塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

日本代表のセンターフォワードについての議論

2023-03-12 21:49:39 | 日記
 ある意味で悩ましい選択になりつつあります。


 まもなく日本代表選手が発表されるわけですが、センターフォワードの人選がどうなるかという点は興味深いですよね。


 何故かと言いますと


 1・セルティック・グラスゴーで年間30得点はもやは規定路線である古橋享吾
 2・移籍初年度のセルクル・ブルージュで、既に13得点を奪っている上田綺世
 3・クラブは勝ち星に恵まれないが、昨年の横浜FCのJ1昇格に多大な貢献を果たした小川航基


 など、選択肢が非常に多いためです。


 しかも「超ワールドサッカー」によれば、上田自身はセンターフォワードではなく、布陣の関係上レフト・ウイングに回っているようで、それでも13得点を得ていることは素晴らしいですよ。


 2022シーズン、仮に上田が鹿島アントラーズに残留していれば、アントラーズはもう少し長く首位戦線にとどまることができたのではないでしょうか。


 その一方で上田はワールドカップ2022にエントリーしたものの、出場時間は45分、コスタリカ代表戦のターンオーバー的形で前半のみの出場でした。


 彼自身もワールドカップで戦うには技量が伴わず、悔しい思いを吐露していますが、セルクル・ブルージュにこのまま留まる形にはならず、案外今夏の移籍市場でアンデルレヒトのような国内の老舗に移籍するかもしれません。


 古橋享吾もセルティックで鮮やかすぎる結果を残し続けており、関係者は


 「プレミアもクラブから打診がある」
 「キョウゴを売却すべきか残留させるべきか」


 と漏らしている様子です。


 J1はまだ開幕したばかりですから、得点を量産している「クラブ」はあっても、選手はいません。


 代表招集が期待される鹿島アントラーズの鈴木優磨が、今回は招集されるかどうかも確認すべき点でしょうか。
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かつての姿、現在の姿

2023-03-12 21:33:46 | 日記
 J1で揉まれ、海外リーグへ巣立った選手たち。


 彼らが再度、日本でのプレイを希望する際、在籍経験を持たない円と所縁のないクラブにするか、かつて在籍した古巣にすべきか悩むのではないでしょうか。


 小野伸二のように、浦和レッドダイヤモンズにフェイエノールト・ロッテルダムから再加入以降、ボーフムやウエスタン・シドニーワンダラーズと、海外リーグで経験を積んだ後、清水エスパルスや北海道コンサドーレ札幌、FC琉球と契約。


 というように、全国各地でプレイする選手もいます。


 今季でいえば香川真司がセレッソ大阪に加入し、ファンが大喜びしたわけですが(ジャージ・スポンサーのプーマも、レプリカの売れ行きに期待しているでしょうね)過去の自分と現在を比べられると厳しいなあと思うかもしれません。


 20代前半の若いときは、ある意味「がむしゃら」でもよかったのでしょうし、周囲はつたないプレイをカバーする選手が庇ってくれたはずです。


 しかし、30代半ばで復帰する、香川やエスパニョールから横浜Fマリノスに戻った中村俊輔もそうですが


 若い選手とは異なり、観察力や卓越したポジショニングでプレイする
 勢いではなく円熟の境地でピッチに立つ


 というように、当然プレイの質と中身が大きく異なりますね。


 その点をファンが納得するのか、それとも物足りないと思うかで移籍してきた意味合いは大きく変化するような気がします。


 香川真司の33歳という年齢は、老け込む年齢ではありませんしセレッソで調子が上がるのであれば、代表招集や2024年アジア杯などは出場してもおかしくないのではないか、そんなことを考えながら香川のプレイを見たいと思います。
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レオ・メッシの足跡を改めて考える

2023-03-12 21:22:52 | 日記
 昨日、イタリア代表のマルコ・ヴェラッティはセリエAの在籍経験を持たないとお話ししました。


 実はレオ・メッシも故郷、アルゼンチンリーグに在籍経験がありません。


 これはよく知らていることですが


 1.父のホルヘ・メッシは高収入を得ていなかった
 2・そのため、息子であるリオネル・メッシが成長ホルモンの関係上、身長が伸びないという病の治療費をねん出できない
 3・アルゼンチン・リーグのクラブも、彼の治療費に難色を示す


 その際、メッシの腕前にほれ込み、獲得競争が始まる前に何としても契約しようと考えたFCバルセロナ首脳陣が、ホルヘ・メッシのために仕事を提供し、家族でバルセロナで暮らせる手はずを整えたわけですよね。


 現状でもアルゼンチン・リーグのクラブ、それがボカ・フニオルスのような老舗でも、到底彼の報酬を支払うことはできませんし、恐らくメッシはパリ・サンジェルマンとの契約が終えたならば、米国に移籍するのではないでしょうか。


 マンチェスター・ユナイテッド退団の際、スポルティングCPに移籍するのではなかろうか、と囁かれたロナウドとの違いはここでして、彼は故郷ポルトガルでプレイした経験があります。


 しかし、FCバルセロナの象徴であったメッシが、泣きながらクラブを離れ、パリ・サンジェルマンに移籍しワールドカップ2022で優勝し、故郷アルゼンチンに希望と勇気を届けた、と言う話は優れた脚本家でも描けません。


 ただ、メッシがFCバルセロナに復帰するという話は幾分でているようですが、首脳陣はコストがかかるメッシの再加入は不要と思うでしょうし、案外彼も戻る意思はないでのではないでしょうか。


 ただ間違いなく言えることは、メッシが引退を表明した際、多くのファンが彼に敬意を払うという点ですね。
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