塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

選手に支払われる高額報酬

2022-11-29 14:06:23 | 日記

 落合博満がロッテ・オリオンズ在籍時(現在の千葉ロッテ・マリーンズ)、3冠王を獲得し日本人選手として初の1億円のを得てから、日本野球では年俸が急激に上昇しています。

 

 これ以上にハイパー・インフレとなっているのが大リーグで、アメリカン・リーグMVPのアーロン・ジャッジは1年に40億円ちかい報酬を得ると聞きました。

 

 フロリダ・マーリンズからニューヨーク・ヤンキースに移籍するマイク・スタントン。

 

 彼は(僕の記憶違いでなければ)10年で350億円で契約を結んだといいますが、サッカーとは異なりこれは契約解除金ではなく、純粋に選手の報酬とそこから代理人への手数料がひかれる形です。

 

 つまり、大リーグは基本、米国国内だけで商売をしているにもかかわらず、選手にこれだけの報酬を提示できるわけですから、Jリーグもヒントになること、あるように感じます。

 

 日本ではパ・リーグが「パ・リーグテレビ」というマスメディアを作成し、米国でも視聴可能と聞きました。

 

 ただ日本野球は大リーグのように、すべてのチームがまとまってリーグに商売を委託できない、それは親会社という独特の存在があるためのとこと。

 

 つまり巨人軍ならば読売新聞社、阪神タイガースならば阪神電鉄、東北楽天ならば楽天と、親会社の考えがまとまらない、つまり思惑があることが結束には程遠いというのです。

 

 Jリーグはリーグ優勝の分配金を2023年から見直し、J1優勝クラブにはもっと大きな賞金が支払われるといいます。

 

 川崎フロンターレは先日、ベトナムでクリニックを開いたといいますが、選手により高い報酬を支払える環境は、まだ野球と比べて完成されていない気がします。

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レオ・メッシ、来夏に米国へ移籍か

2022-11-29 13:57:11 | 日記

 レオ・メッシは2023年夏にパリ・サンジェルマンを退団し、米国に移籍すると囁かれています。

 

 MLSは欧州クラブとは異なり、降格制度を伴わないリーグ運営ということもあり、富豪が新規参入に食指を伸ばしていることでも知られています。

 

 大リーグやNBAは、移転という形で新しいチームを生み出してきましたが、MLSは異なる方法で新クラブを生み出しています。

 

 (大リーグ ワシントン・ナショナルズの前身はモントリオール、エキスポズ)

 (NBA ロスアンゼルス・レイカーズの前身は、ミネアポリス・レイカーズ)

 

 ブラジル代表のカカ、イングランド代表スティーブン・ジェラード、アイルランド代表ロビー・キーンも晩年はMLSn言在籍したことはよく知られています。

 

 またリーグ発足後間もないころは、ニューヨーク・ニュージャージー・メトロスターズには、ドイツ代表のロタール・マテウスが移籍しましたね。

 

 MLSはデイビット・ベッカムがオーナーとして出資しているように、サッカーを引退した人物も引き付ける「何かが」あるんですね。

 

 MLSが欧州や中米で積極的に販促活動をしているようにも思えませんが、欧州クラブが夏のツアー先として選ぶことが多いことは、それだけファンの開拓が可能ということでしょうか。

 

 レオ・メッシという偉大な選手の移籍は、リーグ全体に大きく波及効果があるでしょうし、ロナウドがサウジアラビアに行くという話もありますが、これは実現しないように感じます。

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選手の名声は乱高下

2022-11-28 21:45:33 | 日記

 日本代表がドイツ代表に勝利したことは、何も優勝4回を誇る伝統国だからというわけではないですよ。

 

 ここには大きな価値が隠れているためです。

 

 理由1・0-1からの逆転勝利であること

 理由2・これまで日本代表がワールドカップで勝利した欧州の国は、ロシア代表やデンマーク代表など、第2集団である

 理由3・11人対11人で勝利したことは、2010年南アフリカワールドカップ、デンマーク戦まで遡る

 理由4・2018年ロシアワールドカップ、コロンビア代表戦は彼らに退場者がおり、11人対11人ではどうなったか

 

 という4点を見直すべきでしょう。

 

 つまりドイツ代表に勝利したことは、交代枠はともかく11人対11人のサッカーで勝利した、しかも逆転勝利という点が大きかったわけです。

 

