塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

廃盤品が欲しくならないように

2023-03-03 20:54:34 | 日記
 世界文化社から刊行されている情報誌「ビギン」


 ビギンで紹介されている商品の中で、とりわけ反響が大きいのは英国の皮革ブランド「ホワイトハウス・コックス」と思いますが、実は昨年自主廃業をしたと聞きました。


 ホワイトハウス・コックスの代名詞である「ブライドル・レザー」は、その品質の高さから日本でも愛用者が多い一方で、日本国内の在庫には当然限りがありますから、欲しい商品があればファンは、貪欲に購入していくと思います。


 長野市内でも取り扱い店舗はありますが、どうでしょうか、既に多くの問い合わせを受けているかもしれませんね。


 僕も新型コロナウイルスの余波が無ければ、ながの東急百貨店の中で取り扱いがあった「ディアドラ・ヘリテイジ」を購入したかったんですよ。


 これはディアドラが破産したわけではなく(アルゼンチンの強豪、ベレスの新スポンサーはディアドラです)、あくまで日本代理店が経営に終止符とうったため、柳津が途切れた形です。


 しかし、正規代理店が無ければ当然ですが流通には至りませんし、イタリア製、ルーマニア製という欧州の伝統を感じる靴が、セール価格(デッドストックにならないため)で売られていたわけですから。


 新型コロナウイルスの影響が強く、とても長野市まで出かける勇気がなかったんですよ。


 アディダスもコパ・ムンディアルを今後、積極的に生産する予定はないようですから、気になる方は早い方がよいと思います。


 ただ転売目的のためではなく、本当に欲しいから買うという形であるといいですね。


 差額の儲けは確かに魅力的ですが、僕はそこまで冷酷にはなれませんから。
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サッカースパイクは今後、ますますハイブリッドになるのではないでしょうか

2023-03-03 20:28:17 | 日記
 1997年トヨタ自動車が発売した初代プリウス。


 ガソリンだけでなく電気の力を応用し稼働するこの形は「ハイブリッド」と呼ばれ、世界中からその革新性にどよめきが起きます。


 そして現在でもプリウスは新作が発売され、一方でトヨタ自動車は水素を模索し、他の欧州車は電気を軸に車の性能を追い求めています。


 日産自動車は自動運転、スズキ自動車とダイハツ工業は軽自動車でもスライドドアを積極的に採用するなど利便性を高め、スバル自動車は看板技術のアイサイトをより発展させてゆくことでしょう。


 サッカー・スパイクもある意味「ハイブリッド」ですよね。


 専門サイト「コーヘイズ・ブログ」において、プーマの新作である「キング・アルティメット」が紹介されていますが、本革が伝統であったキングもリサイクル素材が採用され、履口にはエヴォニットが見られます。


 ミズノもモレリアネオ3ジャパンでは、伝統的なカンガルレザーを採用する一方で、素材としてニットを用いていますし、より快適な履き心地を提供するために様座場工夫が施されています。


 アンブロのアクセレレイター
 ヤスダのリガレスタ
 アドラーのヤタガラシュ


 など、昔ながらの面構えをしたスパイクは、今後世界的に見ても希少価値が高くなってゆくと思います。


 アメリカン・フットボールとラグビーでも、サッカースパイクを履く選手は大勢いますし、とくに前者ではキッカーのようにボールを蹴る職人芸の選手が、左右で異なるサッカースパイクを履き、感覚を研ぎ澄ましていると聞きました。


 ですからサッカー・スパイクの廃盤と新作が多い背景には、他の競技愛好者からも大きな反響があるため、かもしれませんね。
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選手から見る引退の様々

2023-03-03 20:11:21 | 日記
 ワールド・ベースボールクラシックに参戦するパナマ代表は、初戦台湾代表と対戦します。


 パナマ出身の大リーガーと言えば、ニューヨーク・ヤンキースに在籍したクローザー、マリアーノ・リベラが思い出されますね。


 彼は球種の9割をカット・ファストボールだけで構成し、残りの1割を4シーム・ファストボールを使うという単純な投球術でしたが、威力がありすぎてボールが前に全く飛ばず、むしろバットが折れてしまうということが多々ありました。


 日本の野球漫画では

 
 「七色の変化球」
 「鋭いフォークボールで三振の山」


 など変化球は投手にとって多ければ多いほど役に立つ、という設定ですが、リベラはそう考えなかったようですよ。


 野球殿堂に満票で選出されたリベラは、引退(確か2015年だったお供居ますが)する理由がわからないほど、その投球は冴えていたといいますから、余力はあったのでしょうね。


 日本サッカーでいえば、中村俊輔のように最後までやり切った、残る力はもうないと考えるまで全力を尽くすことが好まれている気がします。


 勿論プロである以上


 契約満了で他のクラブから移籍の打診がないから引退
 怪我が全く治らないため引退を決断 


 という事例まりますが、オランダ代表のデユルク・カイトのように、愛する古巣フェイエノールト・ロッテルダムを優勝させたから最後の仕事が終わり、と言う事例もあります。


 川崎フロンターレは2000年代中期、万年2位と揶揄され最悪の場合、中村憲剛は無冠で引退したかもしれません。

 
 しかし、彼は優勝しましたし最後までファンから敬愛されたまま引退しましたし、内田篤人も怪我は大きな問題でしたが、アジア王者に鹿島アントラーズを導きました。


 余力があるない、ではなく目標達成の引退も清々しいものではないでしょうか。
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ジェーン・スーの著作を初めて買いました

2023-03-03 19:56:49 | 日記
 幻冬舎文庫「私がおばさんになったよ」を購入しました。

 
 著者はジェーン・スーで僕は彼女の作品を購入するのは今回が初めてになります。


 この書籍は対談集でジェーン・スーが対談したいと希望する8人の女性が登場しますが、最初の相手である光浦靖子は「お笑いは男性の遊び」と指摘し、キャリアを積んだ女性は「お局」となり、全く優位性がないと語ります。


 日本女子代表が2011年ワールドカップ優勝、2012年ロンドン夏季五輪銀メダルは、澤穂希や宮間あやなど主力選手たちの行動を観察した若手たちの動きも当然あったからこそです。


 その年下の選手たちが目上の選手たちを面倒だ、一緒に居たくないと考えなかったからこそ、組織としてある程度潤滑に作動し、そこには佐々木則夫日本代表監督の言葉がけもあったと思うのです。


 日本サッカー協会も表だって登場するのは男性ばかりで、女性の姿はどうなんでしょうね。


 高円宮久子様が日本サッカーの「イコン」であることはよく知られています。


 今後はJリーグでも日本サッカー協会でも、女性だからという理由でもったいぶった形にはならないゆになってゆくのでしょう。


 ただ米国で指摘されている


 黄色人種と黒人を率先して大学に進学させる
 その際、マイノリティを優遇し祖国にすむ白人たちが落選するのは、本末転倒ではないか


 という声もあります。


 サッカーでは外国籍の先発とベンチ入りを制限するか、それとも完全な自由競争にするかで揉めてきましたし、アーセナルやインテルミラノの多国籍化はとても早い段階から批判されていました。


 完全実力主義は聞こえが良いと思いますよ。


 ただそれでも、完全な解決策にはならないでしょうね。
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