塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

選手の肉声を教材に(2)

2011-06-29 14:39:40 | 日記
 集英社新書から刊行されている

 「フィンランド 豊かさのメソッド 堀内都喜子著」

 の中で、英語圏ではないフィンランドの国民が、どうして英語が達者なのかを考えた
際に、フィンランドでは外国映画を

 「字幕」

 で観て、英語に体を慣らしているというんです。

 僕も実際海外の選手が英語やイタリア語で話している際は、

 「ああ、今聞き取れたな」
 「なるほど、こういう言い回しの方法もあるんだ。」

 とひとり納得する時もあります。

 逆にメッシやビジャなどのスペイン語圏の選手、リベリやベンゼマなどのフランス語圏
の選手が話している時でも、字幕を追いかけながら必死に耳を傾けています。

 イタリア語は両言語に通じている部分がありますから、どこかわかる部分は無い物か、
手探りで探っているんです。

 旅行用の会話教本のなかに

 「5ヶ国語会話」

 など非常に利便性に優れたガイドもありますので、眺めているだけでも充分勉強になり
ますが、やはりフランス語やドイツ語は馴染みがないため

 「カタカナ」

 を口にだしても、アクセントや声の上げ下げがどうも伝わってきません。

 ですからCDやDVDのような、音声や表情を読み取る教材が手許にあると便利です。

 サッカーに限らずどんなスポーツでも、贔屓の選手が話している言葉を勉強したいという
欲がでてくれば、自然と勉強に力は入りますが、

 「サッカー選手」

 を教材にした教本は悪くない考えだと、僕は思います。

 韓国映画のファンが独学でハングルを覚えてしまう例があるように、自分の関心のある
分野は自身が

 「受身」

 でないからこそ、集中力が続きますね。
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選手の肉声を教材に

2011-06-29 14:28:10 | 日記
 今テレビで英語の教材

 「スピード・ランニング」

 のCMをよく見かけます。

 僕も書き取り以外にCD付きの教本を数冊買って、発声の練習や言い回しを勉強してい
ますが、当然流れてくる英語は

 「教本」

 つまり、シナリオ通りですから実際に海外の方と話をする際には、融通が効かない時も
ある事が難点ですね。

 例えばどこかの出版社が海外のサッカー選手のインタビューや講演会をCDにして、教本と
セットにした
 
 「英会話教材」

 を発売したらどうでしょうか。

 先週、そして今週と「すぽると」では

 「ジョゼ・モウリーニョ」

 の特集を2回に渡って報道しましたが、複数の語学を正確に操ることがいかに監督にとって
大切かがわかりました。

 欧州の言語は比較的似通った部分がありますが、それでも凄いことです。

 選手のインタビューを教本にしても、日常会話の部分は少ないでしょうし、旅行や交換
留学生との会話では役に立つ事は少ないかもしれません。

 でも米英語、英語問わず

 「独特の言い回し」

 つまり諺や格言などはスムーズに頭に入るかもしれませんし、何よりファンからすれば
選手の

 「肉声」
 
 が教本として聴けることは、大きな魅力ではないかと思うのです。
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数字はそこまで雄弁か

2011-06-29 12:16:31 | 日記
 野球で花形のポジションである先発投手。

 ここに同じチームで活躍する投手がふたりいて、どちらも「15勝」を年間に稼いだ
とします。

 一方は「大量得点」に援護されての15勝
 
 しかしもう一方は「自らの力」を頼りに挙げた15勝。

 それでも数字は同じ「15」であり、もしかすると給料はどちらも等しく反映されるか
もしれない。

 つまり数字から

 「試合展開」
 「試合内容」

 までを読み取る事はとても難しい。

 ですから熱心なファンの皆さんは、観戦の際にスコアシートを持参して、自分の記録を
作り上げるわけです。

 サッカーは野球ほど記録が重視されませんが、それでも同様に

 「記録からはわからない」

 出来事がありますよね。

 木崎伸也氏が

 「サッカーの見方は1日で変えられる 東洋経済新聞社」

 ですぽるとでお馴染みの風間氏の視点を紹介しています。

 それは清水エスパルスの小野伸ニに言及したもので、風間氏から言わせると、小野は常に
一歩、左右にポジションをとることで、いとも簡単にマイボールにしていると言うんです。

 僕もこの言葉をヒントにし、仕事上で自分の立ち位置を確認することが多くなりました。

 またゴールを演出するフリー・ランニングや、味方へのコーチングなどは

 「数字」

 には現れなくとも、サッカーにはいずれも欠かせない要素になります。

 ストライカーのように「数字」で評価されることもありますが、GMや球団首脳はその
数字の表した

 「本質」

 を解析する必要があります。

 ウォルクスブルクがグラフィッチを放出したのは、その解析を行ったからかもしれません。

 彼はクラブが優勝した2008-09シーズンのブンデスリーガ得点王ですが、当時から
強豪相手のゴールが少ないと、示唆されていたのです。
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怒ってしまったバツの悪さ

2011-06-29 02:21:42 | 日記
 私事で恐縮ですが、先日上司の女性に「罵声」を浴びせてしまいました。

 僕は普段から怒らない方で、何か気にくわないことがあっても心の中に押し留めている
ことが多いのですが、先日溜まっていたものが吐露してしまう形になってしまいました。

 上司と言っても僕より10歳程度年下の女性ですが、今から振り返ると、やはり

 「いただけない」

 態度になります。

 不思議なもので、それ以来どうも会話がしづらいですね。

 年齢は関係なく命令を「出す」「受ける」の立場ですし、普段怒らないことが多かった為
か、自分の中に何かしらの

 「違和感」

 があるんです。

 人間というのは不思議なもので、

 「そうか、あの出来事が君の心を痛めてしまったのか。」
 「あの時は無礼な行動をしてしまい、すまなかった。」

 と、なかなか謝罪できないんですね。

 例えば

 「マルコ・ファンバステンはドイツワールドカップの敗退の責任は、ファン・ニステル
  ローイにあると判断した。」

 という形で、ふたりの折り合いは急速に悪くなりましたし

 「ケビン・クラーニーが代表戦をスタンドから観戦するのを拒否し、レーブ監督が激怒!」

 という話題は日本でも大きく報道され、実際彼は代表から外れています。

 実は案外「怒った」方が「バツ」が悪いと感じる事は多いと思います。

 ジダンとマテラッティではありませんが、お互いが謝罪や非礼を詫びる場所が提供されれ
ば、解決できる人間関係は多いように感じます。
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初心者向けのテレビ番組が必要ではないか。

2011-06-28 23:32:59 | 日記
 ドイツのルール地方を代表するふたつのクラブ、ドルトムントとシャルケ。

 実は両クラブの指揮官、クロップとラングニックはいずれもテレビで非常に丁寧な
解説をすることで知られ、ドイツのサッカーファンから、常に最大級の賛辞を受けて
いるんです。

 今日本のサッカー番組の軸となる企画は

 「代表選手のトークショー」
 「海外リーグのダイジェスト」

 そしてJリーグの情報が申し訳なく付いてくるような感じですが、テレビ番組でも
初心者向けの解説や世界各国リーグの成り立ちなどを伝えたら良いと思います。

 僕は衛星テレビ、ケーブルテレビが無いので、もしかしますと民放以外ではこのような
企画が既に存在するのかもしれません。

 でも

 「ダイヤモンド・サッカー」

 のように、選手の紹介や試合内容の放送だけでなく、年季の入ったファン、サッカーに
惚れたばかりのファン、そのどちらもが楽しめる番組が、より日本サッカーに

 「新たなファン」

 を生み出す、大きなきっかけになると思うのです。

 確かにインターネットは便利ですし、検索機能は僕もよく使いますが、あまりに情報量が
多すぎで、どの項目が自分に必要な情報なのか、正直わからなくなるときさえあります。

 でもテレビは観ることで情報を得られますし、ファンにとっては非常にありがたい存在です。

 サッカー番組が縮小して久しいですが、新たな企画、番組に期待しましょう。
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