塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

関心を持つと、過去に遡ってみたいですよね

2019-08-29 00:23:30 | 日記
 僕が今、ラグビーに関心を抱きつつあるのは、もちろんワールドカップが近いということもありますし、長野県では菅平高原でイタリア代表が合宿を行うためです。

 ちなみに長野パルセイロのホーム、長野Uスタジアムはラグビーの試合も開催可能でして、これまでも試合が行われています。

 ワールドカップ・ロシア大会で日本代表が16強に進出してから日本代表の虜になった方は、凄く多いはずです。

 彼らはきっと、過去のワールドカップに置いての代表の戦いぶりや代表選手たち、指揮官の名前などを懸命に学習したに違いありません。

 僕はラグビーの礎を築いた方で思い浮かぶのは、大畑大介、平尾誠二氏くらいなのですが、今後資料を読み解く中で様々な指揮官、選手の名前を憶えてゆくのでしょう。
 
 サッカーにおいていつの時代でも

 「セレソン・ブラジレイラ」

 という響きは、常に畏怖と憧れを感じさせます。

 これがバスケットボールですと「チームUSA」、ラグビーですと「オール・ブラックス」になります。

 神戸製鋼に加入したオール・ブラックスのダン・カーターは本当にすごい方で、僕たちが

 「おい、イニエスタが本当に神戸と契約するぞ」
 「ルーカス・ポドルスキやグランパスのジョーと共に、素晴らしい選手が来日するな」

 と興奮している同時期に、ラグビーファンも興奮していた形になります。

 ヘンリー・レガッタやラグビーなど、英国生まれの競技は選手の移動着だけでなく、ファンの服装も凄く魅力的で

 「男は外出する際、このような格好をしなくてはならないな」

 と感じさせます。

 白洲次郎が常に上着を着用していたのも、やはり英国留学で周囲の嗜みを感じていた点が大きいのではないでしょうか。

 (参考資料 新潮社 白洲次郎の流儀)
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ワールドカップという大きなうねりは他競技でも

2019-08-29 00:10:43 | 日記
 今書店にいくと、ラグビーの書籍が大変充実しています。

 「ああ、ラグビー・ワールドカップが近づいてきた証だな」
 「サッカーもワールドカップの開催時は同じことが起きるからね」

 と感じます。

 と言いましても、僕が所有しているラグビーの書籍はたった2冊、いずれもエディー・ジョーンズ元日本代表監督が執筆したものです。

 しかもそのうちの一冊は、昨日購入したばかりの講談社アルファ文庫から刊行の「ハードワーク」になります。

 ちなみに八村塁選手やBリーグの盛り上がりも含めた、バスケットボール関連の書籍も豊富となり、Jリーグは少し押され気味の感じがしますね。

 よくよく考えますと、ラグビーは現在

 1・週刊ダイヤモンドで特集された通り、トップリーグをプロ化する予定
 2・帝京大学をはじめとする大学ラグビーの人気
 3・花園を目指す高校生たち

 など、過去の日本サッカーと重なる面もあります。

 ですから、Jリーグは残したプロ化への足跡は、ラグビーにもヒントになる点は多いように思います。

 最新号のサッカー・ダイジェストだったと思いますが、アントラーズがメルカリから資本提供を受けることに加え、鹿島スタジアムのトイレを徹底的に見直し

 1・西洋式トイレへの変換
 2・用足しの最中にも試合観戦が可能なように、入り口付近にモニターを設置

 など、快適さや利便性をさらに工夫するそうです。

 僕はラグビーの服装、ブレザーに代表されるスポーツ・コートやボタンダウンシャツに、レジメンタル・ストライプスのネクタイなど、英国式の服装など、「外部」から関心を抱いても良いと思います。

 実際ブルックス・ブラザースのような老舗が手掛けるラガーシャツも、大変注目を集めているようで、カンタベリーやバーバリアンの本物も、ワールドカップ後に品薄になると良いですね。
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主以外が履くという選択

2019-08-28 22:12:21 | 日記
 アンドレス・イニエスタ専用スパイクとして開発された「ウルトラレッツア」

 アシックスが威信をかけて制作したこのスパイク、当然イニエスタのラストで制作されているのでしょうが、僕ならばJ1のアシックス契約選手すべてに、1試合限定でも良いので履かせたと思います。

