塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

アンダーアーマーがどこか低調に見えます

2021-05-30 14:57:12 | 日記
 数年前、アンダーアーマーがアディダスに変わり、レアル・マドリードと契約するのではないか、と指摘されました。

 しかし2021-22シーズンも引き続きアディダスが供給しますから、アンダーアーマーとの契約話は既に過去の形と言ってよいでしょう。

 僕はアンダーアーマーの代名詞である「マグネティコ」、そしてジャージを所有も試着もしたことがないため、感触をお伝えすることはできません。

 ただ、サッカーの世界で徐々にではありますが、アンダーアーマー契約選手、クラブが減少傾向にあることは

 1・単純に他社の方がアンダーアーマーよりも良質の製品を提供している
 2・契約金を軸に、契約内容が他社の方が良い

 という事は考えられます。

 ただ、ナイキ、アディダス、プーマは契約選手が膨大にいますし、おそらく物品提供だけという選手もいると思うのです。

 ならばアンダーアーマーやニューバランスのように

 1・物品提供だけではなく、金銭のメリットもある企業
 2・契約選手が少ないため、自身が広告塔になれる可能性が高い

 企業との契約は、選手にとってある種の「やりがい」があるようにも見えます。

 ただ、広告塔になるということは、過密日程の中でわずかに与えられる休日を、インタビューや広告撮影に費やしてしまう、つまり休日が休日にならないという意味合いもあります。

 したがって休める日が本当に限られてしまう、という側面はあるでしょうね。

 契約選手からすれば

 1・多くの契約選手の中の一人でよい
 2・少数の契約選手の中で筆頭でありたい

 と思うのは、なかなか結論が出しにくいのではないでしょうか。

 メンフィス・デパイがアンダーアーマーからナイキへの移籍を検討していると指摘されていますが。実際はどうなるでしょうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

チャンピオンズ・リーグ、優勝はチェルシーに手元に

2021-05-30 14:31:34 | 日記
 2021年チャンピオンズ・リーグは、2012年以来9季ぶりにチェルシーが優勝しました。

 僕はグアルディオラの存在が、シティにとってかけがえのない後ろ盾になると考えていたのですが、様相はいささか異なるようですが。

 この優勝をスパーズとパリ・サンジェルマンの見地から見ることは可能でしょうか。

 チェルシーの指揮官トーマス・トッヘルは、今季半ばにパリ・サンジェルマンを追われ、同様に前任者フランク・ランパードを解任し、後任人事を模索していたチェルシーと契約します。

 そのパリ・サンジェルマンはチャンピオンズ・リーグ4強で終え、リーグ1の王者はリールになるなど、クラブ出身者であるマウリシオ・ポティチェーノに委ねましたが、成績は急上昇とはなりませんでした。

 そのスパーズは、ポティチェーノの後任人事として雇用したホゼ・モウリーニョを解任し、何とこのアルゼンチン指揮官を再雇用するのではないか。との指摘もあります。

 つまりチェルシーの優勝には

 1・フランク・ランパード解任
 2・パリ・サンジェルマンのトッヘル解任
 3・チェルシーがこのドイツ人指揮官を招聘
 4・空席となったパリのベンチに、ポティチェーノを招く
 5・その彼も、再度プレミアに戻る可能性がある
 6・トッヘルの監督人事は契約延長になるに違いない

 という、3クラブと3指揮官の人生の縮図が関係しているように思えるのですね。

 もし、横浜タイヤが今でもチェルシーの旨スポンサーならば、この優勝に歓喜したでしょうし、コロナで悩む従業員の方々がおおいに励まされたようにも思えます。

 ただ、契約年数はあくまで契約であり、双方合意の上の終了であれば致し方ありません。

 欧州は全日程を終え、欧州選手権と夏の移籍市場を迎えますが、有力クラブ恒例の札束をばらまく形が始まるのでしょうか。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

チャンピオンズ・リーグ、僕はシティが優勝すると想像します

2021-05-29 21:17:49 | 日記
 2021年チャンピオンズ・リーグ決勝。

 僕は「何となく」ですがシティが優勝すると考えています。

 それは指揮官がグアルディオラという、優勝経験を2度持つ人物が大きな後ろ盾と思うためです。

 同時にこうも思うのです。

 「グアルディオラは過去の優勝をすべて、バルセロナとメッシという組み合わせで得た」
 「決勝はいずれの対戦もユナイテッドであり、選手たちは勝利して優勝していると心理的優位があった」
 「シティで優勝すれば、栄冠はメッシとバルサの威光、という批判を遂に覆せる」

