塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

代表監督から学ぶ態度

2022-11-21 21:33:07 | 日記

 僕は今の勤務先に18年過ごしています。

 

 つまり2004年のアジア杯と欧州選手権(夏季五輪も含む)を軸に、多くのサッカー関連の大会が行われてきましたが、不運にもサッカーについて話すことが出来る人物は皆無でした。

 

 しかし今年は僕の部署に春から配属となった新入社員のK君がサッカー好きということで、ワールドカップやUEFAチャンピオンズ・リーグの話ができまして、有難い限りです。

 

 ただK君は1997年のアジア最終予選や1998年のワールドカップの日本初出場を世代的に知りません。

 

 つまり韓日ワールドカップという自国開催の時にようやく誕生したということで、僕とは既に世相(選手名鑑を買う習慣がない、つまりネット配信で問題なし)が異なるんですよね。

 

 「K君はラファ・ベニテスという指揮官は知っているかな」

 「いいや、わかりません」

 「そうか、2005年のチャンピオンズ・リーグでリバプールが優勝した際の指揮官なんだ」

 

 どうしてこの話を切り出したかと言えば、僕の勤務先の責任者たちはその多くが

 

 「なんで出来ないの」

 「言われたことはやれよ」

 

 とすぐ怒る、しかし怒ったり相手を侮辱(僕は18年相当我慢してますがね)しても、サッカーだろうが勤務だろうがうまくなりませんよ。

 

 できない理由を探り、適切な言動で共に考えるのが指揮官であり責任者でしょう。

 

 それが指揮官出来ない指揮官は首か、いつまでたっても次のクラブが決まらないわけですが、残念ですが我が勤務先に限らず日本企業のお偉いさんというのは、サッカーに限らず競技の責任者の言動を参考にしませんよね。

 

 森保一日本代表監督はあれだけ丁寧に説明をし、私以上に適切な人物がいればいくらでも首にしてくださいといっているでしょう。

 

 国家元首と同様の権力を持つ人物が謙虚なのに、うちの責任者たちは大抵の場合

 

 「なにやってんの」

 「だからダメなんだよ」

 

 と罵声を浴びせるだけ。

 

 K君には冷静にならないといけないし、怒ってもうまくはならないよという僕の考えを伝えたかったのです。

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今日、中古でカシミアの膝掛けを買いました

2022-11-21 21:16:09 | 日記

 今日、行きつけのリサイクル店に2週間ぶりに立ち寄りました。

 

 すると服飾雑貨のコーナーで、カシミア100パーセントの膝掛けが550円で売っていたので、とりあえず購入してみました。

 

 「とりあえず」としたのは、僕は通勤中の車内でも自宅でも既に膝掛けを使用して風邪をひくことから守っているためなのですが、寒いときは膝だけでなく肩からもかけるようにしているためです。

 

 車内では膝掛用の1枚しか所持していないため、購入してみたというわけです。

 

 最近暖房をつけているせいか、ガソリンの減り方が早く、膝と肩を寒さから守ろうというある意味「ケチ臭い」買い物です。

 

 ただ、不景気と物価上昇は日本だけでなく、ブラジルやイングランドでも同様のようで、イングランドでは今

 

 店頭から毛布があっというまに消えていく

 フリースを使ったパジャマと着ぐるみが大人気

 

 と言います。

 

 ブレグジットの影響で英国民だけで物事を遂行することになり、思うように経済の立て直しができていない、という面が非常に大きなマイナスとなっていると聞きました。

 

 ワールドカップではブラジル代表もイングランド代表も、当然優勝、上位進出が期待されています。

 

 ラグビーやテニスが資産階級で人気があるのに対し、サッカーは労働者階級のよりどころとして発展してきました。

 

 両国や医療がままならないフランス、そして給料が一向に上昇する気配のない我が国日本など、各国代表の躍進が同国民を鼓舞することにつながること、これは信じたいと思いますね。

 

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カタール代表、初戦を0-2で落とす

2022-11-21 21:07:43 | 日記

 カタール代表が初戦となるエクアドル代表戦を0-2で落としましたが、ワールドカップの歴史で開催国が初戦黒星は、今回が初めての事例になるとのことです。

 

 無理もないですよね。

 

 選手たちにはある意味無関係と言える

 

 1・開幕直前にアルコール販売が見直される

 2・ゼップ・ブラッターFIFA前会長の「カタールを選んだことは誤りだった」という発言

 3・カタールでは人権問題が隠れているという指摘

 

 が、代表に何か不穏な空気を与えた可能性があるとは思うのです。

 

 それ以上に選手には開催国としてみっともない試合はできない、という強い気持ちがあったでしょうし、何よりカタール代表が今回が初めてのワールドカップですよね。

 

 日本代表は2002年大会のホストとなる際、少なくとも1998年の3試合を経験していました。

 

 フィリップ・トルシエが選んだ23選手では

 

 1・中山雅史と秋田豊という98年の本戦と97年の苦しい予選の経験者が控えていた

 2・主力である中田英寿は、イタリアでもまれ更にタフになっていた

 3・GKの川口能活は、アトランタ五輪の本戦と予選も経験し、ワールドカップ98にも参戦

 

 というように、今回のカタール代表よりも場数は少なくとも多かったといえます。

 

 それは韓国代表もそうですが、2010年のホスト国南アフリカ代表のように、それ以前に出場経験があっても予選リーグで敗退という事例もあります。

 

 カタールはホストとしての面子を、残り2戦で証明せねばならない、苦しい初陣となりました。

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