初めてのヨーロッパ旅行がタイトルの「ロマンティック街道、スイスアルプス、パリ10」でした。
それだけに感激したことを昨日のように覚えております。
まず、到着したのがドイツのフランクフルトでしたが、フランクフルトという名前は聞いたことがありましたが、自分がそこに立っていることが不思議でした。
その前に、話が戻って恐縮ですが、成田空港からシベリアを経由して飛行機が飛んだと思うのですが、到着までの時間の長さとロシアの上空から見た一面の白い大地、そして、ドイツに近づいて見えた赤い屋根と緑、すべてが新鮮で感激したものです。
まぁ、今、冷静に考えれば、どちらの感慨も自分が初体験で、興奮していたと言うことでしょうか?
このツアーには平成4年の参加となっていますから、今から16年くらい前のことになります。
ところで、タイトルのロマンティック街道ですが、ドイツのヴュルツブルクからフュッセンまでの366キロの街道ルートであるとされていますが、こういう名の街道が存在するということではないようです。
ロマンティック街道といわれているのは、バイエルン州の西端を北から南に連なるルートで、ドイツの観光コースの一つになっているようです。
また、「ロマンティック街道」という名称は、「ローマへの巡礼の道」の意味とされており、もともとローマ人がローマへの道路網として作った街道のようで、いわゆるロマンやロマンスというような意味ではないようです。
このロマンといいますと、夢や冒険をイメージしますし、ロマンスといいますと、ロマンスカー、ロマンスグレーなどという言葉を思い出します。
話を元に戻していただいて、ロマンティック街道は、そのルートに中世都市(ローテンブルク、ディンケルスビュールなど)や美しい城(ノイシュバンシュタイン城など)、宗教建築物(ヴュルツブルクの大司教館など)などが点在し、ワインやドナウ川のマス料理などとともに豊かな観光資源を形成している「街道」ということだ思います。
小生の感じは、メルヘン街道という名の方が相応しいと思っていますが、ドイツにはメルヘン街道というコースがあるそうで、そこにも行ってみたいですね。
さて、ロマンティック街道の入口の話が長くなってしまいましたが、今日はこの辺で、失礼いたします。