 ナイキがマイケル・ジョーダンのために開発したエアー・ジョーダンは、当然彼だけが履く代物でした。

 しかし、ジョーダン12のあたりからチームメイトであるロン・ハーパーなど、ナイキ契約選手の1部もジョーダン12を履き始めたのです。

 エアー・ジョーダンに限らず、米国でも日本でも人気バッシュは

 所有するだけで価値がある
 街履きとしてのステイタス

 として認知されていました。

 一方で日本国内のジョーダン12の在庫状況と言いますと

 前作のジョーダン11が爆発的な売れ行きと高値を記録したために、多くの業者が扱う
 従って在庫がだぶつき、売れ行きが芳しくない

 という点もありました。

 またジョーダン12の履き心地は非常に硬く、純粋にバスケットボールという競技の特徴を捉えていたものの、「街履き」としての人気は高くありませんでした。

 ナイキはジョーダンが初めて引退を表明した1993年以降、限定カラーやローカットの投入などで、購買層を刺激したのですが、

 「ジョーダン以外の契約選手にも提供」

 という背景には、販売促進と機能の表現というふたつの意味合いがあったに違いありません。

 もしイニエスタ以外の選手もウルトラレッツアを履いたならば、希少価値と言う点は下がったでしょうが、多くのファンが目にするという意味では利点があったように思えます。
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堂安律、噂どおりPSVの一員に

2019-08-28 17:15:56 | 日記
 堂安律がフローニンゲンから、オランダ3強の一角であるPSVへ移籍します。

 PSVとフローニンゲンの間で、契約違約金をめぐってひと悶着あったようですが、堂安は今季優勝を狙うクラブで戦うことになります。

 仮にエール・ディビジで優勝すれば、日本人選手として初めての快挙となります。

 小野伸二は2002シーズン、UEFAカップを勝ち取るもリーグ優勝は未達成でしたし、本田圭佑はVVVで優勝しましたがこれば2部の出来事ですからね。

 PSVは下部組織から丹念に戦術を植え付けるアヤックスよりも、新加入の選手が動きやすいのではないでしょうか。

 彼らの過去を振り返りますと

 1・1998年チャンピオンズ・カップ優勝
 2・ちなみにこのシーズンは3冠を達成
 3・ブラジル代表のロナウドとロマーリオ、韓国代表のチソン・パクの在籍で知らてれいる

 点が思い浮かびます。
 
 PSVは現在アンブロからジャージの提供を受けていますが、フローニンゲンはプーマと契約中でした。

 ナイキからプーマへ契約変更した彼にとって、体全体をプーマで覆うことがある種の媒体として大きな形でした。

 今季はブレーメンの大迫と同様に、アンブロのダブル・ダイヤモンドが映る確率が高くなりますね。

 ウルグアイ代表のスアレスも、まずはフローニンゲンでプレイし、アヤックスへ移籍しリバプール、バルセロナの形で移籍しました。

 つまり順応すること、学ぶことを重点に置いたからこそ今の彼があるはずです。

 「悠々として急げ」

 そんな言葉が堂安にも似合う気がします。
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もう全てが揃わないという現実

2019-08-28 01:08:15 | 日記
 僕が通っていた中学は、1クラス36名の10クラスで成り立っており、地方の中学からすると相当のマンモス校でした。

 ただ現在は少子化の影響もあり、6クラスを維持するのが精いっぱいのようで時代の隔たりを感じます。

 当時は思春期の真っ只中ということもあり、特に女子は担任のA先生に反旗を翻すことが圧倒的だったのですが、最終的にはまとまりのある良い雰囲気で卒業しました。

 僕が馬鹿だなと思うのは、この中学の卒業式が36名が最後に揃う最後の日、ということに当時は全く気付かなかった点にあります。

 つまり、就職、進学、結婚など今後訪れる人生の様々な要素を、想像できなかったんですね。

 実際、先日の同窓会でも勤務先が遠い、子育てが忙しい、千曲市から巣立っている、家族で引っ越して連絡先すらわからないなど、あれだけまとまりがあったクラスでも、全員の出席には至りませんでした。

 中にはまとまっているように見えても

 「今更中学に同窓会なんて」

 と思う、つまり良い印象を持てなかった同級生もいるのでしょう。

 高校の同窓会にもう参加しないであろう僕のように、思い出に良い形が全くない場合は苦痛でしかないですから。

 ただ「死」ということは、全く想像していませんでした。

 僕のクラスでも既に他界していた同級生がいたことを初めて知り、衝撃を受けました。

 最後に話したのはいつだろう
 もう話すことも、声を聴くこともないのか

 と、しみじみ自分が生きていることの意味合いを考えさせられました。

 サッカーでも2003年のコンフェデ杯で、カメルーン代表のフォエが心臓発作で他界した際の衝撃は、とてつもなく大きいものでした。

 今年に入ってもスペイン代表のレジェスが交通事故で亡くなりましたが、試合中であろうがオフの日であろうが、選手の不慮の事故は本当につらいものです。

 アンドレス・イニエスタが「ダニ・ハルケ」の存在をいつまでも忘れないように、僕たちも生と死を常に考える世の中なのではないでしょうか。
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