カメルーン代表と言いますと、サミュエル・エトーやピエール・ウオメに代表される、2000年代からカメルーンサッカー協会と勝利ボーナスで紛糾している印象があります。
専門サイト「ユニ11」によりますと、今回のカメルーン代表はサッカー協会ではなく、スポンサーであったル・コックと揉めた挙句、新スポンサーである
「オール・ワン・スポーツ」
を着用に至ったとあります。
ル・コック側はパリに裁判所にカメルーン代表との契約は現在でも有効と訴え、司法もル・コックの訴えを認めたとユニ11では伝えています。
ちなみにル・コックは強引に、まず着用されないであろう、2022年ワールドカップ・カメルーン代表モデルを公開し(わずかですが画像あり)、カメルーンサッカー協会をけん制しています。
ル・コック以前のプーマ時代には、契約年数でも金銭でも揉めることがなかった印象ですが、どうしてル。コックとはこんなに揉めてしまったのでしょうか。
仮に裁判所がフランス(ル・コックの本籍地ですから当然ですが)ではなく、カメルーンだったならば、ル・コックの訴えは棄却されたかもしれません。
日本代表もアディダス・ジャパンとの契約は穏便に進んでいるように思われますが、案外水面下では様々な駆け引きがあるように感じます。
ただアディダスとはあのクラマーさんの時代から通じていますから、その縁は深いわけですがね。