 サッカーは難しいもので、仮にワールドカップで優勝してもUEFAチャンピオンズ・リーグで勝てなければ批判されます。

 

 またチャンピオンズ・リーグや在籍クラブで調子が良くとも、代表ではレオ・メッシのようにあがく選手もいます。

 

 これが野球ならば、ペナントレースで優勝する、ワールドシリーズで勝利すれば選手もファンも大喜び、という形なのですが、サッカーは常に複数のコンペティションで成立しています。

 

 選手の評判はまるで株価のように乱高下するわけです。

 

 日本代表が勝利すれば、その名声は一気に回復し英雄扱いになるのですが。

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日本代表、スペイン戦は勝利が必須

2022-11-28 21:27:38 | 日記

 各国2試合を消化したグループE。

 

 首位は勝ち点4のスペイン代表、2位は勝ち点差で日本代表のわけですが、これだけを見てもコスタリカ代表との一戦を落とした事のきつさがわかります。

 

 ドイツ代表が2試合を終えて勝ち点1というのも予想外でした。

 

 しかしグループEが醸し出す混沌とした空気の要因は、明らかに日本代表が自分たちで生み出してしまったものですよね。

 

 コスタリカ代表が仮にドイツ代表に引き分けたならば勝ち点は4,仮に勝利すれば勝ち点は6となります。

 

 ドイツ代表はコスタリカ代表に勝利しても勝ち点は4にしかなりませんが、日本代表はスペイン代表にドローであれば勝ち点は4,敗れれば勝ち点は3とどのみち苦しいわけです。

 

 逆に言えば日本代表は

 

 スペイン代表に勝利すること

 勝ち点6で16強へ進出

 しかも勝ち点6ならば首位通過である

 

 という算段は成立しますが、正直厳しいですよね。

 

 目標と戦い方が至極明確になった、という点は良いと思いますが、先発選手11名をどうするかも気がかりです。

 

 もし僕が森保一日本代表監督ならば

 

 布陣は4-2-3-1を採用し、スペイン代表の4-3-3に対し中盤で数的優位を保つ

 GKはシュミット・ダニエル、センターバックは板倉と谷口で構成する

 1トップは前田大然を起用し、左翼で三笘薫を先発させる。当然右翼は伊東純也

 後半、ラッキーボーイになることを期待して、湘南ベルマーレから招集の町野を起用

 もし1点でもリードできたならば、4-2-3-1を4-4-1-1にし、ボールを自陣で回しながらカウンター

 

 という形を目指すと思いますが、現実はどうなるでしょうか。

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改めて思うドイツ戦の勝利

2022-11-28 21:20:04 | 日記

 ホスト国であるカタール代表は既に2敗で勝ち点はゼロ。

 

 このままでは勝利はおろか引き分けすら難しい状況ですが、現地ファンはそう悲観してはいない様子です。

 

 カタール・リーグには柏レイソルからケニア代表のオルンガを獲得したアル・ドハイルを軸に、アル・ラーヤン、アル・サッドにアル・がラファなどが知られています。

 

 カタール代表の選手たちは隣国のサウジアラビア代表と同様に、招集選手26名すべてが国内でプレイしており、海外選手との接点が保てなかったことも、勝ち点を得られていない理由かもしれません。

 

 ただ、皮肉にも日本代表もカタール代表を笑うことが出来ない状況だったかもしれません。

 

 ドイツ代表に勝利したことは、ある意味必然ではありませんでした。

 

 ドイツ代表が前半で2得点、3得点を得る機会はあったと思いますし、昨日のコスタリカ代表にも敗れたわけですから、2試合終えて勝ち点ゼロだった可能性は、実は日本もおおいにありえたわけです。

 

 つまり、ドイツ代表に勝利したことの大きさが、逆説的に昨日の敗戦で大きくなったというわけです。

 

 主力の多くがブンデスリーガを軸に欧州で研鑽を積んでいる

 Jリーグにも韓国、オーストラリア、ブラジルだけでなくスペインやポーランド、デンマークなど欧州からも移籍先として求められている

 1998年からワールドカップの出場を逃していない

 

 事を考慮すれば、仮に2試合で勝ち点ゼロだったならば、多くの失望が日本国内だけでなく、世界的に起こりえたのではないでしょうか。

 

 

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