ニューバランスはデザイナーのラルフ・ローレン、ビル・クリントン米国大統領に代表される、白人の著名人が愛用している、という印象が強い時期がありました。
NBAのロスアンゼルス・レイカーズのジェームズ・ワージーと契約(彼はアフロ・アメリカン)していても、その保守層に購入されているという周囲の考えに変化はなかったようです。
2015年にニューバランスがビサロとフェーロンを引っ提げて、本格的にスパイク市場に参入した際も
アーロン・ラムジー ウエールズ代表
アドナン・ヤヌザイ ベルギー代表
を軸に(ベルギー代表ではフェライニも契約選手でした)、どこかかつての姿を感じたものです。
しかし、現在ではセネガル代表のサディオ・マネ、イングランド代表のラヒーム・スターリングというように、国籍ではなく、ニューバランス社が本当に支援したい選手だけを支援する。
その方法で契約選手を迎えているように感じます。
結果、かつての保守層だけでなく、有色人種にもファンが増えたように思うんですよね。
僕個人はニューバランスの靴は所持していませんし、米国製や英国製はあこがれではあるものの、購入には至っていません。
ニューバランスはASローマのスポンサーですが、クラブではリバプールやセルティック、代表ではアイルランド代表との契約が終了するなど、局面としては新しい時期に来ているとも思うのですが。