塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

日本代表が背負う責任を考えて

2022-11-23 18:06:13 | 日記

 イラン代表がイングランド代表に前半だけで失点3を献上した様子をテレビてみまして、気分はすこぶる暗くなりました。

 

 イラン代表は西アジアを代表する強国だけでなく、アジア全体から見ても戦力は充実していますし、カタール代表、サウジアラビア代表とは異なり、主力選手はポルトガルやドイツでプレイしています。

 

 つまり欧州的価値観も知っていますし、西アジアの中でも「アーリア」と呼ばれる、身体的特徴という恩恵もあるわけです。

 

 イングランド代表との一戦は2-6であり、さすがにイングランド代表も点差が離れたことで、最後まで集中力を維持できることができなかったのでしょう。

 

 ただ、イラン代表がここまで簡単に失点を重ねる姿を見ますと

 

 「下手をすればドイツ代表との一戦も、似たような形になる可能性はあるな」

 「前半で失点すれば、それだけで勝ち点3が遠のくぞ」

  「ゴール前を密集地にしても意味はない」

 

 と、改めて日本代表の戦い方も考えたわけです。

 

 サウジアラビア代表が2-1でアルゼンチン代表に勝利したことは、世界中が仰天しましてアジア大陸全体を勇気づけましたが、けが人続出のフランス代表は4-1でオーストラリア代表を蹴散らしました。

 

 既に48か国ワールドカップにおいて、アジア枠は増大されることが決まっていますが、このように情けない敗戦が続くと、欧州各国から「やっかみ」の声が聞こえてくると思います。

 

 日本代表がある意味、日本とアジアの名誉を両肩に背負っているとも取れますね。

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鉄人ロタール・マテウスを思い出して

2022-11-23 17:51:08 | 日記

 ドイツ代表は過去、ウーベ・ゼーラーやゲルト・ミュラー、フランツ・ベッケンバウアーなど世界的名手を生み出してきました。

 

 その中でもワールドカップ出場5度、1990年イタリア大会優勝、クラブでは1989年にインテル・ミラノでスクデットを獲得し、1990年のバロンドール受賞したロタール・マテウスがいます。

 

 彼は人間的に見て非常に「癖」のある選手であり、結婚と離婚を繰り返すなどドイツ国内でも、評価は半分に割れるのではないでしょうか。

 

 しかし、4年周期のワールドカップにおいて、ここまで体調の照準を合わせてきたことは、本当に脱帽しますし素晴らしいことですよね。

 

 ただマテウスがいたことでドイツ代表が困難に陥ったことも事実です。

 

 今のドイツ代表が4-2-3-1とGプレスを旗頭にしていることは有名ですが、彼らがバック4を構成し始めたのは2000年代前半と比較的歴史が浅い形です。

 

 それまではベッケンバウアーとマテウスがつないだ、3-5-2のリベロから離れることがなく、仮に最終ラインをフラット4で形成すれば、それはマテウスの招集外を意味したわけです。

 

 2000年の欧州選手権でみっともない形を見せ、4強進出のポルトガル代表、優勝したフランス代表が見せた最終ラインの構築から、ようやくドイツ代表が立ち上がるわけです。

 

 ただ、マテウスという緊急事態に何とかしてくれると思わせる選手がいたこと、そのことがドイツ代表の支柱になったことも忘れてはいけませんね。

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日本代表対ドイツ代表の展望を探る

2022-11-23 17:42:15 | 日記

 日本代表がドイツ代表に勝利するならば、1-0のスコアになると考えます。

 

 このスコアはロンドン五輪の初戦、日本五輪代表がスペイン五輪代表に勝利した際の展開を参考にしたもので、スペイン五輪代表にはファン・マタ(バレンシア)ムニアイン(アスレチック・ビルバオ)などが控えていました。

 

 GKは現在、マンチェスター・ユナイテッドに在籍するデ・ヘアでしたが、日本五輪代表は4-2-3-1の形から、1トップの永井謙佑が激しいチェイシングと果敢な飛び出しで、スペインの選手に負荷をかけましたよね。

 

 この時日本五輪代表は韓国五輪代表に敗れ4位でしたが、ある意味でよい戦いをしたと感じました。

 

 恐らく日本代表は1トップに前田大然が起用され、前線をかき回すことでマヌエル・ノイアーとドイツ代表の最終ラインを混乱させるものと思われます。

 

 興味深いのは4-2-3-1の2センターのいずれかに鎌田大地を起用し、3の中央に久保建英、左翼に三笘薫を起用する可能性があることです。

 

 鎌田を1トップで起用すべきという声もある中で、逆行した方位置になるわけですが、2センターを構成することでドイツ代表の厳しいマークから彼を守る意味合いがあるようにも感じます。

 

 同時にレアル・ソシエダで好調を維持する久保、左翼の三苫と右翼の伊東をどんどん走らせるには、中盤センターとフルバックのサポートが不可欠ですからね。

 

 いよいよ日本代表の32か国開催最後のワールドカップが始まる日が来ました。

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