民を受け入れないといっていない、「違法移民」を受け入れないと指摘している

 彼はアジア人や黒人を毛嫌いしておらず、メキシコ人を毛嫌いしている

 彼はイスラム教徒を蔑視しておらず、安全性が確認できたならば入国させると語っている

 

 と、発言にからくりがあると語っています。

 

 一方で米国では他国に見られる、競技で成功を遂げた人物が推薦される、自ら立ち上がる、という事実が希薄ではないでしょうか。

 

 ブラジル代表のロマーリオは国会議員になりましたし、それはペレも同様でした。

 

 1995-96シーズンの欧州最優秀選手、ジョルジュ・ウエアばリベリアの大統領となり、(息子さんのティモテー・ウエアは米国代表)政治の世界で生きています。

 

 米国ではマイケル・ジョーダンやジョー・モンタナが当てはまるわけですが、政治は政治に精通している人間が行うべき、という考えならば、日本のタレント議員には耳の痛い話です。

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今考えるアンブロの現状

2022-11-10 12:00:53 | 日記

 デサントが国内商標権を持つアンブロ。

 

 ライセンス契約の難しさはバーバリーと三陽商会、レナウンとアクアスキュータムの事例でもわかりますが、それはサッカーでも同様です。

 

 日本でのアンブロ・スパイクと言えばアクセレレイター

 インターナショナルでのアンブロ・スパイクと言えばスペシアーリ

 

 というように、展開で既にねじれ減少が起きています。

 

 スペシアーリはイングランド代表のマイケル・オーウエンが着用したことで知られていますが、往時のアンブロは

 

 イングランド代表 アラン・シアラー

 コロンビア代表 カルロス・バルデラマ

 ブラジル代表 ロベルト・カルロス

 

 というように各国代表の契約選手がいたものです。

 

 アンブロは過去、デサントの前に商標権を「アクロス」という企業が所有し、展開していました。

 

 例えば現在ナイキと契約しているインテル・ミラノはそれ以前アンブロと契約しており、レプリカの国内販売はアクロス経由で行われていました。

 

 デサントがライセンスを引き継ぐ際、国内事業ではインターナショナルの企画品を流通させないとアンブロ本社に掛け合い、締結したのであれば、どこか勿体ない気がします。

 

 アンブロはガンバ大阪との契約が満了となり、来季からヒュンメルを使用すると指摘されていますが、デサントにとってはまず足元を固める方針でいる、そんな気がします。

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遠藤航、ワールドカップ出場は問題ない様子です

2022-11-10 11:49:24 | 日記

 遠藤航が脳震盪で病院に搬送されましたが、ワールドカップ出場に向けて問題はない模様です。

 

 直近まで欧州各国はリーグ、カップ戦を行っており代表監督は初戦まで招集選手26名の体調を見守り続ける必要があります。

 

 特にイングランド・プレミアリーグにおいて強豪に在籍する代表選手たちは

 

 ガラバオ杯とFAカップ

 リーグ戦とUEFAチャンピオンズ・リーグ、もしくはヨーロッパリーグ

 代表合宿の向けての準備と本番

 

 というように、けた違いの日程をこなす必要があります。

 

 ガラバオ杯とFAカップでアマチュアクラブや格下クラブと対戦する序盤戦に、先発起用される代表選手はそう多くは無いでしょうが、それでも掛け持ちの比率は他のリーグよりも非常に大きくなります。

 

 かつてイタリア代表のアレサンドロ・デルピエロは

 

 ユヴェントスとイタリア代表

 その代表にはA代表と五輪代表が含まれる

 同時にイタリア軍に召集され、兵役も務める必要があった

 

 というように、誰もが若きイタリア代表の体調と精神面を考慮したものです。

 

 これは1996年当時の世相ですが、スペインではFCバルセロナのペドリがやはり過密日程で対象を心配される事例、ありましたよね。

 

 日本代表は既にカタールに到着していますが、果たして選手たちに新鮮さはあるでしょうか。

 

 

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