イラン代表がイングランド代表に前半だけで失点3を献上した様子をテレビてみまして、気分はすこぶる暗くなりました。
イラン代表は西アジアを代表する強国だけでなく、アジア全体から見ても戦力は充実していますし、カタール代表、サウジアラビア代表とは異なり、主力選手はポルトガルやドイツでプレイしています。
つまり欧州的価値観も知っていますし、西アジアの中でも「アーリア」と呼ばれる、身体的特徴という恩恵もあるわけです。
イングランド代表との一戦は2-6であり、さすがにイングランド代表も点差が離れたことで、最後まで集中力を維持できることができなかったのでしょう。
ただ、イラン代表がここまで簡単に失点を重ねる姿を見ますと
「下手をすればドイツ代表との一戦も、似たような形になる可能性はあるな」
「前半で失点すれば、それだけで勝ち点3が遠のくぞ」
「ゴール前を密集地にしても意味はない」
と、改めて日本代表の戦い方も考えたわけです。
サウジアラビア代表が2-1でアルゼンチン代表に勝利したことは、世界中が仰天しましてアジア大陸全体を勇気づけましたが、けが人続出のフランス代表は4-1でオーストラリア代表を蹴散らしました。
既に48か国ワールドカップにおいて、アジア枠は増大されることが決まっていますが、このように情けない敗戦が続くと、欧州各国から「やっかみ」の声が聞こえてくると思います。
日本代表がある意味、日本とアジアの名誉を両肩に背負っているとも取れますね。