 グアルディオラが抱えているかもしれない、心理的負担がついに外れるかもしれません。

 人は欧州制覇だけを「尺度」にしがちです。

 しかし、バイエルンでもシティでのリーグ優勝していることは、もっと手放しですごいことですと讃えられるべき事柄ではないでしょうかね。

 ちなみに専門サイト「0014のブログ」においてチェルシーとシティの選手たちが愛用するスパイク・リストが掲載されています。

 シティはラヒーム・スターリングがニューバランスである事以外は、ナイキ、アディダス、プーマでまとめられています。

 チェルシーはオリビエ・ジル―がプーマという事以外は、全てナイキかアディダスになります。

 シティが仮に優勝すれば、ナイキ、アディダスに対しての強烈な「当てつけ」にもなるのではないかと、勝手に想像しています。

 3強と言われますが、ナイキ、アディダスと比較した際プーマは占有率が下がりますから、スポンサーを務めるシティの勝利は、プーマにとっても大きな関心事ではないでしょうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ポール・ポグバが桁外れの才能持つことは確かですが

2021-05-29 21:05:26 | 日記
 アディダスにとってポール・ポグバはレオ・メッシほどでは無いにせよ、大切な契約選手ですよね。

 しかし在籍するユナイテッドからしますと、加入当初から現在に至るまで、残留させるべきか、売却すべきかで悩みの種と言えます。

 ユナイテッドにはある種の羞恥心があるのではないでしょうか。

 それは代理人のミノ・ライオラの後ろ盾もあるでしょうが

 1・ポグバはユヴェントスのスクデット獲得に貢献し、ワールドカップ2018でも優勝している
 2・従って彼に実力がないわけではない。
 3・むしろそのユヴェントスに契約解除金無しで移籍させ、さらに100億円以上を費やして買いなおした存在でもある
 4・これだけの無鉄砲をしたにも関わらず、移籍させてしまえばスポンサーとファンから叱責されることは間違いない。

 というわけです。

 モウリーニョ政権から現在のスールシャール政権になってからは、怠惰な動きは減ったとされています。

 しかしファンが期待したのは、ポルトガル代表のブルーノ・フェルナンデスのように、圧倒的な違いを常に見せつけること、そしてマーカス・ラッシュフォードのように、チャリティを通じて社会情勢を考える思慮深さ。

 これらではないでしょうか。

 確かワールド・サッカーダイジェストに寄稿しているオリバー・ケイだった思いますが

 「ポグバは、やあ世界のアディダス・ファミリーと語りかけた」
 「それは、やあ世界のユナイテッド・ファミリー、の間違いだろう」

 と指摘したはずです。

 それはユナイテッドにかつて存在しやエリック・カントナやロイ・キーンに代表される

 クラブを超える個人は存在しない
 プロらしい振る舞いをしろ

 という存在がいないという証かもしれませんね。

 僕は仮にこのフランス代表が、今夏ユナイテッドを離れても、さほど驚かないと思いますよ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Jクラブの指揮官が欧州から請われたならば

2021-05-29 20:45:40 | 日記
 横浜F・マリノスの指揮官ランコ・ポステコグルー。

 2014年オーストラリア代表監督としてワールドカップ2014に出場し、2019年にはF・マリノスをリーグ優勝に導きました。

 そのポステコグルー氏をセルティック・グラスゴーが指揮官として招聘する動きがあるようです。

 ただ日本では広く知られたその経歴も、スコットランドではさほど知られてはいないようで、名古屋グランパスエイトからアーセナルに移籍した際のアルセーヌ・ヴェンゲルを彷彿とさせます。

 この噂話を聞き、改めて感じたことに移籍市場があります。

 僕たちは通常、移籍市場は選手とクラブのためにあると思いいがちですが

 指揮官交代には最適の時期
 シントトロイデンに代表される、日本企業が欧州でサッカーを運営することも

 同様に大切ですよね。

 ただ、ミノ・ライオラに代表される剛腕代理人が吹っ掛けてくる要求を、常に議論するわけにはいきませんし、シントトロイデンは今、鈴木優磨の売却を目論んでいますが、交渉の真価が問われると思います。

 J1から続々と選手が欧州に移籍していますが、指揮官がフロントも結果を出して欧州から請われるになると良いですね。

 それは選手の移籍速度が光速だとすれば、フロントと指揮官の移籍は音速にすら達していない、それほどの隔たりがあるためです。

 例えばフロンターレの鬼木監督が欧州に出向く、レッズのリカルド・ロドリゲス監督が、日本での経歴を最大限活用し、将来はラ・リーガの有力クラブに招聘される。

 という事例が誕生すれば、それは素晴らしいと思います。

 勿論、J1優勝クラブからすれば、日本代表監督に引き抜かれることは常に考慮しているでしょうが、今後は欧州クラブからの注目度も契約の物差しにすべきではないでしょうか。

 指揮官も選手も国籍を問わず、ますます柔軟になっているのが近年のサッカーですから。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする