塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

両方使えるという強みが確かにあります

2018-07-29 22:09:38 | 日記
 会社の人事部がため息をもらすことの一つに、入社したばかりの若年層が思うようにキーボードを叩けない点があるそうです。

 僕も人事部には別の件で失望を与えたでしょうし、キーボードはおろかスマートフォンのフリックさえうまくできません。

 10代後半から20代前半の世代は、僕たちよりもスマートフォンの文字入力に長けている一方で、パソコンのマウス、キーボードでの文字入力、変換が思うようにいかず戸惑っているというんですね。

 結論から言えば

 「両方使えた方がいいに決まっている」
 「不得手は克服すべきだ」

 になるのでしょうが、人間は弱いと思う点を修正するよりも、楽しい、と思う点に熱中するものです。

 サッカーでいえば利き脚だけでなく、両脚使えた方が良いという議論と似ています。

 ゲオルゲ・ハジ
 ディエゴ・マラドーナ
 中村俊輔に名波浩

 各国代表でも左脚だけで生きてきた猛者がいますし、その制度はほれぼれするほどです。

 ただ、ボールを右脚で操る事には長けていませんから、ロシア大会のメッシもシュートがもし左脚で放っていたなら、という場面がありましたよね。

 両脚でそん色なくプレイできるならば、相手DFを背負う、ショルダー・チャージでボール・ロストするリスクが減る、という形は生まれると思います。

 左脚一本から別次元のプレイを繰り返す彼らだからこそ、熱狂的なファンを生んだという場面もあります。

 横浜マリノス時代の1996年に加入したゴロシートも確か左利きだったと思います。

 彼のプレイはどちらかと言えば相手を惹きつけてからのパスは持ち味であり、全体的に速度が求められるJリーグとは逆の特性でしたが、玄人筋の受けは良かった気がします。
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ガンバ、サンプリングの事例はジュビロにあるのか

2018-07-29 00:04:15 | 日記
 レヴィー・クルピ体制から宮本新体制に移行したガンバ大阪。

 ウエブ版のサッカー・ダイジェストを含むいくつかの媒体を目にしますと、新監督の存在が空気を一新させたことは間違いないようです。

 生え抜きの選手が指揮官として戻ってくる、それに伴いファンの支援体制が強化され、スタジアムには情熱が感じられる。

 ガンバ・フロントは宮本新監督の起用を、名波監督の下で右肩上がりの成長を遂げている、ジュビロをヒントにしたのかもしれませんね。

 ジュビロの指揮官として戻ってきた名波さんは、それまで勤めていた「やべっちFC」のコメンテーターに終止符を打ちます。

 最後の出演時だったと思いますが、お子さんに対して

 「いいか、もし成績が低迷したらお前も学校で色々言われるぞ」
 「それでも俺は監督をやりたい」

 と語ったことを告げた記憶があります。

 初陣の際、バスを囲んだジュビロ・ファンが

 「ナナミさん!!」

 と絶叫する姿がありましたが、新監督の到来は

 理路整然とクラブの問題点を明らかにする
 その短所をどのように補い、同時に戦力の上積みを行うのか

 という点で興味深かったのでしょううね。

 ガンバファンも、も宮本新監督に対して大きな声援を送ったと聞きました。

 嫌味な言い方ですが、ガンバはセレッソから柿谷を獲得しようとするなど、どこか「やぶれかぶれ」な補強に出た印象がありますし、宮本を昇格させるしか新監督候補がいなかったのでしょう。

 仮にJ2に降格したとしても、宮本監督に下駄を預ける可能性はありそうですし、案外この抜擢がガンバだけでなく、Jリーグ全体に大きな影響をもたらすような気もします。
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スパイク契約、あなたならどうする

2018-07-28 01:27:57 | 日記
 プロサッカー選手がスパイクを選ぶ際、ナイキのような大手を選ぶのか、それともアスレタやスボルメのようなストリートの香りがするブランドを選ぶのか。

 この点は非常に重要だと思います。

 と言いますのも、ナイキやプーマのような大手は契約選手が非常に多いですから、末端の選手たちは与えられたスパイクを履くことになるはずです。

 逆に言えば自分が契約選手であっても自分が広告塔ではありませんから

 1・試合で故障して療養することにためらいがない
 2・売上や販促に直接関係しない

 というメリットがあると思います。

 一方で先に挙げたブランドや契約選手そのものが少ないブランドであれば

 「徹底的にカスタマイズされた特別スパイクの提供」

 が考えられます。

 ガンバの遠藤がアンブロと終身契約を結んでいるのは有名ですが、アンブロが2014年ワールドカップ用に手掛けた彼専用のアクセレレイターは、出身地の鹿児島をモチーフに細部までこだわり抜かれた品でした。

 柴崎岳のために作られた「ユー・バイ・ガク」も同様ですよね。

 しかし、自分が契約選手としてブランドを背負う重圧は非常に大きいと言えます。

 それは試合での活躍もそうですが

 1・ブランドのファン・プロモーションへの積極的な参加
 2・私生活でも常に聞くバルが必要である
 3・イエローカード、レッドカード、審判とのいさかいはご法度

 は間違いないでしょうね。

 ロナウドやメッシのように、大手で契約金も莫大で自分専用スパイクの開発、と言う事例は彼らが頂点に存在しているからこその事例であり、本当に特別です。

 スパイクは案外、契約をせず自由気ままに好きなブランドを履く、のが一番なのかもしれません。
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森保監督、脳裏に描く布陣は何か

2018-07-28 01:13:12 | 日記
 森保新監督が最初に直面する課題は、2019年冒頭にUAEで行われるアジアカップとなります。

 ホストであるUAEは2011年カタール大会で日本を優勝に導いたザッケローニが指揮官となり、強化を注いでいます。

 ザッケローニをサンプルとするならば、森保監督は布陣を従来の物でいくのか十八番を求めるのか、と言う点が興味深いですね。

 ザッケローニと言えば、就任当時から

 ウディネーゼで3-4-3を導入し、イタリア国内で旋風を巻き起こす
 ミラン時代はボバンを軸にした3-4-1-2でスクデットを獲得

 というようにバック3の使い手と見なされていました。

 しかし、南アフリカ大会以後の親善試合、アルゼンチン代表とパラグアイ代表との闘いでは、日本に馴染みある4-2-3-1で戦い、アジアカップもこの方法論を継続し、鮮やかに優勝を成し遂げます。

 以後、ザッケローニは定期的に3-4-3をマネージメントしますが

 1・選手が最終ラインの背後と横のオープンスペースを気にしすぎる
 2・そのため、3-4-3の長所であるサイド攻撃とプレッシングが機能しない

 という点に直面してしまいます。

 森保さんは3-4-2-1を十八番にしていますが、2018年に与えられた6試合をどう活用するのか。

 この点は注目に値しますよね。

 自分の戦術を当初から植え付け、マネージメントしてゆくのか、ザッケローニのようにまずは目先の大会で優勝し、足もとを盤石な形にしてから強化するのか。

 この選択は案外難しいと思います。

 当然3-4-2-1と4-2-3-1では招集する選手の顔ぶれも異なりますし、新キャプテンになるであろう吉田をサポートする選手も不可欠でしょうから。
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日本代表FW武藤、マインツからニューキャッスルへ

2018-07-27 00:46:20 | 日記
 三都主アレサンドロを広告起用することを明言するも、その後の展開が見られないロット。

 彼らは今季もマインツの支援をしますが、日本代表の武藤が契約違約金14億円でニューキャッスル・ユナイテッドに移籍決定となり、日本での露出は限定的になるでしょうね。

 さて、武藤はニューキャッスルかウエスト・ハムかの二者択一で移籍先を絞り込んでいた模様です。

 ニューキャッスルに移籍した背景には、指揮官のラファエル・ベニテスが武藤を欲しいとクラブの要望し、その点が後押しになったようですよ。

 僕が思う彼の冒険は以下の2点に注意すべきかと思います。

 1・プレミアのタイトなスケジュールと冬場の降雪量
 2・標準英語ではない英語の聞き取り

 イングランドもロンドンやバーミンガムよりも、スコットランドに近い北東部は降雪量が多く、冬の寒さも相当と聞きます。

 面白いのは、過去ニューキャスルには

 アルゼンチン代表 ファブリシオ・コロッチーニ
 ペルー代表 ロベルト・ソラーノ

 のような雪とは縁遠いであろう南米出身選手も在籍してきた点でしょうか。

 また北東部で用いられる英語はアクセントや訛りが独特で、標準英語とはずいぶん異なると聞きました。

 この未体験の事柄を乗り越えたその先には、きっと武藤が望む景色が見えてくるに違いありません。

 ベニテスはレアルやインテルなど、芳しくない成績を収めた事例もありますが、指揮官に請われて移籍することは期待されての移籍ということですよね。

 彼にとっては幸先の良い移籍劇ではないでしょうか。
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