塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ジダンがマテラッティに頭突きを見舞った夜

2022-11-14 22:36:30 | 日記

 「99人の壁」の中で、2006年ワールドカップ決勝で起きた、ジネディン・ジダヌの頭突き事件が紹介されました。

 

 発端となる発言をしたのはイタリア代表のマルコ・マテラッティであり、ジダヌの母親を侮辱したことが頭突きの要因、つまり怒りを我慢できなかったとされていました。

 

 マテラッティは当初、良い関係だったズラタン・イブラヒモビッチとも折り合いが悪くなるのですが、それは2008年のチャンピオンズ・リーグ、対リバプール戦でマテラッティが

 

 「前半で退場処分となる」 

 「インテルは半分以上の時間を10人で戦う」

 

 事が発端とされています。

 

 興味深いのはジダヌがあれだけの騒動を起こしても、まずフランス国民が彼を批判しなかったこと、そして名声がまったく落ちなかったことにあります。

 

 ジダンはレアル・マドリードの前はユヴェントスに在籍していたのですが、HSVとの一戦、これはチャンピオンズ・リーグでの出来事だったと思いますが、やはり頭突きをして退場しています。

 

 よくウルグアイ代表のルイス・スアレスの噛みつきが問題になりますが(複数回ですからね)、ジダンもまた複数回同様の行為をしているにもかかわらず

 

 「エレガントで美しい」

 「対戦相手からも大きな敬愛を受けた名手」

 

 という扱いで現在に至っています。

 

 不思議な話と言えますし、ジダンとマテラッティの不和はあれから16年が経過した現在でも、恐らく修復されていないと思いますし、難しくこじれた問題といえそうです。

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選手が自社ブランドを立ち上げること

2022-11-14 22:03:26 | 日記

 アシックスとの契約終了後、自らのブランドを立ち上げたアンドレス・イニエスタ。

 

 さすがに彼のブランド「キャピテン」を履いてワールドカップに参戦する選手はいませんが、いずれはワールドカップ、UEFAチャンピオンズ・リーグ、AFCスーパーリーグで愛用選手が活躍。

 

 という光景をアンドレス・イニエスタは思い描いているのでしょう。

 

 彼が長年在籍したFCバルセロナと縁深い関係だったヨハン・クライフ。

 

 彼もまた「クライフ・スポーツ」という自分名義のブランドを立ち上げ、リーボック契約前のオランダ代表選手、デニス・ベルカンプと契約していたことを思い出します。

 

 ベルカンプはアヤックス・アムステルダムからインテル・ミラノ、アーセナルの順番で移籍しますが、クライフ・スポーツはアヤックス時代だけの着用でした。

 

 マルコ・ファンバステンはACミラン時代のディアドラの印象が強いのですが、彼も一時期クライフ・スポーツを履いていたと聞きます。

 

 これは品質ではなく、ある意味「クライフの威光」のため、かもしれません。

 

 イニエスタはスパイク開発に関して、コンケーブやアスレタで開発を手掛けた経験者に声をかけたと専門サイト「0014のブログ」で紹介されています。

 

 選手としてはブランドと契約する方が気が楽ですよね。

 

 何故なら自分でブランドを立ち上げたならば、試作品の開発や売上、プロモーションも考えねばなならず、ある意味で資産運用の側面もありますから、立ち上げには相当の準備と熱意が不可欠、ではないでしょうか。

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ノルウエー代表はダークホースになりえるか

2022-11-14 21:43:11 | 日記

 アーリン・ハーランドとマルティン・ウーデゴール擁するノルウエー代表。

 

 ノルウエー代表は1998年ワールドカップを最後に、出場に縁がありません。

 

 ただ彼らが侮れない存在であることは確かで、優勝国として予選を免除(当時)されていたブラジル代表は、スポンサーのナイキの配慮(集金ツアーとも呼ばれたのですが)もあり、世界ツアーを実践します。

 

 つまり世界各国を遠征し選手たちの意思統一を図ることが目的でしたが、何とノルウエー代表は当時ロナウドとロマーリオで2トップを組むこのブラジル代表に4-2で勝利します。

 

 彼らの勝利は一気に打電されますが、実は98年ワールドカップにおいて両代表は同じグループAに同居し、ノルウエー代表はここで敗退、ブラジル代表は準優勝となりました。

 

 脆弱と言われる戦力で決勝戦までこぎつけたのは、やはりブラジル代表がノルウエー代表に敗れた一戦を無駄にしなかったといえるのではないでしょうか。

 

 以後のノルウエー代表は、リヨンのヨン・カリュウ。リバプールのリーセなど、個人としては優勝を味わう選手はいても、代表として何かを残してはいません。

 

 むしろ日本ではアウトドアの老舗「ヘリー・ハンセン」を連想する方が多いと思います。

 

 ノルウエーの首都はオスロですが、別の都市トロンヘイムではセックス・ピストルズがライブを行うなど、北欧の国は福祉が充実している一方で、案外アバンギャルドかもしれませんよ。

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99人の壁、テーマはワールドカップ

2022-11-14 21:31:25 | 日記

 フジテレビが19時から放送した「99人の壁」

 

 ローランド、松木安太郎、アンタッチャブル柴田などの人気芸能人や、中澤佑二に代表される元日本代表選手たちが出演した、カタール・ワールドカップに向けてのサッカー企画。

 

 僕は残業して帰宅が遅くなったこと、帰宅して入浴をするなど番組すべてを視聴できたわけではありませんが、すごく楽しめましたよ。

 

 2006年ワールドカップ終了後に発表された中田英寿の引退

 2018年ワールドカップ、コロンビア代表戦での香川真司が決めたPK

 2018年ワールドカップ、ベルギー代表戦においてロメル・ルカクが日本代表ゴール前でスルーした瞬間

 

 印象深い場面が続々と紹介されましたね。

 

 またJリーグでも

 

 名古屋グランパスエイトの指揮官だったドラガン・ストイコビッチが、日産スタジアムで披露した鮮やかなボレーシュートは当時から大きな話題でしたが、改めてみてもすごいキックです。

 

 僕はヴァイド・ハリルホジッチが就任する前に、彼が日本代表監督に就任するのではないかとささやかれた際、適任だと感じていましたが、セルビア代表指揮官として挑む彼の心情はどうでしょうか。

 

 最後の問題の正解はノルウエー代表のアーリン・ハーランドでした。

 

 ただシティからすれば、入団初年度で既に絶対的価値を誇る彼が、ワールドカップの期間クラブに集中できることを好ましく考えているかもしれません。

 

 ただファンは味気ないと思うわけですけどね。

 

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