もし僕が選手で欧州に納豆がないならば

　僕は毎日納豆、味噌汁、豆腐を食べます。


　他にもキムチと砂糖なしヨーグルトも食べますが、簡単に言えば発酵食品を日々接種しているというわけです。


　もし僕がサッカー選手でイタリアやスペインで暮らすならば、現地にはチーズという西洋的発酵食品の代名詞があるわけですが


　「どうやったらこの地で納豆を口にできるだろうか」
　「熱い味噌汁を作ることは可能だろうか」


　と思うでしょうね。


　キッコーマンやキリンビールは欧州にも工場をがあり、キリン一番搾りは現地で「イチバン」の名称で親しまれているといいますよ。


　インテルミラノでハビエル・サネッティが現役だったころ、自宅に全選手を読んでアルゼンチン式バーベキューを披露したことがあります。


　アルゼンチンの方は本当に牛肉しか食べないようで、魚や野菜の摂取量が極めて低い、しかし僕たちが野菜と果物で接種している食物繊維とビタミンを「マテ茶」で補っているというんですね。


　仮にＪクラブがアルゼンチン代表を獲得するならば、このマテ茶が購入可能かどうかは、獲得の際の大きなキーポイントになるのではないでしょうか。


　ただインテルの場合、このバーベキューは単純な娯楽ではなく


　「クラブへのロイヤリティを推し量るため」
　「仮に不測の事態以外で出席を見合わせるのであれば、翌日以降、クラブに居場所がない」


　という側面もあるといわれています。


　選手にとっても僕たちにとっても、食事はある意味「奥深い」ものですね。

イケメン選手という言葉

　日本語に定着した「イケメン」という言葉。


　恐らく発端となったのはフジテレビの番組「めちゃめちゃモテたい」「めちゃめちゃイケテル」以降でしょう。


　服装や顔立ち、髪型から言葉遣いに至るまで、女性が描くことが多い「白馬の王子様シンドローム」を彷彿とさせるような男性がいる、ということが俳優でも歌手でも枕詞として最適だったという面もあるとは思いますが。


　雑誌アンアンでもイケテル男性特集が組まれることがありますが、頻繁に用いられる「アラフォー」「アラフィフ」も、テレビドラマ「アラウンド４０」が契機でしょうし、皮肉にも多くの方はシナリオの内容が頭になく、この単語だけを強調しているに過ぎない点にあります。


　よくデイビッド・ベッカムとダヴィド・ジノラは、その美しい外見から「イケメン選手」と讃えられてきました。


　日本でプレイした選手ならば


　トルコ代表　いる半・マンスズ
　スペイン代表　フェルナンド・トーレス

　
　がそうでしょうし、１９９６年アトランタ五輪のころ、川口能活の人気はすさまじいものでしたし、彼はよく反発していましたよね。


　そう、技術や試合に挑む準備、食事や睡眠など勝ち点３と試合内容に関しての質疑応答であれば、選手が応える必要がありますし、それがＰＫ献上や赤紙で退場、１対１の絶好機を外すという失態、手も避けられません。


　しかしある意味選手にとって


　好きな女性歌手と俳優はいるのか
　将来結婚の予定はあるか
　車は好きか、ファッションはどうか


　というのは、若ければ若いほど「「どうでも良い」質問であり、答えたくないのではないでしょうか。


　自分の存在を「イケメン」に集約しているマスメディアの言動も嫌いでしょうが、年をとるとその考えが自意識過剰、若気の至りと思えるのかもしれませんね。

日本代表、エースの座は誰か

　日本代表が３月シリーズにおいて、コロンビア代表とウルグアイ代表と戦うことが決定しています。


　森保一日本代表監督は、どのような選手選考と布陣で挑むのか気になりますが、その中でも１トップならばその人選はどうなるかです。


　昨年古橋享吾がワールドカップ落選の一報がスコットランドに届くと、セルティック・グラスゴーのファンと関係者は驚きを隠せませんでした。


　既に今季もスコティッシュ・リーグ・カップ決勝戦で２得点をたたき出し優勝、しかもリーグ戦ではありませんが「オールドファーム」だったわけです。


　レンジャーズのファンは古橋だけでなく、セルティックが獲得した井手口陽介以外の日本代表選手が瞬く間にフィットし、アンジェ・ポステコグルーの目利きが素晴らしいことにいら立ちを覚えているでしょうね。


　だからこそファンの１部が古橋に侮蔑的行為を働き、レンジャーズの関係者からも大きな批判が起きています。


　ワールドカップ本番で１６強に進出していなければ、グラスゴーの地で素晴らしい活躍を見せ続けている古橋を招集しなかったことを、日本だけでなく英国やスコットランドのマスメディアが、森保さんに批判記事をぶつけた可能性はあると思いますよ。

　
　それくらい古橋とセルティックの相性は良好であり、ここまで継続的に得点を量産できる選手は、あのヘンリク・ラーション以来ではないでしょうか。


　ラーションはグラスゴーの地に７年とどまり続け、惜しまれながらFCバルセロナに移籍しましたが、彼の決断を悪く言う関係者は誰もいませんでした。


　それだけこのスウェーデン代表の結果に敬意を払ったわけですが、古橋をいつ売却するかはセルティック首脳陣の大きな悩みと言えます。


　ちなみにヴィッセル神戸は勝ち点９，J１開幕から３連勝と昨年の低迷が嘘のような活躍で、これには古橋も満足しているでしょうし、案外セルティックが日本ツアーでヴィッセル神戸と対戦という計画が浮上しても不思議ではないと考えますね。

モロッコ代表に性的暴行の疑惑が

　アントニオ・コンテが率いた２０２０－２１シーズンのインテル・ミラノにおいて、多くの重責を担ったのがモロッコ代表のハキミです。


　この年インテル・ミラノはユヴェントスからスクデットを奪い返し、ボルシア・ドルトムントから移籍したハキミも、戦術的に難しいイタリアにおいて、困惑することなく３－５－２の布陣を支えます。


　しかしハキミはインテルを１年で去り（クラブは財政面を考慮、ロメル・ルカクもチェルシーへ移籍）、新天地はパリ・サンジェルマンとなります。


　ただ、この地でまさか


　「モロッコ代表のハキミ、自宅で女性をレイプか」
　「１２歳年上の美人妻は彼との離婚を決意」


　という報道がなされるとは、移籍当初は考えもしなかったでしょうね。


　モロッコ代表のワールドカップ４強進出の立役者
　パリ・サンジェルマンでも中軸として活躍


　しているハキミですが、彼の妻な女優と言う職業上、監督や脚本家と良好の間柄を保つために、離婚は避けられない様子です。


　彼は女性側が嘘を言っている、私は無実だと一貫して主張しています。


　パリ・サンジェルマン首脳陣がハキミとすぐ契約解除するかどうかはわかりませんが、先日同様のレイプ容疑で逮捕されたブラジル代表のダニ・アウベスは、既に収監されていると聞きました。


　国家カタールが背後にあるパリ・サンジェルマンですが、そのカタールは２０２４年１月にAFCアジアカップのホスト国であり、大会２連覇を目指しますから、スキャンダルを避けたい気持ちは相当高いと思うんですね。


　仮に裁判で無実が証明されたとしても、契約延長はなかなか難しいのではないか、と言うのが僕の推論です。