クリント・イーストウッド監督作品「インビクタス」
1995年自国開催のラグビー・ワールドカップを契機に
黒人と白人の融和を目指すネルソン・マンデラ大統領
ホスト国としての責務を果たすべき、奮闘する選手たち
が同時進行で描かれます。
ラグビーもサッカーも、ワールドカップ出場は栄誉なことですが、選手と指揮官には重圧ですよね。
実際サッカーでは、カルロス・パレイラという優勝監督を招聘しても、2010年ワールドカップの南アフリカ代表は、グループリーグで敗戦、トーナメントまでたどり着けませんでした。
それ以上にワールドカップの対比として
サッカーはあくまで拡大傾向
ラグビーは一切そうしない
という光景があります。
2023年のラグビー・ワールドカップはフランスが開催国でしたが、2019年日本大会同様に、参加国は16であり基本的にこの出場数で推移しますから、共催という形にはならないでしょうね。
ラグビーとサッカーでは
競技人口に大きな差があることも確か
サッカーは基本、プロ選手で構成
という異なる点もありますが、ラグビーは拡大はむしろ「無意味」と考えているのでしょう。
インビクタスで俳優がラグビーをする場面は、素晴らしい描写ですからサッカー好きも鑑賞してはいかがでしょうか。