塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

胸に去来するなつかしさ

2023-03-17 21:53:14 | 日記
 僕が通っていた戸倉上山田中学校は老朽化のため一旦取り壊され、2018年だったと思いますが現在の新校舎に生まれ変わりました。


 2016年、旧校舎が取り壊される直前、在校生と卒業生に向けた「内覧会」、つまり校舎見納めの機会ですのでどうぞご覧くださいと言う案内が来ましたので、買ったばかりのスマートフォンで写真を撮ったことを懐かしく感じます。


 当然ですが新校舎に僕は思い入れはありません。


 それは僕が在校生ではない、つまり利用したこともありませんし、内覧会で一度見学しただけ、つまり子供もいないのでお世話になる必要すらないためです。


 新校舎は本当にモダンなつくりでよく考えられていましてね、中を歩きながら

 
 「アーセナルのファンはこんな気持ちだろうな」
 「現在のエミレーツは清潔で快適だ、それは確か」
 「しかし、ハイバリーの思い出の方が貴重だ」


 リバプールがアンフィールドの座席拡張でファンの要求を満たしたように、観客席を増席することの方一般的でしょうね。


 またAC長野パルセイロが新スタジアムを建設したように、日本ではトップリーグを目指す際の「条件」として整備されたスタジアム、があるという国もありますし、ハイバリーのように建て直すしかない事例もあります。


 かつての牧歌的な南長野運動公園の風景を、今でも僕は思い出すことが出来ます。


 ただ、アマチュアからプロへの移行を考えれば、あのままではいけなかったわけですし、長野パルセイロは進歩しているからこそ、今季は長野県生まれの選手が7名在籍し、「ホーム・グローン」の概念を活用しているわけですからね。


 なつかしさというセンチメンタルを、脇に置くことで必要なことが見えてくることも確かですが、アーセナルの場合はその借入金が大きな問題になったことは、大きなミスだったようにも感じます。
 
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パリ・サンジェルマン、今夏も指揮官を解雇か

2023-03-17 21:37:18 | 日記
 パリ・サンジェルマンを追われ、移籍先のチェルシーで2020-21シーズンのUEFAチャンピオンズ・リーグで優勝。


 しかし、そのチェルシーでも追われる格好となり、現在は未所属のトーマス・トッヘル。


 森保一日本代表監督を思い切って解雇し、彼を就任させたらどうかという大胆な意見が、カタール2022の前に叫ぶ方がいました。


 それはチャンピオンズ・リーグ優勝経験者がフリーという意味合いだけでなく、既存の価値観ではない選手選考と戦術を、トッヘルが落とし込んでくれると考えたためでしょうし、J1も選手だけでなく指揮官の国籍も豊かになってきましたが、知名度と言う点ではこれからでしょうね。


 そのトッヘルを解雇したパリ・サンジェルマン、何と彼を呼び戻すかもしれないといいます。


 J1ならば天皇杯優勝をもたらしたリカルド・ロドリゲスを、浦和レッドダイヤモンズに復帰する、というような形でしょうか。


 それは今季もベスト16で敗れ(対戦相手はFCバイエルン)、欧州制覇にならなかった根本的要因が、適切な陣容を見出せずにいる指揮官ガルディエにあると考える、パリ・サンジェルマン首脳陣の思惑があると感じます。


 ちなみに現在、ジネディーヌ・ジダンという、これまたUEFAチャンピオンズ・リーグ優勝監督、しかも3季連続で優勝とする素晴らしい戦績を経験している指揮官も無所属です。


 ジダンを良く知る方は

 
 「本来ならばフランス代表指揮官を希望していた」
 「クラブならばパリかユヴェントス」


 と考えているようで、パリ・サンジェルマンは恐らく今季終了後、新しい指揮官を探すはずです。


 ネイマールとレオ・メッシを手放し、何とアーリン・ハーランドをシティから強奪し、キリアン・エムバッペと組ませるという大胆な案も浮上しているわけですが、砂上の楼閣と言う言葉はフランスにもあるのか心配になりますよ。

 
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噂話の信ぴょう性

2023-03-17 21:17:31 | 日記
 集英社文庫「美女の正体」98ページに、著者である下村一喜がオスカーワイルドの一文を紹介しています。


 「人のうわさににのぼるよりも、ひどいことがたった一つある」
 「噂にされないということだ」


 夏の移籍市場と冬の移籍市場では前者の方が期間が長いため、選手と代理人、クラブは様々な駆け引きをして移籍、報酬の見直しなどを考慮します。


 例えば三笘薫が


 「マンチェスター・シティが狙っている」
 「アーセナルが50億円を用意か」
 「三笘とリバプールの相性が良い」


 など、多くの声が聴かれること、これは無視されることよりも良い事と言う形になるのでしょうか。


 日本では横浜DENAベイスターズが、(暴力事件があったとはいえ)大リーグの有力投手であるトレバー・バウアーを1年契約で獲得し、額面どおりに働けば実に良い補強となるのでしょうね。


 2018年、ヴィッセル神戸が当時FCバルセロナの胸スポンサーであった「楽天」の影響もあり


 「もしかすると、アンドレス・イニエスタ中国ではなくて日本に来るのか」
 「いいや、そんなことはないだろう」
 「中国が北米ではないかな」


 と様々な意見がでたものです。


 彼の移籍が実現したことが呼び水となり、サガン鳥栖が1年契約でしたがフェルナンド・トーレスを、神戸はイニエスタに続く形でダヴィド・ビジャを入団させました。


 ミズノとトーレスの契約はもう終えていますが、販売のてこ入れにはなったでしょうし、神戸は2020年の元日天皇杯優勝を果たしたなど、一定の効果がありましたから、話題と結果が両立した形です。


 移籍のうわさはファンとメディアの十八番かもしれませんが、選手はその話題を希望しているのかどうかは気になりますね。
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