塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

パリ・サンジェルマンの現状を探って

2023-03-13 21:44:23 | 日記
 2000年代、リーグ7連覇を達成するオランピック・リヨンの影に隠れていたパリ・サンジェルマン。


 ポルトガル代表 ペドロ・パウレタ
 フランス代表 ジェローム・ロテン


 のような、クラブを必死に支えた選手たちは成績が一向に上昇せず、ファンの暴力行為に悩んでいた当時と、絢爛豪華でありながら一向にUEFAチャンピオンズ・リーグで勝てない古巣をどう見ているのでしょうか。


 移籍市場で完全、完璧に振る舞えるクラブはありません。


 パリ・サンジェルマンも過去、在籍していながら簡単にアーセナルに譲渡する形となったニコラス・アネルカを再加入させるも、結果はさっぱりでしたし、ブラジル代表のロナウジーニョがバロンドールを獲得するのは、パリ・サンジェルマン時代ではなく


 「FCバルセロナ」


 の時代でした。


 ただ、当時は現在のカタール・スポーツ・インベストメントの支配下ではなく、「「コロニー・キャピタル」と言う別資本でしたから、派手な補強は今よりも少ない反面、収支が厳しい中からお金を出しているため、補強の失敗が目立つという意味合いはありましたね。


 カルロ・アンチェロッティは後日談として


 選手たちはすぐに帰宅したいと考えていた
 フランス、南米、その他の国と選手の出生地ごとに固まっていたよ
 そのグループを破壊し、プロを意識させたのはズラタンだったんだ


 と語り、ある意味パリ・サンジェルマンでプロの振舞いを見せていた選手がごくわずか、だったことを示唆しています。


 恐らくパリ・サンジェルマンは2023-24シーズンも新監督を探し、大きな記事をかける話題を記者に提供するっでしょう。


 そこにはある意味「本当のプロ」ではなく、メディアスターの意味合いが広い形になる可能性は高いまま、かもしれません。
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古橋享吾はプレミアに移籍すべきでしょうか

2023-03-13 21:22:50 | 日記
 セルティック・グラスゴー首脳陣は、プレミアリーグから打診が殺到している古橋享吾を、売却するか残留させるかで思い悩むのではないでしょうか。


 年間30得点を挙げられる存在、しかも短期間で重要な戦力となった古橋はアンジェ・ポステコグルーに不可欠である
 しかし契約解除金50億円が得られるとすれば、それは素晴らしい取引でもある
 かといって、その資金で獲得した選手が、古橋のようにファンから親しまれるかどうかは定かではない

 
 と言えますが、一方で古橋がセルティックの際と同様に、新しいクラブに移籍したとしても、得点を量産できるかどうかはわかりませんよね。


 コロンビア代表のジャクソン・マルチネス。


 FCポルトで得点王に輝き、代表でもラダメル・ファルカオと共に前線で存在感を高めた一方、以後移籍するアトレティコ・マドリードと広州恒大では、FCポルト時代のような活躍が見られることはありまhせんでした。


 それは何もFCポルトとポルトガル1部リーグの競技水準が低いというわけではなく、アトレティコと広州では何かが違った、その何かが判明しないうちに移籍を余儀なくされた、と言うことではないでしょうか。


 古橋享吾が日本代表で見せているように、布陣との兼ね合いが活躍を大きく左右することは間違いないでしょうし、何より彼はアンジェ・ポステコグルーが横浜Fマリノス時代から動向をも見守っていた存在です。


 つまり、セルティック首脳陣はともかく、指揮官は古橋が間違いなくクラブの財産となることを見越して獲得を打診したわけです。


 ヘンリク・ラーションが7年、グラスゴーにとどまった話は確かに過去ですが、ファンはこの日本代表が長くとどまることを期待しているでしょうね。

 
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浦和レッドダイヤモンズ、ギニア代表FWを獲得へ

2023-03-13 21:09:31 | 日記
 先ほど、浦和レッドダイヤモンズはギニア代表のホセ・カンテ加入を発表しました。


 スウエーデン代表のダビド・モーベルグ、オランダ出身のブライアン・リンセンと共に、前線の中軸として期待されるホセ・カンテ。


 彼は新監督であるスコルジャ氏の下でプレイした経験は無い一方、ポーランド1部リーグに在籍経験を持つことから、新監督は名古屋グランパスエイトに移籍したキャスパー・ユンカーよりも、自分の描く展開に近い存在と考えたと想像します。


 レッドダイヤモンズはAFCチャンピオンズ・リーグ決勝戦が控えていますが、不思議と天皇杯とアジア王者に縁がある一方で、肝心かなめのリーグ優勝は、ギド・ブッフバルト政権の2006年まで遡る必要があります。


 鹿島アントラーズが2016年、2ステージ制でリーグ優勝を果たすも、1シーズン制で最後の優勝は2009年になるわけですが、レッドダイヤモンズはアントラーズよりもある意味でリーグ優勝から遠ざかっているわけです。


 2017年以降は川崎フロンターレと横浜F・マリノスの2クラブしか優勝していませんし、2010年代前半はサンフレッチェ広島が3度の優勝を果たすなど、優勝クラブがある意味「固定」されている時代でしたね。


 ですからレッドダイヤモンズ、天皇杯の優勝を2020年に経験してヴィッセル神戸など、ある意味外国籍選手にお金をかけるクラブ(神戸は日本代表クラスも多く獲得していますが)野心がある、と言う考え方は可能と思いますよ。


 2006年のレッドダイヤモンズ優勝時、主力選手の一人に長谷部誠がいました。


 彼は恐らくブンデスリーガで陣頭指揮を執ることが確実と思われますが、レッドダイヤモンズのファンは、彼がベンチに腰掛け采配を振るう姿をぜひ日本で実現してほしいと思うのではないでしょうか。
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サッカーも速度が求められてきました

2023-03-13 20:51:03 | 日記
 米国内において大リーグを支持する世代は、比較的年配者が多い様子です。

 
 若い世代、年配者関係なく1位はやはりNFLなのですが、MLSは大リーグに続く4位(2位はNBA)でして、野球関係者は2026年のFIFAワールドカップ開催が、大リーグに多きな影響を与えると感じています。


 そこで今季から打ち出したのが牽制球に関するルールです。


 投手は牽制球を2回しか投げられない
 仕留めることが出来なければ、自動的に走者は次のベースに進める


 というもので、この導入で3時間近くかかっていた試合時間が、20分から30分近く短縮できるようです。


 指揮官や選手からも


 「早く帰宅できてうれしいよ」
 「観客にも好都合のはずだ」


 とおおむね好意的な意見が聞こえてきていますから、今後もより速度を重視してゆくのでしょう。


 サッカーも過去、同様に速度を考慮してきました。


 1・マルチボール・システム
 2・GKは基本、バックパスを手ではなく脚で処理する
 3・GKは基本、8秒以内にボールを手放す必要がある


 というのがそうですよね。


 また、1993年日本開催のアンダー17世界選手権では、実験的にスローインに代わる案として「キックイン」が行われたはずです。


 この発案は2023年の現在に至るまで導入が見送られていますが、勝ち点2を3に変更し、オフサイド・ルールの解釈に手を加えてきたことと同様に、攻撃重視の内容と速度を両立させる狙いがあったに違いありません。

 
 サッカーは案外「イノプレー」の時間が短く、選手がボールに触れている時間は10分にも満たないわけですが、今後のルール改正は試合にどのような影響を及ぼすのでしょうか。
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